レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第二章14

2011-01-19 23:35:09 | 小説
第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第二章14

「みんなに、
パー柿あげたらどうなるかな?」
パティがいたずらっポイ目でそう冗談を言うと、
「バカか!
全員殺されるぞ!」
ラーメンがそう言って本気で怒った。
「冗談だってば」
それを聞いていたのか、
「ねえ、そこにいるチビちゃん、
お菓子もってない」
巨大女は、
ずうずうしくパティを見ながらそう言った。
「あんた!
ダメよ。
こっちいきましょう」
肺女が巨大女をひっぱるように連れていった。
「まいったわよねえ。
変な誰かさんが変なもの作るから。
もし、
あんたたち、
デーブドウ持っていたら、
燃やしてくれる。
アレ失敗作だから」
青みかん女が、
パティに向かってそう言った。
「僕持ってないけど、
食べたかったなあ。 
あんなに大きくなったら、
パー柿いらないもんね。
もう、ないの?」
パティが、
冗談半分でそう言うと、
「ないわよ。
見つけた範囲では全部燃やしたけどね。
あれは危険な食べ物だから。
パー柿だって、そうよ。
悪い奴が使ったら、
大変なのよ。
今はここにはないからね」
「僕たちは、
悪いやつらを倒すために持ってるから大丈夫だよ」
「うーん?
なら、
いいけど、気をつけなさいな」
「で、
あんたたちに聞きたいことあるんだけど?」
パティと青みかん女がそんな話しをしていると、
柿女が横から割り込んできたのだった。
(続く)


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