Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

ペーハの事情 追記

2014-01-27 23:12:01 | 犬・猫・犬友・動物たち
術後は、何か大人っぽくなったような・・・逆を言うと子供っぽさがなくなったような・・・。
と、思ったけれどやっぱり単に手術後で単に本調子でなかったようで

先日、あまり聞き慣れない犬の鳴き声がうちの敷地内で聞こえたので、見に行こうとしたらまずペーハが10kg以上あるかと思われる足かせ・・・ダングラーを引きずったまま声の方へ走って行ってしまった!
サトリは最初はあまり興味なさそうだったけど、ペーハが進入犬に挨拶をしているのを見つけた途端、走って行った
でも、耳をすますと喧嘩の騒ぎにはなってないようで、
ま、いいか!
ってなもので、私はお風呂上がりでもあったのでへ戻ってしまったのです。
10日間は静かにしていなくちゃいけないペーハでしたが、久々の森の探索を楽しんで来たようです。
しかし、ペーハは家畜番と言う仕事があるのに、よその犬が入って来て、尻尾を振って遊びに誘うとはどう言う事だ!!


ペーハは、子犬の頃から、やんちゃだけど、どちらかと言うと控えめで、怒られると小さくなってその場に伏せをするようなタイプ。それに家畜と一緒にいなくちゃいけないのが仕事なので、外に出る事も滅多にないだろうから、去勢もしなくていいかとも思った事もある。でも、Livestock Protection Dog として飼うのなら、去勢避妊はした方がいいと言うのが、マニュアル本にある。
去勢をしてないと、本来の仕事より女の子の方が気になったり、ストレスが溜まって家畜を追いかけたりする事があるそうだ。(確かに・・・・・

それは、精神衛生上もよくないと言う事。
確かに、1年を過ぎる頃から、やたらとサトリとレイラのお尻の臭いを嗅ぐようになってたし、メス犬の臭いがすると、もう周りの事は眼中にない!と言う態度もみせていたからねぇ。

以前、何かで読んだけど、去勢をしないなら、やはりその欲求を満足させるようにするべきだ、って。じゃないと犬のストレスが寿命を短くしたりするから、と言う話。
そうなると、ペーハを去勢しないで、繁殖に使えるかと言ったら、それはダメ。
お隣さんが、ペーハの股間にしっかりとぶらさがっているのを見て、そこの女の子のお婿さんに・・・・って言ってた時、サトレペパパはまんざらでもない顔してたけど、ペーハは繁殖には絶対に使えないと私は思ってた。
と、言うのも、写真を見ればおわかりの通り、食べても食べても太れない体質みたいで、消化酵素がちゃんと働いてないか、膵臓に問題があるか、または食物アレルギーじゃないかと獣医さんに言われてるから。

それと、カンガル犬クラブからは、繁殖しない犬は去勢避妊が義務づけられているので約束を守りました。アメリカのちゃんとしたブリーダーさんは、健康でいい性格の犬を残していくために、厳しい人多いです。
サトリのブリーダーのJanは、とてもきちっとしてます。繁殖やショー用にサトリを譲ってもらった訳じゃないんだけどちゃんと、1歳の時股関節のレントゲンをとって、アメリカのOFAを認定してくれる団体まで送りました。
本当は6ヶ月でPennhipの検査もしなくちゃいけないのだけど、近所にその為のレントゲンを撮ってくれる獣医さんがいなかったので、これは見逃してもらいました。
サトリの股関節は”Good” (”Excellent”の次のランクなので繁殖には問題ない基準です)
それに比べると、ペーハのブリーダーさんは、本職じゃないせいか、そこまで厳しくはない。

去勢したので、試しに足かせを取って花ちゃんと一緒に牧草地に入れておいたけど、逃亡を企てる事なく、ちゃんと番をしてました。
たちがそばにいても、追いかけなかったし,勝手に森へ走って消えないし・・・。
と、言う事でフリーを満喫しているペーハです。しかし、去勢しただけで、そんなに変わるものなのでしょうかね









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペーハの事情

2014-01-20 23:49:14 | 犬・猫・犬友・動物たち
11月18日、ペーハは1歳になりました。
カンガル犬クラブの説明によれば、1歳から1歳半くらいに去勢をするように書いてあったので、12月にしようと思っていたら予約が一杯だとかで結局1月15日になってしまいました。

の避妊・去勢についてはアメリカでは多くの獣医師が推奨しています。
を飼っている方なら何故するか・・・と言うのはおわかりだと思いますが、所謂犬の成人病のようなものにかかりにくくなる、とか性格が丸くなる・・・とか。確かにオス犬の場合はそう言う利点もあるでしょうが、メスの場合は逆に性格がきつくなる場合もあるとかもききます。ま、うちのサトリとレイラを見てると、確かに避妊をしたからって性格が丸くなったとは思えない向きはあります。
手術の時期も、国や獣医によってはまちまちで、アメリカなどは早期にやった方がいいと言う話もあったようですが、最近はあまり早くするとのちに問題が出る、と言うように変わって来ているみたいです。

友人の話では、スウェーデンは避妊・去勢をしないのが一般的だそうで・・・・。
(手術をしないと)自分の犬をコントロール出来ないのは飼い主に問題がある
とか
手術をしないで病気になったならそれはそれで、獣医たちが色々な統計を出せるわけでプラスの結果になる。
と言う理由だそうで。
私にしてみたら、何か
モルモットじゃないんだぞ
って言いたくなるような理屈ですが・・・。
まぁ、スウェーデンがそう言う考えで色々な統計を取ってくれているのなら、スウェーデンの犬猫たちには申し訳ないけれど、これからの彼らの後輩たちの為に役立ってくれてると言う事でもあるのでしょうか?

