Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

オレゴンの郊外に住むと言う事・・・・

2014-10-27 23:32:12 | USA事情
1ヶ月くらい前、数日間に、が5頭とラマが1頭クーガーに殺された、と言う話を聞きました。
我がの近所のです。
クーガーは、日本では”ピューマ” 
アメリカでは、ピューマよりもクーガー、マウンテンライオン、と言うのが一般的。
でも、ライオンやヒョウの仲間ではなく『ネコ科』 → 『ネコ亜科』だそうです。
ま、そう言われればに似てるかもね。

渡米前から、今度住む所には、色々な野生動物も住んでいるから、とは聞いていたのだけどいざ、マウンテンライオンが出没!と聞くとちょっと怖いもの見たさの気持ちも出たりして・・・。

で走ると、鹿は勿論、キツネ、あらいぐま、オポッサム、スカンク、コヨーテが道路を小走りに横切って行くのを何度か見たけれど・・・。

     参考写真です。

そのピューマの話を聞いた数日後に、うちからで数分の所に住んでいる女性が、庭に出た時に敷地内を流れてる小川のそばからピューマが彼女をじっと見て、襲う体制に入ったと言う話を本人から聞いてびっくり!
彼女は10頭以上の山羊を飼っていたのだけど、山羊より彼女に焦点を合わせてたらしい。
たまたま、レーザーピストルを持っていたのですぐに手に取ったけど手が震えて照準が合わなかったって。
彼女の所にも、家畜番の犬たちが2頭いるのだけど、1頭はもう15歳のおじいちゃん、もう1頭も11歳になるところだと言うのであまり助けにならないと言ってた

最初、ラマや羊を立て続けに殺すと言う事は、子供がいるメスじゃないか、と噂をしていたけれど、どうもその後の話では、ネコが持っている何かの病気がピューマに移って、それがピューマの脳を冒して、いつも空腹の状態を作っているからだ、と言う事らしい。
サトレペパパはそれを聞いて、
「敷地内でも、森へ行く時は銃を持って行け!」
とうるさく言うようになった・・・。
銃社会に育ってない私は、サトレペパパがあたし用のを購入したと聞いた時にすでに拒否反応を示したのだけど、こう言うアメリカの郊外に住んでいる時は、必需品だって。
確かにね、
こんなのがこんな風に飛び出してきたらやっぱり怖いよね


病気のピューマだから、殺さなくちゃいけないって・・・。
常に空腹で餌を求めて歩き続けなくてはいけないのは、ピューマにとっても酷な事だから。
まぁ、一度、銃の扱い方講習へ行ったけど、私が一発でピューマを殺せるとは思わないし・・・。
やっぱり遭遇しないのが一番だね。
ペーハはまだ若くて、ピューマに立ち向かうのは無理だし、サトリはもう11歳でピーチとのケンカ以来、かなり後ろ足が弱くなってきたし・・・。
レイラは『獲物』の対象になるから、一人歩きはさせるなってサトレペパパからの御達しです。
だから、頼るのはやっぱり  しかないって事か・・・

で、この間、Papa Gordon&Mama Susan 宅へ行った時に、私同様<銃は嫌い>のMama Susanと一緒にサトレペパパの指導の元、銃の練習をしました。
初めてやってからかなりの月日がたってるので、もう使い方は忘れたし、気持ちは後ろ向きだからに当たった確率は前回より
Mama Susan は初めての射撃練習
慣れて来たらリラックスして打てたって言ってました。
私?
まぁ、敷地内を歩く時は、サトレペパパの言う通りに腰につけて行きますけど、ピューマに出会った時に拳銃を持ってるのを忘れて焦ったりするのがおちだな・・・。
でも、出会った時には、
背中を見せず、大きく両手を広げて自分を大きく見せて威嚇!
相手が逃げても面白がって追いかけない(しないですけど・・・)
と、言うのは肝に銘じておきます。

みんなも元気です。乾期が過ぎ、庭には草がきれいな緑色の絨毯を広げてくれてます。




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冬の準備は?

