レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

真END「いつきの告白2」

2009-03-23 21:56:21 | 小説
真END「いつきの告白2」

 「その後くらいかなあ。
永久が別の場所で死んでいたんでびっくりして、
生米のたたりかと思って、
生米を埋めたところへ行ったら、
違う奴が埋められていたんで余計びっくりしたんだ。
そのとき、エイタがついてきたんだよな。
この時は正直脅迫者とホウセイがグルだと思ったし、
エイタも少し疑っていたんだ。
だから、全部本当のことは話さなかったんだ」
 「そうか、俺も疑われていたのか」
 「ごめん。
それから、美少年の話だがあれが人形だとは今も信じられない。
たしかに、目が悪いとは言え、
生きていたとしか思えない。
それから、アスカちゃんが棺にいただろう。
俺はあの時は本当に混乱した。
しかし、エイタにはあの時言わなかったけど、
アスカちゃんは俺に
エイタに聞こえないようにこう言ったんだ。
「私は死なない。いい、それだけ覚えておきなさい」
って。」
 「アスカさんがそんなこと行っただすか、
だすと、あの首のない死体は
アスカちゃんじゃないだすなあ。
ダミーが正しいのだすなあ」
 「アスカがいつきにそう言ったのか」
 ダミーが訊くと、いつきは頷く。
(続く)


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