新サクラナ外伝「タマキと迷うサクラナ」
第一話は下記から始まります。
新「サクラナ外伝」「プロローグ」
グーさん以外ですが、
以下に最初の方があります。
新「サクラナ外伝」「プロローグ」
「また、あの話しなんでしょ!
しつこいわね。
あれはなし!
3人でがんばるから、ほら!
左手もこんな感じ、どーう?
後はこの左足よ。
実はね。
まだ、無理するなって、
あの二人に言われてるから、
秘密なんだけど、
今、こっそり、
深夜、店に行って練習してるのよ。
どうにか店に出られないかって」
あおむから話しを聴いたタマキは、
サクラナの明るい表情を見て、
話しを切りだしにくくなった。
「あー、そう。
で、
二人だけであの店大丈夫なの?」
「あおくんねえ。
結構、がんばってるから、
だいぶ売り上げも上がってきたのよ。
ほとんど毎日予約も入るようになったみたいだしね。
さっきも話したけど、
あたしもだいぶ練習したから、
不自由な左足とかなり自由に動く左手で、
どうにかなりそうなの。
まあ、実際、
店に出てみないことにはわからないけどね。
でも、
二人がまだ店に出るのは許してくれないのよ。
そうだ!
あんたの頼み断ったのに悪いんだけど、
タマキから頼んでくれない。
ねえ、
あたしが店に出られるようになったら、
あんたの頼みも考えるからさあ。
どーう?」
サクラナの言葉を聞いて、
タマキなりに考えた。
「じゃあ、
こういうのは、
週3日、
あたしとサクラナが店に出る。
残りの3日は、
あおくんとウメナで、
どうかなあ?
多分、
それなら、
サクラナが店に出ても、
あたしがフォローできるから、
あの二人も止めないわよ。
あおくんだって、
病気があるんだから、
毎日じゃ、
かわいそうでしょ!」
「タマキもずるいわねえ。
人の弱みにつけ込んで。
それじゃあ、
あんたの頼みきいたの
と余り変わりがないじゃない。
うーん...」
あおむの病状が進行していることに
気づいていないサクラナは、
タマキが自分の都合だけで
そう言っていると思って、
少し考えた。
(続く)
第一話は下記から始まります。
新「サクラナ外伝」「プロローグ」
グーさん以外ですが、
以下に最初の方があります。
新「サクラナ外伝」「プロローグ」
「また、あの話しなんでしょ!
しつこいわね。
あれはなし!
3人でがんばるから、ほら!
左手もこんな感じ、どーう?
後はこの左足よ。
実はね。
まだ、無理するなって、
あの二人に言われてるから、
秘密なんだけど、
今、こっそり、
深夜、店に行って練習してるのよ。
どうにか店に出られないかって」
あおむから話しを聴いたタマキは、
サクラナの明るい表情を見て、
話しを切りだしにくくなった。
「あー、そう。
で、
二人だけであの店大丈夫なの?」
「あおくんねえ。
結構、がんばってるから、
だいぶ売り上げも上がってきたのよ。
ほとんど毎日予約も入るようになったみたいだしね。
さっきも話したけど、
あたしもだいぶ練習したから、
不自由な左足とかなり自由に動く左手で、
どうにかなりそうなの。
まあ、実際、
店に出てみないことにはわからないけどね。
でも、
二人がまだ店に出るのは許してくれないのよ。
そうだ!
あんたの頼み断ったのに悪いんだけど、
タマキから頼んでくれない。
ねえ、
あたしが店に出られるようになったら、
あんたの頼みも考えるからさあ。
どーう?」
サクラナの言葉を聞いて、
タマキなりに考えた。
「じゃあ、
こういうのは、
週3日、
あたしとサクラナが店に出る。
残りの3日は、
あおくんとウメナで、
どうかなあ?
多分、
それなら、
サクラナが店に出ても、
あたしがフォローできるから、
あの二人も止めないわよ。
あおくんだって、
病気があるんだから、
毎日じゃ、
かわいそうでしょ!」
「タマキもずるいわねえ。
人の弱みにつけ込んで。
それじゃあ、
あんたの頼みきいたの
と余り変わりがないじゃない。
うーん...」
あおむの病状が進行していることに
気づいていないサクラナは、
タマキが自分の都合だけで
そう言っていると思って、
少し考えた。
(続く)