最近、アメリカでは、グルコン酸亜鉛を使った去勢方法を試験中らしいです。
グルコン酸亜鉛は添加物にも使われているものでそれほど危険なものではないらしいけれど、それを直接睾丸に注入すると日を追って睾丸が小さくなり、役に立たなくなる?らしい。
注射をするだけなので、麻酔も手術もいらず年を取ってから去勢をしなくてはならなくなった犬たちには朗報かもしれない。
ペーハの手術をしてくれた先生にも聞いてみましたが、まだ試験的なものだから、先生の知ってる限り、その方法で去勢をした犬はいない、と言ってました。

さて、長くなりましたが、ペーハは勿論普通に手術。
朝、8:00までにへ行くと言う事で、サトレペパパも早起きをしました。
アメリカの獣医さんって早起きなんですねぇ。
この日は、実はレイラも行きました。と、言うのも右の狼爪がカールしてしまって鋏で切れなくなってしまったんです。
左はそんな事ないのに、右の方が伸びるのが早いのか?

ペーハは久しぶりの外出にウハウハで、病院の前で車から降りると、もう臭い嗅ぎスタート・・・・。
いつもオフリードでいるので、ちゃんとした歩き方を知らない
引っ張る引っ張る!!
病院のドアを開けた途端、いかつい顔のロットワイラーがペーハの真正面に走って来て、ロットの飼い主さんらしき女性が引っ張り倒されてました。
男の子vs.男の子・・・・
でも、ペーハが無邪気に尻尾を振って挨拶したせいか、何事も起こらずそのままロットは病室に引っ張って連れて行かれました。

サトレペパパが書類にサインをしている間、ペーハはあっち臭い嗅いだり、こっち行ったり、座ったり、伏せてたり・・・今度は落ち着かない様子。この病院は前に一度来ただけなんだけど、やっぱり何となく病院の居心地悪さがわかるのかな?


レイラは、もう入った途端から雰囲気や臭いで自分が好きでない場所だと認識して、サトレペパパを不安げに見てましたが・・・・
明らかに不安感を抱いている犬を
「大丈夫よ。」
となだめすかして、撫ぜている飼い主さん多いですけど、それは犬の不安感を助長させるだけで無視をするのが一番。そうすると、
「ママが平気なんだから私も大丈夫!」と思ってくれるわけです。
人間の場合は確かに、不安を抱いている人を無視するよりは、黙って抱きしめてあげる・・・とかいいと思いますけどね。の心理は人間とは違うと言う事、認識しておかないといけないと思います。
だから、私もペーハもレイラも無視・・・。
落ち着いたな、と思った時に、「その心持ちがいいんだよ」と優しく撫ぜてあげました。

何も知らないペーハを置いて帰り、夕方はサトレペパパが迎えに行ってくれました。おっとっと、サトレペパパ・・何をチェックしてるんですかぁ?

去勢後の制約が結構ありました。

 12時間他の動物や子供から離しておく(ペンに入れてあります)
 24時間から72時間屋内の暖かな所に置いておく(リビングにいます)
 10日間、ジャンプ、走るなどのような激しい運動はさせない(リードをつけて庭に出ます)
 今夜は固いフードはあげない。水やスープは良い(チキンブロスをあげました)
 翌朝は普通のフードに戻してよい(ブロスに浸したいつものフードあげました)
 徐々に普段の生活に戻していってよい
 10日間シャンプーは避ける(特別な事がない限りシャンプーしてません)
 毎日何か手術痕に異変がないかチェックする

サトリとレイラの時こんなに言われなかったよねぇ。

そんな感じで、ペーハは術後2,3日家の中のペンで休んでました。
心なしかあまり元気もなかったような。
ペンの中に入れられっぱなしのペーハを気にしてるんだか、偶然何だか・・・・。
サトリは定位置よりもペーハに近い所で休んでました。
やっぱりそれなりに気になるんでしょうね。術後のペーハの弱いエネルギーを感じているのかもしれないですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お疲れさま会

2014-01-15 19:25:42 | 友人
5日にやった新年演武会からもう10日もたってしまいました。
早い!
そんなんで、先週の日曜日は、一緒に新年会をやったサトレペパパの友人で武道仲間のジャスティン一家の『お疲れさん会』のような、寿司パーティーをやろうと言う話になって行って来ました。

