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ぱにぽん

徒然なる言いたい放題

ハノイ 200812 その3

2008年12月09日 21時55分56秒 | 出張log
仕事で移動する時にちょっとだけ、ホー・チ・ミン廟の前を回ってもらいました。



モスクワ赤の広場のレーニン廟にちょっとだけ似ている?特別な処理がされた遺体がそのまま安置されているそうです。ソ連から輸入した技術だとか。ほんまかいな。


さて、仕事仕事。


(中略)



そんな訳でまぁなんとか仕事終了。ホテルの部屋に戻れたのは23時過ぎでした。翌朝はマレーシアの首都、クアラ・ルンプールへ移動。ホーチミン・シティをトランジットするベトナム航空機の出発時間は6時半。。。。。一応国際線だから2時間前チェックイン?4時半空港?チェックアウト3時半?じゃぁ起床は3時っすか?

まぁそこはなめてかかっていいでしょうと。4時起き、4時15分チェックアウトで、空港着は5時すぎでいいでしょうと。それでだめでもなんとかなるだろうと。なんとかしちゃえばいいだろうと。。。。


予定通り到着5時過ぎ。

無事チェックイン。手荷物検査、出国審査、全部終えて、指定ゲートへたどり着いたのは、、、5時12分。↓これが5時15分頃のゲート前待合。。。



だ、誰もいません....


なんだよー。っていうか、ここまで読めててもよかったよなー、と。

考えてみればJAL国内線のチェックインリミットは出発45分前。国内トランジットって事は、まぁ一時間前ぐらいでも良かったんだよなー。

ま、いい方に振れたからよかったけど、これがNGの方に振れると90分前でもだめな時はだめなんだろうな、きっと。


あー、腹減った。。飛行機で朝飯がでるのはわかってましたが、軽くなにか食べておこうと、喫茶店でメニューを見ると



おぉー、インスタント・フォーと書いてある。25,000ドン。ちょっとびっくりする値段。1,000ドン≒6円ぐらいなので、25x6=150円ぐらい。
ベトナム相場からすると「うわっ!たっかーい!」ですが、がたがた言わずに注文。

こんなん来ました。




開けてみると、ちゃんとお肉も乗っています。このお肉がほんとうにうまい。ホントウにインスタント?ってぐらい。お肉も、スープもうまかったー。



身体も温まって、しばし幸せなキモチ。こういう時、単純な性格でよかったと思います。


おつり、戻ってきた現金が2,000ドン足りませんでしたが、飴が一緒に来ました。12円分の飴? 思わずにやりとしておねぇさんを見たら、Sorryと笑いかけながらウィンクされたので笑って許してあげる事にしました。中国ではアリエナイやりとりですなぁ。




さぁ、離陸した-。CAが全員男性って飛行機はじめて乗った。きびきびとおおざっぱでなかなかよろしい。

さぁ、チキン or ビーフ ?と言われて、今回はチキン。




チキン? 魚肉ソーセージみたいな蒲鉾状物体+塩ゆでチキンの乾肉?みたいなもの+チャーハンみたいな飯。食えるから許す。フォーを我慢しなくてよかった。。。




ホーチミンでのトランジットは2時間ですが、日本にメールしたり電話したり、その間にアオザイ風の制服を着たベトナム航空のCAさんを撮影したりしているとあっという間。





ベトナム航空の機体ってこういう色なんですが、結構キレイです。




飛行機に繋がる通路(なんて言うの?)が、ガラスばりってのははじめてみた気がする。少なくとも自分が通るのははじめて。





さて、ここからクアラルンプールまでは3時間ぐらい。一眠り。








ハノイ 200812 その2

2008年12月08日 23時14分34秒 | 出張log
ベトナムと日本との時差は2時間。ベトナムで0時だと日本は2時。
何時に寝ても、日本時間の5時半には一度目が覚めてしまう。。。

