Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

ただいま、オレゴン!

2014-03-25 22:07:19 | Family
あっと言う間の8日間。
戻ったと思ったら、早速いつもの田舎生活にカムバック!
日本での思い出に浸っている暇もなく、花ちゃんの乳しぼり・・・。

でも、サンフランシスコからプロペラ機に乗って1時間くらいでオレゴンの景色が見えてきたら
「戻ってきたんだな!」と言う実感。

そして、予定よりちょぴっと早く着いたので、空港のロビーに出たら、サトレペパパが走ってきた
それから、この界隈ではちょっとおいしいと言われるイタリアンへ連れてってくれたのだけど、なんとそこにはPapa Gordon とMama Susan が来てくれて、感激の対面!
私がアメリカを発った翌日にワシントン州にいるお姉さんとフィアンセが来てみんなでピザパーティーをすると聞いてたから残念だな、と思ってただけに両親の登場はとっても嬉しかった

更に、なんと!まさに、私が戻った翌日、我が家のが久しぶりに卵を産んだのです!
Mama Susanの所の卵と比べると小ぶりです。
それと、黄身が橙色。

ちょっとわかりにくいけど、サトレペパパのお弁当に入れたオムレツもどきの上がMama Susanの卵。
下のがうちの・・・。写真では微妙に色が違うけど直接みると、ホントにオレンジ色です。
これって、食べ物のせいなんでしょうかね?
でも、私が帰った翌日に久々に卵を産んでくれたなんて、すっごく嬉しいでしょ?

他のメンバーさんですか?相変わらず一緒のサトリと山羊の花ちゃん
妙におっさんくさくなったペーハ
Love Love オーラが一番だったかわゆいレイチャン
てな事で
日本紀行記は、また改めて・・・・。
写真の整理もまだ終わってないし

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日日本へ一時帰国します!

2014-03-13 21:55:09 | Trip
所用で帰国するので、だぁれにも言わないでちょろっと帰ってこそこそと戻ってこようかと思ってたんだけど、渡米して1年するとみんな忙しいのに、フト私の事を思い出してくれるらしくて
「帰国の時は知らせてね」
「是非、会いたい」
と言うメールをくれる人が多くて、嘘をつけない私は今回の帰国を公にしてしまいました。

日本滞在は8日間
この期間に、置いて行った荷物のパッキング買い物役所関係の残務処理父母の法要をこなさなくちゃいけない。
結局、私は忙しい毎日を過ごして気付くとアメリカに戻っているような気がする。
だけど、本当に嬉しい悲鳴ですよね。
渡米の前にも思ったけど、いつのまにかこんなに会いたい!って言ってくれる友人たちに囲まれてたなんて。

それに比べ今の生活は田舎で動物に囲まれて庭の木の剪定や畑仕事でほとんど他人に会う事がないから、今回の帰国でこの過密スケジュールをこなせるか正直言って自信がないです。
自信と言えば『地震』はどうなんでしょうか。
サトレペパパと凸凹凸たちを残したまま日本から出られなくなったなんて事がないように祈ります。
まだまだアメリカでやらなくちゃいけない事が残ってるんだもん。

そのサトレペパパ・・・彼が資格を取った『操体法』からヒントを得て開発した『心開法』と言うヒーリング療法がここの所口コミで広がって来て忙しくなってます。
武道の方はそれなりに真面目に稽古をする生徒が数人いて、それはそれで彼の理想の道場でもあります。
そして、4月から居合道を指導している友人とビルを借りて、「(仮称)日本カルチャーセンター」を始める事になったらしくて、今までの場所から移動しなくちゃならなくなりました。

どうも彼は自分で自分を忙しくさせているとしか思えないんだけど・・・。
そんな理由が、私が日本で長く遊んでいられないと言う事です。
私自身もアメリカへ戻ったら、ちょっと去年と違うパターンで生活をしようと思ってる、その準備もあるし・・。
私の留守中、自分の事やら、家の事やら、薪割りやら、動物の面倒を1人でこなさなくてはいけないサトレペパパの為に、めんどくさい納豆作りをしておきました。
納豆、梅干しは彼の大好物。
こちらでは、手作りの梅干しが出来ないので(梅がない!!)せめて納豆は作ろうと言う事で、去年友人の「大将」が納豆菌を運んでくれました。
新しく蒸し器も買って、今回使ってみたのだけど使い勝手がよくわからず、お湯が噴きこぼれて、本来濡れない方がいいと言われている大豆が水浸しになってしまいました。
でも
その後の、処理がよかったのか、怪我の功名か、今までで一番納豆らしい納豆が出来たような気がします。


