S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

年賀状

2005年01月02日 | つぶやき
わたしは昨年、ライブドアのグリーティングカードの年賀状の懸賞で、一万円が当たりました。
この懸賞付きの年賀状をくださった方が、今年はコチラのカードをくださいました。
「当たった実績」のある方からのカードですから、「今年も当たるんではないか」と、対象商品を選ぶのもドキドキ。
思いきって車?
いやいや、手堅くハーゲンダッツ?
などと思いつつ、結局iPodに落ち着きました。

さて「年賀状」ですが。
わたしはけっこうマメに出す方だと思います。
きっかけは、独身のときに、家で取った電話です。
電話は父を、というもので、「留守」を告げますと、伝言を丁寧に言付けられました。

相手は、父の昔の「先生」のご子息。
数ヶ月前に、この「先生」が亡くなられたそうで。
「先生」のものを整理されているところで、「先生」に宛てられた年賀状から連絡をされているということでした。
「お父様からは、ずっと年賀状をいただいていたようです」
「そんな事情ですから、今年は父からはお父様に年賀状は差し上げられなくなりました」
「お父様によろしくお伝え下さい」
お話をうかがいながら、「年賀状というのは生きているという証でもある」と、自分が若い世代ながら、しみじみと悟った機会でもありました。

現在は接点が無くなったという方でも、
人生のある時期におつきあいがあった方、
人生のある時期にお世話になった方、
そんな方々に、年に一度、ご挨拶を差し上げる。
「わたしは生きています」
「わたしはこんな風に生きています」
年賀状というものは、そんな意味を持つものでもあるなあと思うのでした。