偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」53 2011-01-23 00:06:23 | 小説 偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」53 「豆野くんでしょう。 何か貫禄でたわねえ」 「えーと?」 「忘れたの? 高校の同級生だったケイコよ」 「あー、あの優等生だった? ずいぶん変わったねえ」 「相変わらず、 口が悪いと言うか。 失礼ねえ。 でも、 豆野くんの方が全然優秀だったでしょう。 あー、 それもイヤミかあ」 「違うって。 俺はまだ助手なんだ」 「そうなの? でも、 いずれは偉くなるんでしょう?」 「それは君次第かな?」 「えっ?」 ケイコは、 にやりと笑った豆野を怪訝な表情で見たのだった。(続く) #小説 « 新本編「キモ男3人衆、イケ... | トップ | ダミー「見せてください」6... »
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