Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

カッコイイ Papa Gordon & Mama Susan (*^。^*)

2014-10-06 21:18:39 | 私が応援している人たち
9月下旬に毎年恒例の ”Harvest Festival”(収穫祭)が開かれたので行ってみた。

その中のいくつかを動画で・・・・・。
click

ビールの試飲&コンテストとかもあって、$5 で色んな地ビールを楽しめる。
試飲と言ったって、結構量はあったようだったし・・・。テーブルとイスもあるのでじっくり味わえます。
好きにははずせないイベント

外では 『チリ試食&コンテスト』 『昔から現在のトラクターの展示』 『子牛の品評会』 とかもやってました。
去年は1日だけ行ったけど、
今年はちょっと違う!

実は、Papa Gordonの名前が入ったタイトルでこの地域初の蹄鉄工腕自慢大会が開かれました!
Papa Gordonは、今は引退しましたが現役時代は優秀な腕を持ったHorseshoer,(日本語で蹄鉄工、又は装蹄師)として有名だったそうです。当時はカリフォルニア在住でもあった為、お客さんにはハリウッドの著名人もいたようです。

蹄鉄工競技大会で優勝して頂いたトロフィー。実用的でいいですよね。
日本では、牛の蹄を切る『削蹄師』と言う仕事もあるのですが、ここらは肉牛が多く、みんな広い牧場で放牧さtれているので蹄もそんなに伸びないのか、それ専門の人っていないみたいですね。
乳牛のようにあまり外に出ない場合は人に頼まず、牧場の人たちで削ってるみたいです。

話は戻って・・・・
日本で装蹄師は何人くらいいるのか、調べてみましたが500人くらいしかいないようです。
サトレペパパにもそれを言ったらあまりに少ない事にびっくりしてました。
ま、日本で装蹄師さんが働く場所と言えば、競馬場・・・動物園・・・・乗馬センター・・・・って言う感じでしょうか?
アメリカ・・・・特に私が住んでいるここにはまだまだ沢山馬を飼ってる人がいますから、Horseshoer は絶対に必要です。

馬主がみずから蹄鉄を替える事は出来ないのか?
それは無理ですね。
機械で製造された蹄鉄もありますが、それをそのまま使える訳でなく、その馬に合った蹄鉄にするわけです。
蹄鉄の役割はとても大事で、体調まで左右されるわけです。蹄鉄を替えた事で故障のあった馬が元気になる!というわけです。
だから、競馬の馬もいい装蹄師に蹄鉄を作ってもらうといい走りをする、と言う事みたいですね

蹄鉄をはめなくちゃダメなのか?
駄目です。特に競走馬は必須です。
野生の馬の場合は、成長と共に蹄も出来てくるわけですが、競走馬はあれだけ若い時から走らされ、蹄の成長が間に合わないので蹄鉄をはかないと蹄が減ってしまい、足を痛める事になるからだそうです。


私は子供の頃から馬が好きだったけど、こう言う事を知ろうとしなかったなぁ、と蹄鉄の話を聞いてつくづく思いました。蹄鉄を作るのも、
既製の型から作るのかこれは、ドラフトホース・・・つまり 北海道のばんえい競馬で活躍する大きな馬・・・用です。

平らにのした鉄から作るのか
円筒型の鉄から作るのか

審査はそこから違います。
今回のルールはPapa Gordonが決めたものですが、既製の蹄鉄を使う人は ”Division I” のした鉄を使う人は”Division II” 円筒型を使う人は ”Division III” と分けられていました。もちろん、円筒の鉄を使う人はかなりのベテランです。

種目は
『馬の前足に蹄鉄をつける』 
『馬の後ろ足を見ただけでその馬にあう蹄鉄を作り上げる』 
『ドラフトホース用の蹄鉄作り』


時間は、どの鉄を使うかによって多少違いはあるものの、Papa Gordonにしては十分な時間を取ったつもりです。
なにしろ、Papa Gordon の蹄鉄作りのスピードと腕は並ではなかったようだから
一つの種目が終わるとその都度、審査をします。それまではPapa Gordonは私や、サトレペパパとおしゃべり・・。でも、Papa Gordonは審査する前から、もう誰がどんな蹄鉄作りの腕を持ってるか見極めてました。

タイムオーバーの合図が終わり、Papa Gordonの審査を固唾を飲んで見守る参加者たちです。

今回は、初の腕試し会で参加人数も7名でしたが、どの人も、Papa Gordon に是非審査してもらいたいと言う人ばかりで、説明を聞く様子は真剣そのものでした。

いやぁ、今回は Papa Gordon の連呼の記事となりました。
でも、Papa Gordon だけじゃない!
実は、Mama Susan もすごいのです。
愛犬、ボーダーコリーのTipper が、ハーディング(牧羊犬)トライアルで賞をもらいました。
手に持っているのがその賞です。ベルトのバックルなんです。拡大すると・・・
ガチョウと羊と牛のハーディングがありましたけど、Mama Susanはガチョウと羊・・・。
牛は万が一犬が怪我でもしたら大変だからと言う理由で参加しないそうです。
日本はドッグスポーツは若い人がやっているのが一般的に思えますけど、こちらでは仕事を引退した人とかが始めたりもするので、結構年配のアジラーが多いのに気づきます。
身体不自由な方もやってます。
いいですよね。年を取ってもこうやって楽しめるなんて!

Papa GordonもMama Susanも頑張ってます!
サトレペパパの両親は素晴らしいです

羊のハーディングは日本でもよくやってるので見る機会もあるでしょうけど、ガチョウは珍しくないですか?
最後にMama Susanのガチョウハーディングを動画で紹介しましょう。

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