新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「6人目?のミカエル」
「木太郎さん、大変だす」
「なんだよ、おおげさな」
あおむは、木太郎の言葉を無視して、
チャックを上げて、素早く剣をとる。
「何だよ。
オタクが黒幕だったのか。
なんて、
冗談はよせよ。
今しまうから、それから用件を話せ」
「早くしまうだす。
ミカエルがまた現れただす。
木太郎さんは僕の後で剣を構えるだす」
あおむがそう言うと、
木太郎は慌てて、
ズボンのチャックをしめようとして、
アレを挟んでしまい、
「いてて」
と言って、
その場でコケてしまった。
「もう、
何、マヌケなことやってるだすか。
早くやるだすよ、
エイタさーん、
いつきさーん、
大変だーす。
ミカエルが来ただすよ。
どっちか一人だけ、
応援に来てくれだす」
あおむが大声を張り上げた。
「何だ!」
「見ろ! あそこにミカエルが」
「どっちが応援に行く?」
「うーん、
ここは俺が見張るから、
いつき、あおむの後で援護してくれ。
木太郎、何でコケてるんだ」
エイタが首を傾げながら、
そう言うと、
「了解、ここは任せる」
いつきが、剣をとって、
あおむの方に向かって走って行った。
(続く)
「木太郎さん、大変だす」
「なんだよ、おおげさな」
あおむは、木太郎の言葉を無視して、
チャックを上げて、素早く剣をとる。
「何だよ。
オタクが黒幕だったのか。
なんて、
冗談はよせよ。
今しまうから、それから用件を話せ」
「早くしまうだす。
ミカエルがまた現れただす。
木太郎さんは僕の後で剣を構えるだす」
あおむがそう言うと、
木太郎は慌てて、
ズボンのチャックをしめようとして、
アレを挟んでしまい、
「いてて」
と言って、
その場でコケてしまった。
「もう、
何、マヌケなことやってるだすか。
早くやるだすよ、
エイタさーん、
いつきさーん、
大変だーす。
ミカエルが来ただすよ。
どっちか一人だけ、
応援に来てくれだす」
あおむが大声を張り上げた。
「何だ!」
「見ろ! あそこにミカエルが」
「どっちが応援に行く?」
「うーん、
ここは俺が見張るから、
いつき、あおむの後で援護してくれ。
木太郎、何でコケてるんだ」
エイタが首を傾げながら、
そう言うと、
「了解、ここは任せる」
いつきが、剣をとって、
あおむの方に向かって走って行った。
(続く)