この写真を見て、
「納豆好きでもこれだけの納豆をみるとなんだかなぁ・・・」とぼやいている友人もいましたが。サトレペパパは喜んでたのでいいんじゃないですか?
ちなみに300gです。
じゃ、明日は早いので、もう寝ます。

今回会いたくても会えない友人たち・・・・ごめんなさい。
今度は1ヶ月くらいもらってゆっくりみんなに会いたいと思ってます。
じゃ、いってきます!って言うか、これから行きます



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれから3年・・・

2014-03-10 20:43:53 | 犬・猫・犬友・動物たち
人間はいつまでも悲しい事や辛い事を覚えておかないように出来ているらしい。
でも、これは日本人が忘れてはいけない出来事

東日本大震災

ただ単に地震が起きて、津波が来ただけではなく原発問題が世界中を放射能の危機にさらす事になったのだから。
でも、7年後のオリンピックとか増税とか日本軍国主義復活(?)とか、そんな話題で消されてしまいそうな昨今。
アメリカは1日遅れでまだ10日ですが、私は日本時間で14:46に黙とうをしようと思ってます。

多くの方が亡くなり、家や家族を失い、今なお仮住居で辛い思いをしている人々が沢山いらっしゃると言うのに、何を大事と考えているのか最近の日本政府の動向が私には理解できない事だらけ

震災があって、色々な国からの支援をうけ、自衛隊の方々も一生懸命頑張ってくれた。
そんな中で、人知れず命の灯を消した小さな自衛官がいる。

『国際救助犬 金剛丸』
広島県呉市の石崎動物病院様のサイトより

彼は海上自衛隊呉造修補給所貯油所所属の警備犬。ジャーマン・シェパード 当時まだまだ4歳近い働き盛り。日本では2頭しかいなかったそうです。この日も要請を受けて、広島から被災地へ向かいました。
金剛丸は震災以前から体調を崩していたらしいのですが、何しろ2頭しかいない国際救助犬。
彼は、ガレキの中、釘やガラスで肉球から血を流し、足も傷だらけ、汚染水の中も泳いで任務を遂行してたそうです。
当時の中国新聞は誰も発見する事は出来なかったと報道したようですが、後でわかったのは要介護の老夫婦を嗅ぎつけ救出したと言う事です。

体調を崩しながら、しかも人間でさえもストレスになるような現場で耳や鼻が効く犬たちのストレスはいかなるものか想像を超えると思います。

その任務の5ヶ月後、急性肺炎で金剛丸は4歳4ヶ月の命を閉じたそうです。

ご興味ある方は、こちらのブログにも情報があるのでどうぞ。
http://ameblo.jp/108955/entry-11261227281.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1日で白髪になりそうだった日・・・最終

2014-03-09 23:10:00 | 犬・猫・犬友・動物たち
サトリが戻って来ないでもう何時間たったんだろう・・・・も降ってるからちょっと寒いし。
と、思って薪ストーブをつけようと思いながらポーチを見たら・・・・・・・・
”サ ト リ !!”
いつものポーズでポーチの引き戸の所でうつぶせているサトリが目に飛び込んできた!
ちゃんと生きてたんだ!
引き戸を開けて
「どこへ行ってたんだよぉ~。心配してたよ。」
とユーティリティルームへ連れて行って濡れた足と体を拭こうとした時、戻れなかった訳がわかりました

(ちょっと太すぎ?)
その時は写真なんて撮る気持ちの余裕はなかったのでイメージを作成しましたが、本当にこんな状態で、もっと細かいバラの枝も尻尾についてました。
1年半近くここに住んだサトリ・・・今までこんな事はなかったのですが、きっと隣りの敷地へ行った時に何か面白いものがあったんだろうな、そこで野バラの藪に入ったか何かで身動きがとれなくなったんだと思う。
私が呼んでた声が聞こえて何とか抜け出そうとしてたに違いない!吠える事も出来ない状態だったのかもしれない。
そんな想像が勝手に膨らんで・・・・
その時よぎったのが、ベルバラ

脱出したくてもバラのとげがブラシのような尻尾にからみついてとれなかったんだろうな。
ついていたバラの枝はかなり太かったのでどうやって切ってきたのかわからないけれど、身が自由になってきっと嬉しかったろうな。

バラの枝を取り、サトリの濡れた体をふきながら何にか、誰にか、わからないけれど、あ り が と う あ り が と う の気持ちで一杯でした。
それと同時に、そう遠くないいつか・・・・サトリがいなくなったらどうなるかのリハーサルが出来たようで自分の気持ちに覚悟が出来た気もします。
サトリは私たちにとって、初めてのシェパードで、初めての自分たちの犬だからね・・・・。