私も、それなりに、9月に訪ねてくれた友人”大将”が持って来てくれた材料を使って洋風手巻き寿司の準備をして行きましたよ。
Papa Gordonの所のオーガニックビーフを使ったローストビーフに甘めのお寿司用の卵焼き、鶏のテリヤキ、その他にお野菜とかね!
もちろん、寿司飯も作って行きました。

ジャスティンの家へは何回か立ち寄った事はあるけれど、台所に入った事は今回が初めて。
前日に、オレゴンの州都は<セイラム>だけどその次に大きな都市かもしれない、<ポートランド>へ行って来たとかで、沢山の日本の食品を買い込んで来た様子。
ポートランドには日本企業も進出しているので、サンフランシスコのように日本人も多いんでしょうね。
意外とお安く日本の物が手に入るようですね。
残念ながら、そう簡単に行ける距離ではないので私はまだ行った事はないですが・・・

冷凍マグロ、切り昆布のサラダ、そばつゆ、子供のお弁当箱・・・・。沢山に日本の物があったとジャスティンは喜んでましたが・・・・。
お寿司にするにしては、どこにも寿司飯が出来てないと思ったら、外米・・・・と、言うのは日本から見たお米の呼び方でこちらではLong grain rice と読んでます・・・しかないので、友人のレジーが買って来るのを待ってるとか・・・。
のんびりしてます
レジーが来ると、計量カップなど使わず、ダ~っとお米を炊飯器にいれて、何回か洗って、人差し指の第一関節まで水を入れて炊いてました。いいねぇ、こう言うの

寿司パーティーと言っても、江戸前じゃなくて、巻き寿司パーティーでした。
私が持って行った寿司飯がとても美味しいと言ってくれて、ご飯が炊けるまでそれで巻き寿司を作る事になり、切った材料(人参アボカドマグロ)を手元に置いていざ!
真剣です。

レジーも交じって、作り始めます。左からレジー、ジャスティン。柱によりかかってるのが、ブライアン。中国人の奥様がいるんだけど、パーティーには来てなかったな。
それまで、お米が手につかないようにするのに水を使っていたジャスティン。
レジーがつかさず言います。
「酢でやった方がいいよ。」
さすが、マニアック。ちなみに、彼の着ているTシャツは「初音ミク」でした。

私にも、作るか?って聞いてたけど、巻き寿司が得意な訳でもないし、日本人の私が一番下手じゃ話になんないので、食べる役になってサトレペパパとテーブルについてました
お米が外側になる『逆巻き寿司?』『ヌード寿司?』まで作るのにはび~っくり!
結局、何個食べたんだろう。
食べ物のみならず、ジャスティンのお嬢様方・・・。なんと、宮崎駿の『コクリコ坂から』を見てました。
その上、みんなテーブルについたら、日本の話をしてるし・・・。
しゃべってる言葉と目の色は違う人たちに囲まれてはいたけれど、なぁんだか、
ここはどこ?

わたしはだれ?

の心境でしたよ。でも、何か日本にいるような心地よさもありましたけどね。
楽しいひと時でした。


さて、さて、オレゴンは日も延びて来て、冬至の時に見た時間と比べると30分近くも昼間が長くなってます
ここは、冬はどんよりした日が結構多いのだけど、青空になると、暗くなるのが本当に遅くなったと言う実感があります
そんな日は、やホロホロさんたちは少し長めに外で遊ばせておくのだけど、鶏小屋に帰るとご飯が待ってるのでどうしても定刻になると家の前に集合をしてしまうのねぇ
まったく食べる事しか考えてない連中です。

え?私もだ?

”Mokel”と言う梅が咲き始めました。いい匂いです
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明けましておめでとうございます。

2014-01-06 23:16:02 | インポート

日本はもう松の内が終わりで、七草がゆですね。
こちらはまだ6日なので、今のうちに新年のご挨拶を取り急ぎさせて頂きます。

5日に、サトレペパパの道場生と家族、友人の居合道クラブの指導員のJustineの生徒と家族、30名くらい集まったでしょうか、新年会 演武会をやりました。
私は、今は武道はやってませんが、日本古武道と日本舞踊、能の動きは同じだ!
と言うのを証明?するのに、昔取った杵柄の日舞を踊らされました。
日舞と言っても、伝統的なものでなく、おめでたい時によく出てくる
「黒田節」(武士とも書く)を踊りました。
母がいてくれたら、もっと様になる動きを教えてもらえただろうと思いましたが、とりあえずやりとげました。

同じ動きで繰り返し踊り、サトレペパパが、私の手や胴をしっかりつかみにくるのを交わすと言うものです。

結構しっかりつかんでくるんで、よろけないようにするのが大変だった

演武会の後は、楽しいお食事。みんな持ち寄りの Potluck Party
どれもおいしくて、食べるのに忙しくて、いつも通りに写真を撮るのを忘れました!!
最後はみんなで記念撮影です。両先生の間に入れてもらって、光栄でした

サトレペパパの道場、開いて1年で、こうやって新年会を開けるようになって本当によかった

それでは、簡単ですが、ご挨拶とさせていただきます
今年も

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする