レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

改作BADEND14「頑固なもとめ」

2009-04-30 16:00:36 | 小説
改作BADEND14「頑固なもとめ」

 改作「もとめVS木太郎」に続きます。

 「もとめ、木太郎くんは相手が悪いわよ。
今のうち、謝っておきなさい」と
 もとこが言うと、
 「何でよ、絶対、このクソガキには謝らない。
姉さん、黙っていてよ」と
 もとめは完全に熱くなってしまった。
 「そう、じゃあ、また、木太郎くんから、
みんないいわね」と
 もとこが言うと、みんなうなづく。
 「クソガキの木太郎です。
ゲリラ、はい、整形美人のもとめ先生」と
 木太郎は言ってはいけないことを言うが、
もとめは本当は整形してないので、
その意味がわからないので自分に都合よく解釈して
 「あらあら、お褒めいただきありがとう、
キモ男さん、えー、リスト、これOKよね」と
 もとめはリセットされた前の同じ言葉を言う。
 「同じことになるのでそれはやめておけばいいのになあ」と
 おちたがつぶやく。
 「天下の三人衆の一人です。光栄です。
スリム、いつまでスリムが持つかな、もとめ先生」
 「そうね。リコウ、
オウム返しの木太郎くん」と
 もとめはまた挑発する。
 「さすが、少しは利口になったな。
もとめ先生、では、オウム返し行きます。
コリス、はい、
207号室行きでリストカットはやめましょう、
もとめ先生」と
 木太郎はおそろしいことを言う。
 「何、リストカットだと、
死ぬときは道連れだ。
えー、リクツ、
はい、理屈っぽい木太郎くん」
 「それを言うなら理論的って言ってくださいね。
はい、クリア、
頭もクリアだったら良かったもとめ先生」
 「だから、木太郎を相手にしない方がいいのに」と
 おちたはまたつぶやく。
 「10,9,8,7,6.5,4,3」
 「リリリリリ、このクソガキ」と
 もとめは負けた悔しさで木太郎をぶんなぐろうとしたが、
木太郎が寸前でかわしたので、
その勢いでもとめは床に後頭部から落ちた。

 ほぼ即死だった。

(終)


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