その夜にはレイラも体調が戻り、ご飯を食べました。
ペーハも家でゆっくりしてました。
本当に子供と同じで3人いれば3倍の喜びも心配もありますなぁ・・・・。長~い一日でした。

しかし・・・よかった、戻って来てくれて。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1日で白髪になりそうだった日・・・続き

2014-03-08 23:21:59 | 犬・猫・犬友・動物たち
サトレペパパが仕事へ行った後は、また行方不明にならないようにペーハをしっかりポーチに監禁彼も、きつく叱られたらしくポーチでおとなしく横になってました。
レイラは相変わらずあまり元気なく、お気に入りのソファに横になりながら時々、
キュ~ン、キュ~ンと珍しく鳴いてました。お腹が痛かったのかもしれないけれど、もう下痢もしなくなったし、ちょこっと食べたしこのまま放っておいても多分大丈夫だろうと言う状況ではありました。

ランチ後、少しして、凸凹凸を連れての木の剪定をしに行きました。少しずつでもやっておかないとおっつかないからねでもとか降るかもしれないからに近い所を整理していました。
ペーハの事やレイラの事でちょっと気疲れしている自分に気づき、そろそろ戻ろうと思った矢先にちょうとが降り始め、
ラッキ~!!!でした。かなりの雨が降ってきたので、どっかへ行ったサトリを呼んだのだけど、どこへ行ったのやら でも、ペーハと違ってサトリは、遅くなってもちゃんと戻ってくるので特に心配はしてません。しかし、また泥んこのビショビショだろうな、とでした。

ところが!!いつも少ししてから戻ってくるはずの
サトリが戻って来ない
名前を呼べども、指笛で呼んでも戻ってくる気配がない!!
これは、おかしい戻れない何かが起こったのだと思い始めると、悪い事ばかりが浮かんで来ます。
首輪がどこかに引っかかったのか
コヨーテのパックに襲われたのか
鹿か何かを追いかけて行って隣りの森まで行って帰れなくなったのか

いや、でもサトリはペーハのようにその時の気分次第で行動しない(ごめんね!ペーちゃん、まだ若いから仕方ないよね)からうちの土地の外へ行くような事はしないはず!

そうなると考えられるのは、敷地内のどこかで行き倒れてる!!
もやんだので、ペーハを連れてサトリ探しに出かけました。敷地内を3周しました。
ずっとずっと名前を呼び続けたけど・・・・・・隣りの犬は吠えてるけど・・・・・サトリの声は聞こえない

今日、サトレペパパと一緒にいた隣りの家の近くで何か面白いものがあってまたそっちへ行ったのかな?と言う感が働いたのだけど、一緒にいたはずのペーハは、そっちの方へは行かないで森の中へ入って行きました。もしかして見つけてくれるかもしれないと言う、期待を胸にペーハに道案内させたけど、サトリはいませんでした。
そんなに広い土地じゃないからあれだけ、呼べば聞こえないはずがない
の中はまだまだ結構歩いていけないところもあるし、またも降ってきたし、仕方なく家に戻って木戸を開け放したままにしておきました。

でも、暗くなって夕御飯の時間になっても戻って来ないので、もう100%何かが起きたんだと思わざるをえませんでした。この寒い雨の中、身動きが出来なくて11歳になって怪我をしたサトリが一晩頑張ってくれるのだろうか、それとも明日探しに行ったら、サトリの変わり果てた姿を目にする事になるのだろうか・・・
と思ったとたん、胸が一杯になって
「サトリ!」「サトリ!」
と声にならない声で呼んでる自分がいる。

おととし亡くなった、サトリを大好きだった母にも思わず声をかけました。
「どうかサトリを守って下さい!」
どうにもならないんだけどね。これって藁にでもすがる気持ちって言うんだよねぇ。
家の周りの電気も全部つけて、待ってみる事にした。
でも、じっとしてると色々思い出すのです。
母が亡くなって悲しんでる私のそばに来て握手のポーズをしたのはサトリだったなぁ
とか
サトレペパパがふざけて私を羽交い締めにした時もワンワンとサトレペパパに抗議してたのはサトリだったなぁ
とか
そう思うと、この悲しみの中にいる私の気持ちを知ってか知らぬか、ただ寝ているこの子たちとのこれからの毎日が急に寂しいものに思えたり・・・?!




そうなると益々サトリがいなくなった淋しさを実感して・・・楽しかった日々が後から後から思い出され、走馬灯のように頭を回りました。

夜の7時になっても戻って来ないサトリなんてありえないから覚悟をしなくちゃいけないな・・・

と、大きくため息をついた私でした・・・・

そして、もうちょっと
つづく・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする