レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

本編リメイク「ミカエルの不思議な仮面」

2011-01-30 02:12:06 | 小説

本編リメイク「ミカエルの不思議な仮面」

「うん?
いつもの仮面とは少し色も感じも違うだすし、
生首はないだすよ。
僕の見間違えだすかな」
あおむは
いつきが見ている方向を見て、そう言った。
「たしかに、
生首らしきものは見えない」
エイタも同意見だった。
「それが罠かもよ」
と言って、 
木太郎はその場を動かなかった。
「うーん?
無視するべきか。
確認するべきか?」
エイタがぶつぶつ言うと、
「俺はエイタに任せる」
いつきは何故かあっさり言った。
「僕はだすなあ。
そうだすなあ」
あおむは迷っているようだった。
「無視だって!
仮面だけなんておかしいだろ!
仮面が電波の中継地点になっているんだよ」
木太郎は一人その仮面に近づくのを、
反対した。
「だすが、
そうだすなら、
破壊すれば、
電波を遮ることができるんじゃないだすかな。
違うだすかな」
「バカヤロー!
ここまで来て、
その先への電波を遮断しても意味ないだろう」
木太郎はあおむの言葉にそう怒鳴って、
あおむのおでこを叩いた。
「痛いだすのに...」
「待て!
その先? まさか?」
エイタが
何かに気づいたようだった。
(続く)



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