レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ「ネネに合図とみはるの覚悟」

2013-05-22 23:38:47 | 小説

新第3弾ゾンビ「ネネに合図とみはるの覚悟」


 たまおは、
 なかなかみはるが指示した言葉を言い出さなかったので、
 ネネの方をちらっと見て、
 ひさめには見えないように、
 みはるを庇って欲しいというような仕草を右手でした。
 ネネは勘がいいので、
 たまおは何か考えていると気づき、
 「みはる、ありがとう」
と礼を言うフリをして、
 ひさめを背にして、
 みはるの前に立った。
 みはるはそのときネネなら大丈夫だと思い、
 まだ、怖かったが、
 「ひさめは化粧や仕草で可愛くみえるけど、
 ネネはすっぴんでも綺麗だし、
スタイルもひさめもよりいいから、
 ひさめに何かあっても、
 タイプを変えればいけると僕も御もったんだよ」
と、
 たまおの指示では僕もという言葉は入ってなかったのだが、
やはり、まだ、怖いので、
 つい、入れてしまったのだったが、
 たまおの想定どおり、
 永久が、
 フォローのつもりで、
 「どっちも綺麗だよ」
とだけ言ったので、
 ひさめの表情が変わり、
 「みはる!
 それって、化粧をしなかったら、
私の方がブスってこと!」
と、
 思わず、
 みはるに八つ当たりしたので、
 みはるは覚悟を決めて、
 「ブスだとは言ってないぞ!
 ただ、すっぴんならネネの方が綺麗だと言っただけなんだ」
と、
 今度はたまおの言うとおりに言い返したのだった。


(続く)



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