レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

「トイレ女外伝、トイレ女VSアホの龍之介」改3ほ!作

2011-01-28 15:11:11 | 小説
「トイレ女外伝、トイレ女VSアホの龍之介」改3ほ!作

*特別下品週間2?





トイレ女が飲んだのは、
ただの栄養ドリンクだったが、
また、
腹が痛くなった。
男の方は一本飲み終えると、
「もう一本いく?
アレ、
あんた、まだ全部飲んでないの」
と言って、
自分はもう一本飲み干した。
トイレ女は必死で耐えた。
さすがのトイレ女も、
この男だけは相手にできない、
とあきらめることにした。
そこで、
早く帰ってくれ、
と言おう思ったが、
それを言ったら
負けを認めることになりそうなので、
プライドの高い、
トイレ女はじっと我慢していた。
そうして、
じっと我慢していると、
また、
腹痛が襲ってきた。
すると、
龍之介は時計を見て
「もう10時だな」
と、
立ち上がったので、
トイレ女は、
男が自分から帰るのだと思い、しめた
と思った。
しかし、
その男はまたまたずうずうしくも、
「デカいテレビだな。
ちょっとTVをつけるぞ。
毎回見てるドラマがこれから始まるんだ、
うっかり見逃すとこだったぞ」
と言って、
ソファーに寝ころぶと、
テーブルの上のリモコンを手に取ると、
それを慣れた手つきで操作して、
テレビをつけて、
ドラマを勝手に見始めた。
実は、
トイレ女はずっと我慢していたのだったが、
男が立ち上がったとき、
てっきりこれで帰る、
と思い込んで油断してしまい、
少しだけチビってしまったのだったが、
男はまだ気づいていなかったようで、
トイレ女は少しだけ安心した。
しかし、
その後は、
苦しかった。
痛かった。
それにニオイで、
バレるのではないか
と不安にもなった。
こんなに辛く、苦しいのは、
トイレ女にとっては生まれてはじめてだった。
龍之介は、
テレビを見て、
笑ったり、
泣いたり、
たまに、
トイレ女の方を見ては、
「このドラマいいだろう」
と言っては、、
悪魔のような表情で笑ったのだった。
(続く)
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