「そして3人しかいなくなった?」34
たけるの一言で開き直れたのか、
「それしかないな!
そうすると、
まず、食料と水の確保だな」
と
みつるがそう言った。
「まず、それだな。
当分は、
コンビニであるもので充分だろうが、
やがては、
自分たちで作らないといけないかもな」
たけるがそんなことを言うと、
「じゃあ、
菜園がある家を探して、
そこに移り住む?」
と
マルナもその気になって、
そんなことを言いだした。
「そうだな。
まずは、水と食料の確保。
それから、次は風呂かな」
「ドラム缶風呂でも作るか?
燃やすものなら、
山ほどあるからな」
みつるの言葉に
たけるがそんなことを言い出すと、
「どうやって?」
と、
マルナが首を傾げる
「うーん?
本屋で作り方が書いてある本を探すか?」
みつるが真剣に言うと、
「ああ、
こういう時ネットがあればねえ」
マルナも本気で話す。
「とにかく、
無人島に来たと思って開き直って、
仲良くやろうぜ!」
たけるが大声を出して、
右手を上にあげた。
「そうね」
「了解」
こうして、
3人だけの奇妙な生活が始まったのだった。
(続く)
たけるの一言で開き直れたのか、
「それしかないな!
そうすると、
まず、食料と水の確保だな」
と
みつるがそう言った。
「まず、それだな。
当分は、
コンビニであるもので充分だろうが、
やがては、
自分たちで作らないといけないかもな」
たけるがそんなことを言うと、
「じゃあ、
菜園がある家を探して、
そこに移り住む?」
と
マルナもその気になって、
そんなことを言いだした。
「そうだな。
まずは、水と食料の確保。
それから、次は風呂かな」
「ドラム缶風呂でも作るか?
燃やすものなら、
山ほどあるからな」
みつるの言葉に
たけるがそんなことを言い出すと、
「どうやって?」
と、
マルナが首を傾げる
「うーん?
本屋で作り方が書いてある本を探すか?」
みつるが真剣に言うと、
「ああ、
こういう時ネットがあればねえ」
マルナも本気で話す。
「とにかく、
無人島に来たと思って開き直って、
仲良くやろうぜ!」
たけるが大声を出して、
右手を上にあげた。
「そうね」
「了解」
こうして、
3人だけの奇妙な生活が始まったのだった。
(続く)