レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第?弾もとこもとめ伝説「露店風呂の扉」 

2011-01-30 23:01:03 | 小説
新第?弾もとこもとめ伝説「露店風呂の扉」 


「おー、扉は簡単に開いただすな。
だすが、もとえ先生、
誰か入ってるみたいな感じだすなあ」
「だから、私が先に入るのよ。
みんなはここで待っていなさい」
もとえが、
そう言って扉を開けると中に入る。


「キャー大きな熊が来た」
「私よ、もとえよ」
「うしろ、先生」
龍之介が笑って立っている。
「あんた、何でついて来たのよ」
「おー、あおむ先生はどこだ?」
「だから、
私が先に入るから待つように言ったでしょう」
「あー、よく聞いたなかったなあ。
えへへ」
「もう、ここは女風呂みたいだから、
ちょっと戻って、
あおむ先生に伝えてきなさい」
「うん」
「相変わらずアホね」

ソラがぼそっと言う。
「でも、何で、そんなところから出てきたんですか」
と、
アリハが言うと、
「話すと長いから、
それに、
あのアホが、
また来るかもしれないから、
早く出て着替えなさい」
「ひゃー、また、来るの」
アリハたちは慌てて湯船から出ると、
更衣室へ行った。
もとえは、
今来たところを戻ろうとしたら、
案の定、
龍之介がもう来ていた。
「何分待てばいいだすかと、
あおむ先生が言ってぞ」
「今行くから、ついてきなさい」
「うん」
(続く)


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