新「ミケーレの蒼き仮面」217
第一話は下記から始まります。
新「ミケーレの蒼き仮面」
タコチュはラーメンにまた同じことを訊かれると、
「ここはここですよ。
海王様ともあろうものが本当にわからないんですか?」
と自分もまた似たように言い返した。
「だから、
ここじゃわからんって言ってるだろうが!」
ラーメンはまたタコチュを怒鳴るが、
「ですから、ここです!」
タコチュは頑固にもこことしか言わない。
「あの鬼神さん、
まさか、ここって、ここなの?」
パティがそう訊くと、
「はい。
そのとおりです。
海王様! 家来の方はわかってますよ」
と
タコチュが焦れったそうに、
ラーメンの方を向いてそう言った。
「パティ、どういうことだ!」
ラーメンが不機嫌そうに言うと、
「ラーメン、だから、ここはここだよ」
パティはそう言って笑う。
「えー? 何言ってだ!」
「まさか、ここ?」
今度は、
アニーが気づいたのかそう言うと、
パティはにやっと笑って黙って頷く。
「何だ?
二人ともわかったのか?
で、ここはどこだ」
ラーメンはいらついたように訊く。
「ここ!だよ! ここ!」
「あー?」
ラーメンはそれでもわからないようだったので、
「ここは、
ここ
っていう場所だよ!
鈍いな。
ラーメンも」
今度はアニーが焦れったそうにそう言った。
(続く)
第一話は下記から始まります。
新「ミケーレの蒼き仮面」
タコチュはラーメンにまた同じことを訊かれると、
「ここはここですよ。
海王様ともあろうものが本当にわからないんですか?」
と自分もまた似たように言い返した。
「だから、
ここじゃわからんって言ってるだろうが!」
ラーメンはまたタコチュを怒鳴るが、
「ですから、ここです!」
タコチュは頑固にもこことしか言わない。
「あの鬼神さん、
まさか、ここって、ここなの?」
パティがそう訊くと、
「はい。
そのとおりです。
海王様! 家来の方はわかってますよ」
と
タコチュが焦れったそうに、
ラーメンの方を向いてそう言った。
「パティ、どういうことだ!」
ラーメンが不機嫌そうに言うと、
「ラーメン、だから、ここはここだよ」
パティはそう言って笑う。
「えー? 何言ってだ!」
「まさか、ここ?」
今度は、
アニーが気づいたのかそう言うと、
パティはにやっと笑って黙って頷く。
「何だ?
二人ともわかったのか?
で、ここはどこだ」
ラーメンはいらついたように訊く。
「ここ!だよ! ここ!」
「あー?」
ラーメンはそれでもわからないようだったので、
「ここは、
ここ
っていう場所だよ!
鈍いな。
ラーメンも」
今度はアニーが焦れったそうにそう言った。
(続く)