Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

あれから3年・・・

2014-03-10 20:43:53 | 犬・猫・犬友・動物たち
人間はいつまでも悲しい事や辛い事を覚えておかないように出来ているらしい。
でも、これは日本人が忘れてはいけない出来事

東日本大震災

ただ単に地震が起きて、津波が来ただけではなく原発問題が世界中を放射能の危機にさらす事になったのだから。
でも、7年後のオリンピックとか増税とか日本軍国主義復活(?)とか、そんな話題で消されてしまいそうな昨今。
アメリカは1日遅れでまだ10日ですが、私は日本時間で14:46に黙とうをしようと思ってます。

多くの方が亡くなり、家や家族を失い、今なお仮住居で辛い思いをしている人々が沢山いらっしゃると言うのに、何を大事と考えているのか最近の日本政府の動向が私には理解できない事だらけ

震災があって、色々な国からの支援をうけ、自衛隊の方々も一生懸命頑張ってくれた。
そんな中で、人知れず命の灯を消した小さな自衛官がいる。

『国際救助犬 金剛丸』
広島県呉市の石崎動物病院様のサイトより

彼は海上自衛隊呉造修補給所貯油所所属の警備犬。ジャーマン・シェパード 当時まだまだ4歳近い働き盛り。日本では2頭しかいなかったそうです。この日も要請を受けて、広島から被災地へ向かいました。
金剛丸は震災以前から体調を崩していたらしいのですが、何しろ2頭しかいない国際救助犬。
彼は、ガレキの中、釘やガラスで肉球から血を流し、足も傷だらけ、汚染水の中も泳いで任務を遂行してたそうです。
当時の中国新聞は誰も発見する事は出来なかったと報道したようですが、後でわかったのは要介護の老夫婦を嗅ぎつけ救出したと言う事です。

体調を崩しながら、しかも人間でさえもストレスになるような現場で耳や鼻が効く犬たちのストレスはいかなるものか想像を超えると思います。

その任務の5ヶ月後、急性肺炎で金剛丸は4歳4ヶ月の命を閉じたそうです。

ご興味ある方は、こちらのブログにも情報があるのでどうぞ。
http://ameblo.jp/108955/entry-11261227281.html

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1日で白髪になりそうだった... | トップ | 明日日本へ一時帰国します! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

犬・猫・犬友・動物たち」カテゴリの最新記事