レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ「サヤと人首酒編4」

2010-09-02 23:08:26 | 小説
新第3弾ゾンビ「サヤと人首酒編4」

途中までグーさん以外に保管してます。
 新第3弾ゾンビ「キモ男三人衆、イケメン、美少女、秀才、そして?残るのは誰?」


サヤは話しを続けた。
 「まず、しつこいようですが、
真カミサン伝説
となりうる条件を説明させていただきます。
 すなわち、
 1,カミサンをどれだけ信用している
 か、祈りの内容をカミサンが認めるか
 で、祈りの実現と内容をカミサンが決
 める。
 2,邪心を持って、カミサンを信じて
 祈るとバチが当たる。
 3,バチの実現及び内容はカミサンが
 決める。
 4,カミサンを信用しない人間がいく
 らカミサンに祈っても祈りは実現しな
 い。
 5,カミサンをバカにしたものについ
 てもバチがあたる。
 という5つの条件を満たすものこそ、
 真カミサン伝説であると、
私は考えます」
 「もう本当くどいなあ」
と、
 みはるがつぶやくと、
 何故かひさめがみはるを睨む。
 「えー、大事な話なんで、
くどいですけど、聴いてください。
 で、
私が先ほどお話したように
私が疑問に思っているのは、
 以上の条件のうち、
 どの条件を、
 あるいは、
 複数の条件を充たしているのが、
 カミサン伝説
と認定しうるのかということです。
 例えば、
 23番目のカミサン伝説だ
と高名な某教授が主張した「食通の像」偏は、
 先ほどお話ししたいずれの条件をも
充たしていませんので、
 結局、高名な某教授が、
実際にあった行方不明事件を元に、
 いろいろと主張されたにもかかわらず、
23番目のカミサン伝説
とは認定されませんでした」
 「ちょっと、
 その説明はおかしいだすよ」
 たまおが、
 早速、
 サヤの説明の欠点を見つけて口を挟む。
 「あのー、
 ルールですから、
 批判質問等は最後にお願いできますか」
 サヤは、
 たまおが早速自分の話しの欠点に気づいたので、
 たまおの鋭さに驚くと共に、
 少し動揺して、
 もとめの方を見た。
 半分くらいしか信用していなかった
 ふうたとたまおが凄くキレるという、
 賢明の話しが本当かもしれない
とこのとき思ったからだった。
 もとめは、
 「そうねえ。
 全部話しをしてから、
 後で質問する
というのが本来のルールだったわよねえ?
 でも、
 私は、
 今たまおくんが指摘したことは重要だし、
 サヤさんが理解してわざと話したかどうか、
 私は気になるわ。
 みなさん、
 というより、
 リーダーのネネさん判定してください」
と言う。
 すると、
 ネネは、
 「私もたまおくんと同じ疑問を持ちました。
 ただ、
 最初のルールでは、
 質問は一回だけ、
 最後にということですから、
 サヤが承諾しない限りルールは守った方がいい
と思います」
と、
 サヤが
質問に対する回答を拒みにくいような意見を言った。
 「たまおもルールを知っていて、
 わざと質問するところはさすがだけど、
 それ以上なのは、
 ネネちゃんの言い回しだな。
 これで、
 サヤちゃんはいきなり躓いたぞ」
と、
 ふうたはたまおの耳元でそっと囁いた。
(続く)  




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