レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

「そして3人しかいなくなった?」44

2011-01-13 05:31:37 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」44

「あのー、
どっちから指差した方がいいんですか?」
タケは既に選び終わったのか、
みつるの方を見て、
そう訊いた。
みつるはしばらく考えると、
「変な顔の方から教えてよ」
と言った。
タケは、
何故かほっとしたような顔をすると、
男一人、
女二人を指差したが、
みつるを除く、
たけるとマルナは、
びっくりしたような顔でタケの方を見た。
「冗談はダメよ!」
ます、
マルナがそう言った。
「俺たち本当に3人だけだから、
気を遣わなくていいんだぞ」
今度はたけるがそう言った。
しかし、
タケは不思議そうな顔で、
「何故、
そんなことを言うですか」
と少しムキになって言ってから、
マルナとたけるの顔を見た。
すると、
みつるが、
「二人とも、
まだ、
本当にわかってなかったのかよ!」
と笑いながら、、
「今タケさんが指差した顔と、
タケさんの顔を良く見比べてみれば、
わかるだろう」
と言って、
マルナとたけるの方を見たのだった。
(続く)
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