カミサン伝説18「幸運の像編52」
「うーん、
何かこの像磨いたら、臭うだすよ」
「そうか。兄貴、
こっちは磨いたら、いい香りがしてきたぞ」
「こっちはインチキみたいだすな。
そっちが本物だすかなあ」
「兄貴、
でも、
こっちも全然艶がでないだよなあ」
「うーん、
インチキくさい像ばかりだすなあ」
「でも、磨いて変化があったのは、
マジメさんのと、今磨いている像だけだよなあ」
「僕のはただ臭いだけだすからなあ」
「でも、他の像は磨いても変化はなかったぞ」
「じゃあ、かおむ、
マジメさんと二人で祈るだすよ」
「兄貴もいるんだから、
3人で祈ったらいんじゃないか」
「だすが、これすごく臭くなってきただすよ。
もう我慢できないだすよ」
二人の会話にもかかわらず、
マジメは一生懸命、
艶のでた像に何か祈っていた。
(続く)
「うーん、
何かこの像磨いたら、臭うだすよ」
「そうか。兄貴、
こっちは磨いたら、いい香りがしてきたぞ」
「こっちはインチキみたいだすな。
そっちが本物だすかなあ」
「兄貴、
でも、
こっちも全然艶がでないだよなあ」
「うーん、
インチキくさい像ばかりだすなあ」
「でも、磨いて変化があったのは、
マジメさんのと、今磨いている像だけだよなあ」
「僕のはただ臭いだけだすからなあ」
「でも、他の像は磨いても変化はなかったぞ」
「じゃあ、かおむ、
マジメさんと二人で祈るだすよ」
「兄貴もいるんだから、
3人で祈ったらいんじゃないか」
「だすが、これすごく臭くなってきただすよ。
もう我慢できないだすよ」
二人の会話にもかかわらず、
マジメは一生懸命、
艶のでた像に何か祈っていた。
(続く)