Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

春は忙し・・

2014-05-20 23:24:32 | USA事情
3月にPST(太平洋時間)からPDT(太平洋夏時間)に変わって、5月の今は夜の8:30頃まで明るいので夕飯を食べ終えてからまた外仕事をしてます。
だから、薄暗くなって家に戻るともう寝る準備・・・・と言う感じの今日この頃のオレゴンです。

数週間前は、日中の温度が30℃超えだけど、朝は0℃に近い1桁代・・・とか言う日もあったりして、冬物をしまってもいいものかどうか迷ってました。
でも、さすがにここ数日は、朝の温度が低くても8℃~9℃だし、日中も20℃代にはなってるので夏物を出してもいいかな?と言う気候になりました。
ここは、暑くなると乾燥するので電動のこぎり焚火枯れ草の上の車の運転は条例で<禁止>です。
だから、この間に薪集めをしなくちゃいけない。
ピックアップトラックで敷地内を回るんです。
それなりに集めました。今年は、サトレペパパが松の木を整理したので松が多いですね。
でも、まだまだ沢山裏に転がってるので掃除をかねて集めないとね!マドロンと言うサルスベリのような木樫の木はいい薪になるのでこれからはそれを集めたいと思ってます。

薪集めの間に、サトレペパパは畑の苗つけ、種まき。今年は去年よりも畑の土が肥えて来てると思うので耕すのも去年ほどの重労働ではなかったよう。きっと収穫量も去年よりはよくなるかな?って期待してます。

私は、沢山買った木のお手入れ。
『Arbor Day Foundation』 と言う団体の会員になったので街の苗木屋さんより安く買えます。
ただし、送られてくるのはBaby Tree...dormant tree...つまり休眠中の若い木なんです。
日本にいる時にそう言う木を扱った事がなかったので、どうやって世話をしたらいいのかわからず、未だに試行錯誤してます。名札がないとどれがどれだかわからなくなっちゃいます。
だから、先日日本から遊びに来てくれた友人に<来宅記念樹>をチューリップの木にしたはずなのに、昨日出て来た葉っぱを見てびっくり!しっかりと、「カエデ」の葉っぱでした!!
それはそうと・・・・先日買った鍬はやはりそれなりに重さがあって使い勝手がいいです。
使い勝手がいいと言えば、この間の一時帰国の時にかなりの物を持ち出したんだけど、鎌も持ってきちゃいました。安いけどやっぱりこれが一番使いやすい。手袋も日本製。これは友人が送ってくれたものです。
アメリカの鎌って本当にすごい鎌なんですよね。歯の所が長すぎると言うか・・・。去年は仕方ないからこれを使ってみましたが、自分の足まで刈ってしまいそうな勢いでした

暑くなってきたので、スリッパも替えたいところですが、こちらは家の中も靴生活だからか、日本のように四季に合わせてスリッパがありません。
と言うか、<スリッパ>と言うものが売られてないのに気付きました!
多分地域的なもののせいだと思うのだけど・・・。
だから、去年は冬の毛のついたモフモフを夏も履いてた 水虫になりそうだったけど・・。
今年は、これまた、友人がプレゼントしてくれたサンダル。可愛いでしょ?レイラもね

”アメリカだから、日本の物も買えるのよね”
って、渡米前に何人かの人に言われたけれど、ンンニャ
オレゴンの田舎住まいなんだからそれも仕方ないとは思いつつ、サンフランシスコから訪ねてくれた友人が日本で普通に見るめんつゆとか、出しの素とか買って来てくれたのを見ると、やっぱりもうちょっと日本食材を苦労せずに手に入れられたらいいな、と思っちゃう。
通販で買えばいくら田舎だって届けてくれるでしょ?って思うでしょ?
そう、確かに買えば届けてくれる。
でも、
日本で苦労せずに買えたものがこっちでは何時間もネットで調べてやっと見つけた!と言うものもあるんですよ。
それが、これ・・・。ローズゼラニウム
香りも好きだし、これから採れるオイルは女性には色々と役立つんです。それに、葉や花を香りづけでクッキーに入れたりパンケーキに入れたりするのもなかなかいい香りです。
去年もやっと見つけて購入したのに、この冬の-15.5℃の寒さで枯らしてしまいました。レモンバーベナもベイリーブスも・・・・。
今年も、何日もかけて色々調べて今度は、箱入り娘と呼ばれる位に大事に大事にして冬を越して欲しいです。
冬が越せたらきっとこの土地でも馴染んでくれる苗を増やしていけるかも

これから乾期の夏まで、まだまだ忙しいぞ!!

あ、忘れてました。
5月4日にうちのニワトリのヒヨコが2羽生まれたんです。
1日遅れてもう1羽。
ママはバフ・オーピントンと言う卵を抱く気質を持った種類のニワトリです。
本当はもう1個卵があったのですが、最初のヒヨコが生まれて9日目にママが衰弱してきたのがわかったので残念だったけど放棄しました。このまま巣箱に卵を置いておいたらママまでが死んでしまいそうだったから・・。
愛情深いママです、本当に


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届きました!

2014-05-05 12:26:01 | Farmer life
関東ローム層地域に住んでいた私は、ここへ来て、植物を育てるのは難しいと切に感じましたよ。
なんせ、ここの土ときたらどちらかと言うと粘土質、敷地には松の木が多くて、どちらかと言うと酸性寄り。
その上、冬は小川が出来るほど水っぽくなるのに、夏はひびがはいるほど乾燥してコチコチになる!と言う難物。

前年度の冬はマイナス15.5℃にまでなるほどの寒さで、月桂樹いくつかのハーブが駄目になりました。
寒さもあるでしょうけれど、初めてこの土地に来た若い木やハーブにここの土を使ったのが間違いだったのかも。
もっとも、去年は懐も寒かったので何とかあるもので間に合わせようとした、と言う事もいけなかった
ここの土が凍ったら、地中深く根がいかない若い木やハーブは死んで当然でしょうね。(ごめんね)

なので、今年はちょっとそれようの土を買い、極寒に耐えられないハーブはポット植えにして温室に入れる!

と言う事にしました。
そして、土の改良で土を柔らかくしてアルカリ性方向へ持って行く。
その固い土をほぐすのに、が自分にとても都合がいい事に気づき、先住者が置いてってくれた古い鍬を使ってみましたが、アメリカの鍬は頭が短く、今まで使った事はないけれど日本の長いのが絶対にいいと思って探したけれど、どの店にもないし、サイトを見ても見つからなかった!!

そうなるお何が何でも欲しくなるので、元鍛冶屋(馬の蹄鉄を作ってた)Papa Gordonに聞いたら
「昔はそう言うのがアメリカにもあったはずだ。」
って。
そして、優しいよねぇ、すぐに調べてURLを送ってくれて・・・・。

ありました!

早速買いました!

サトレペパパがセッティングしてくれて!


9年前まで、東京は丸の内にあった会社に勤めてた私が鍬を持ってこんなに嬉しそうに写真に収まるとは誰が想像したでしょうか?少なくとも
この時の私は
まったく!想像していませんでした。





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