2014-10-09 22:54:20 | USA事情
バッチリです
我が家は薪ストーブ
薪は、うちの森の倒木をトラックで運び出してそれをサトレペパパが斧でストーブに入る大きさに切るのです。
倒木もかなりの太いのが多いのでチェーンソーを使わなくちゃいけないのだけど、ここは夏は乾期!
焚火はもちろん、チェーンソーも駄目、枯れ草の上を車で走るのも要注意です。
だから、夏になる前に今年はかなり森から拾って来ました。
ここの主要な木は、オーク、そしてマドロンです。マドロンとオークは堅いので火力が強いんです。

薪割りを斧でやるのは大変だけど、サトレペパパは結構好きなんだって!
今年は端から端までびっしり!

さらに向かい側にはまだ少し湿ってるやつ
そして、この間、枯れた松の大木が2本あったのでそのうちの1本をとりあえず切り倒し、トラックで運んでた。


来年分までありそう・・・。
いや!でも、もし今年初めみたいに-15℃なんて驚異的寒さに襲われたら そうだよね、一日中ガンガン燃やしちゃうだろうからね。



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カッコイイ Papa Gordon & Mama Susan (*^。^*)

2014-10-06 21:18:39 | 私が応援している人たち
9月下旬に毎年恒例の ”Harvest Festival”(収穫祭)が開かれたので行ってみた。

その中のいくつかを動画で・・・・・。
click

ビールの試飲&コンテストとかもあって、$5 で色んな地ビールを楽しめる。
試飲と言ったって、結構量はあったようだったし・・・。テーブルとイスもあるのでじっくり味わえます。
好きにははずせないイベント

外では 『チリ試食&コンテスト』 『昔から現在のトラクターの展示』 『子牛の品評会』 とかもやってました。
去年は1日だけ行ったけど、
今年はちょっと違う!

実は、Papa Gordonの名前が入ったタイトルでこの地域初の蹄鉄工腕自慢大会が開かれました!
Papa Gordonは、今は引退しましたが現役時代は優秀な腕を持ったHorseshoer,(日本語で蹄鉄工、又は装蹄師)として有名だったそうです。当時はカリフォルニア在住でもあった為、お客さんにはハリウッドの著名人もいたようです。

蹄鉄工競技大会で優勝して頂いたトロフィー。実用的でいいですよね。
日本では、牛の蹄を切る『削蹄師』と言う仕事もあるのですが、ここらは肉牛が多く、みんな広い牧場で放牧さtれているので蹄もそんなに伸びないのか、それ専門の人っていないみたいですね。
乳牛のようにあまり外に出ない場合は人に頼まず、牧場の人たちで削ってるみたいです。

話は戻って・・・・
日本で装蹄師は何人くらいいるのか、調べてみましたが500人くらいしかいないようです。
サトレペパパにもそれを言ったらあまりに少ない事にびっくりしてました。
ま、日本で装蹄師さんが働く場所と言えば、競馬場・・・動物園・・・・乗馬センター・・・・って言う感じでしょうか?
アメリカ・・・・特に私が住んでいるここにはまだまだ沢山馬を飼ってる人がいますから、Horseshoer は絶対に必要です。

馬主がみずから蹄鉄を替える事は出来ないのか?
それは無理ですね。
機械で製造された蹄鉄もありますが、それをそのまま使える訳でなく、その馬に合った蹄鉄にするわけです。
蹄鉄の役割はとても大事で、体調まで左右されるわけです。蹄鉄を替えた事で故障のあった馬が元気になる!というわけです。
だから、競馬の馬もいい装蹄師に蹄鉄を作ってもらうといい走りをする、と言う事みたいですね

蹄鉄をはめなくちゃダメなのか?
駄目です。特に競走馬は必須です。
野生の馬の場合は、成長と共に蹄も出来てくるわけですが、競走馬はあれだけ若い時から走らされ、蹄の成長が間に合わないので蹄鉄をはかないと蹄が減ってしまい、足を痛める事になるからだそうです。


私は子供の頃から馬が好きだったけど、こう言う事を知ろうとしなかったなぁ、と蹄鉄の話を聞いてつくづく思いました。蹄鉄を作るのも、
既製の型から作るのかこれは、ドラフトホース・・・つまり 北海道のばんえい競馬で活躍する大きな馬・・・用です。

平らにのした鉄から作るのか
円筒型の鉄から作るのか

審査はそこから違います。
今回のルールはPapa Gordonが決めたものですが、既製の蹄鉄を使う人は ”Division I” のした鉄を使う人は”Division II” 円筒型を使う人は ”Division III” と分けられていました。もちろん、円筒の鉄を使う人はかなりのベテランです。

種目は
『馬の前足に蹄鉄をつける』 
『馬の後ろ足を見ただけでその馬にあう蹄鉄を作り上げる』 
『ドラフトホース用の蹄鉄作り』


時間は、どの鉄を使うかによって多少違いはあるものの、Papa Gordonにしては十分な時間を取ったつもりです。
なにしろ、Papa Gordon の蹄鉄作りのスピードと腕は並ではなかったようだから
一つの種目が終わるとその都度、審査をします。それまではPapa Gordonは私や、サトレペパパとおしゃべり・・。でも、Papa Gordonは審査する前から、もう誰がどんな蹄鉄作りの腕を持ってるか見極めてました。

タイムオーバーの合図が終わり、Papa Gordonの審査を固唾を飲んで見守る参加者たちです。

今回は、初の腕試し会で参加人数も7名でしたが、どの人も、Papa Gordon に是非審査してもらいたいと言う人ばかりで、説明を聞く様子は真剣そのものでした。

いやぁ、今回は Papa Gordon の連呼の記事となりました。
でも、Papa Gordon だけじゃない!
実は、Mama Susan もすごいのです。
愛犬、ボーダーコリーのTipper が、ハーディング(牧羊犬)トライアルで賞をもらいました。
手に持っているのがその賞です。ベルトのバックルなんです。拡大すると・・・
ガチョウと羊と牛のハーディングがありましたけど、Mama Susanはガチョウと羊・・・。
牛は万が一犬が怪我でもしたら大変だからと言う理由で参加しないそうです。
日本はドッグスポーツは若い人がやっているのが一般的に思えますけど、こちらでは仕事を引退した人とかが始めたりもするので、結構年配のアジラーが多いのに気づきます。
身体不自由な方もやってます。
いいですよね。年を取ってもこうやって楽しめるなんて!

Papa GordonもMama Susanも頑張ってます!
サトレペパパの両親は素晴らしいです

羊のハーディングは日本でもよくやってるので見る機会もあるでしょうけど、ガチョウは珍しくないですか?
最後にMama Susanのガチョウハーディングを動画で紹介しましょう。

Click



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皆既月食 in 東京

2014-10-06 10:39:15 | Nature
今月10月8日(水)、東京では皆既月食が見られます。
こちらでは、'Harvest moon' とか 'Blood moon' とか呼ばれています。

その名の通り、月が地球の影に隠れて赤く見えるのです。
オレゴンでは今年2回目の皆既月食ですが、今回は真夜中過ぎの午前3時あたりが皆既月食になるのでもしかすると私は寝ちゃうかも!

でも、前回はそんなに遅くはなかったのでしっかり見ましたが、皆既月食になった時の辺りの風景がなんか、不思議な感じだったのでもう一度みたいと思ってるんですけどね

東京では半影月食(地球の本影の周りにある薄暗い部分)が夕方の5;30くらいから始まって、月食が始まるのが6:30頃。
皆既月食になるのが7;30頃の予想です。

英語ですけど東京での月食予想動画があるので興味ある方は是非、ご一見下さい
http://www.timeanddate.com/eclipse/in/japan/tokyo

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