レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

「そして3人しかいなくなった?」301及び302

2013-07-31 07:20:43 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」301及び302



 一方、
 リカたちは、
 移動を続けるうちに、 
 食料や飲料はまだまだあったが、
 街と思われる場所には移動せず、
 また、
 移動までの体感時間も短くなり、
 いっこうに、
 たけるたちと会うことがなかったので、
 だんだんと不安になっていたのだった。
 そんなとき、
 エミが、
 「ポンが次に何か起こるって...
 だいじょうぶかなあ。
 おねえちゃん、おにいちゃん」
と、
 不安そうな表情で言ったので、
 信長少年が、
 「なら、
 おにいちゃんたちに会えるさ」
と明るい表情で言って、
 エミの頭を撫でたとき、
4人が今までに体験したこともない大きな揺れが起きたのだった。


 「あっ!」
 「なんか、揺れてる地震か?」
 「もしかして」
 呑気そうに座って好きなものを飲み食いしながら待っていた、
 マルナたちの下の地面が少しだけ大きく揺れた後に、
 なんと、
 目の前に例のビルが突然現れたのだった。

(続く)



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