改作BADEND8「変な仮面3」
改作BADEND8「変な仮面2」に続きます。
「木太郎くん、
あの仮面本当にトイレにあったの」
もとこはしつこく訊く。
「僕は本当にウンコはしてないですよ」と
木太郎は違う疑いをかけられていると
思ってそう答える。
「そう」と
もとこは考え込む。
「ということは、オオシマが」
「先生、オオシマさんがどうしたんですか」と
おちたが訊いた瞬間、
もとめの顔は青ざめていた。
おちたが振り返ると、
そこには斧を持ったオオシマが立っていた。
「やめなさい。オオシマ」と
もとこは言うが、
オオシマはもとめに近寄る。
もとめはその瞬間逃げたが、
オオシマはもとめを追いかける。
そして、玄関から外へ出たもとめの後を
オオシマは追っていった。
「先生、どうなってるんですか」
「木太郎くん、あの仮面は憎しみの仮面というのよ、
あの仮面を一度被ると、
憎い人間を殺すまで我には返らないの」と
もとこは冷静に言ったように見えたが、
アスカと永久にはもとこの目は笑っているように見えた。
その後、2階のアユメの部屋で
アユメの惨殺死体とヒトメの自殺した死体が、
そして、屋敷の近くの原っぱでは、
同じく惨殺されたもとめと自殺したオオシマの死体が、
それぞれ発見された。
(終)
改作BADEND8「変な仮面2」に続きます。
「木太郎くん、
あの仮面本当にトイレにあったの」
もとこはしつこく訊く。
「僕は本当にウンコはしてないですよ」と
木太郎は違う疑いをかけられていると
思ってそう答える。
「そう」と
もとこは考え込む。
「ということは、オオシマが」
「先生、オオシマさんがどうしたんですか」と
おちたが訊いた瞬間、
もとめの顔は青ざめていた。
おちたが振り返ると、
そこには斧を持ったオオシマが立っていた。
「やめなさい。オオシマ」と
もとこは言うが、
オオシマはもとめに近寄る。
もとめはその瞬間逃げたが、
オオシマはもとめを追いかける。
そして、玄関から外へ出たもとめの後を
オオシマは追っていった。
「先生、どうなってるんですか」
「木太郎くん、あの仮面は憎しみの仮面というのよ、
あの仮面を一度被ると、
憎い人間を殺すまで我には返らないの」と
もとこは冷静に言ったように見えたが、
アスカと永久にはもとこの目は笑っているように見えた。
その後、2階のアユメの部屋で
アユメの惨殺死体とヒトメの自殺した死体が、
そして、屋敷の近くの原っぱでは、
同じく惨殺されたもとめと自殺したオオシマの死体が、
それぞれ発見された。
(終)