そんなこんなで少し早めに目が覚めて、朝6時半ごろホテルの周りを散歩。その風景は春と変わらず、こんな↓



感じだったり、こんな↓




感じで、相も変わらず。でも、ちょっとだけ自動車が割合が増えたように思います。

メインが二輪である事に変わりはないですが。街角に数台のバイクが止まっていたのでなにかと思ったら、パンクの修理屋さん。これは前回気がつかなかった。





街角で野菜を切って、





その隣のお店で調理して、饗されます。フォーのお店です。

フォーの上には、たいてい鶏肉か牛肉が乗ります。鶏肉が「ガー」で、牛肉が「ボー」なので、鶏肉のフォーを食べたい時には、「フォー・ガー」と言えば通じます。

日本円で30円から40円ぐらいだと思います。これがうまい。時々「マジですか?」って言うぐらい。





ここまでひどい車はいくらハノイでも滅多に走っていませんが、めずらしいのでパチリ。




こんな街中に、ドン!とホテルだけがそびえている感じです。





そのホテルが面している通りの電柱。すごい状態だけど、比較的マシなほう。
電話が通じるほうが奇跡か。よく切れる訳だ。





ハノイ 200812 その1

2008年12月05日 23時55分00秒 | 出張log

成田.....遠いぜ.....都心からのアクセスを、後30分ぐらい短縮できたらなぁ。今回はお行儀よくぴったし2時間前に到着。チェックインして、お土産を調達、US$を少し買ったらやることが無くなったので、メールを処理したりなんだかんだと結局お仕事。

(中略)

JALの直行便で空港に着いたのは夜の10時35分頃。20分遅れ。関空経由組みは予定より10分早く到着済み。予定では5分差で合流するはずだったのに、35分も差が付いてしまった。

機内持ち込み荷物の液体検査が面倒だったので、チェックイン時に預けちゃたのも失敗。出てきたのが11時55分頃。夜も遅いし付き合わせるのも悪いので、11時過ぎに先にいっててもらいました。

日付の変わった空港からひとり寂しく移動。空港からホテルまでは、タクシーで16US$。春に来た時より4~5$値上がりしている気がする。ここにも原油高騰の影響が。

ちなみに、ベトナムは石油が少し採れるが、精製する設備も技術もないのでガソリンは100%輸入。


タクシーはUS$が使えます。夜に着くと両替屋が閉まっているし、カードで支払える交通手段はないし、円は通用しないので、成田で少しだけUS$を買っておかないと身動きが取れなくなります。

ベトナムの通貨はドンですが、ベトナム国外への持ち出しができないので日本では手に入りません。現地入りしてから替えます。

円からの両替も、両替屋さえ開いていれば、たいていどこでも大丈夫。円もなかなか強い通貨?まぁでも$で持っていた方がなにかと便利なのはご存じのとおり。。。


夜中なので道はすいてます。運転手もバンバン飛ばします。。。といっても、90km/hぐらいです。車がボロイので体感スピードは130km/hぐらい。

ハノイのノイバイ国際空港は、ハノイ市街から45kmぐらい北にあります。

F1の予選でポールポジションを狙う佐藤琢磨ばりの運転のお陰で(?)約30分で到着。記録更新。。。


今回もいろいろあって、ホテルはニッコー(日航)・ハノイ。

以下、ニッコーホテルズ・インターナショナルのWebページより引用。

「海外旅行で何かと気になるのが言葉です。日本のお客様が快適に、安心してお過ごしいただけるよう、日本語を話すスタッフがお待ちしています。 どんなことでもお気軽にお申し付けください。」

海外のニッコーで日本語で対応してもらった事なんて一度もないんですけど。。。

でも今回は、酔っぱらってなにかどうでも良さそうな事でフロントにつっかかっているおっさん(日本人)がいて、それに対応しているフロントのお姉さんが綺麗な日本語。パッと見、日本人なのかベトナム人なのか見分けがつかない感じですが、よくよく見ると恐らくきっと日本人。僕の対応もいつかしてくださいね。


酔っぱらいのおっさん、非常に不愉快で迷惑。「日本でカード使ってサインなんかした事ねぇ」とか言っている。そんな訳ないじゃん、おっさん。。。よっぽど口だそうかと思いましたが、まぁホテル側もプロですからお任せしてとっとと退散。


今回の部屋は、前回とフロアが同じ。あれ?部屋番号も似ている、、、、、多分前回の隣りの部屋ですな。

窓から見えるのは、また同じ景色だな。。。。



と、思って朝窓を開けると、景色が少し変わっていました。



8階建てぐらいのビル(?)が目の前で建設中。写真が小さくてわかりにくいのですが、足場の残骸のようなものは「竹」!! 壁は煉瓦を重ねた上にコンクリートを塗っています。「床」がどのように形成されているのか、、、、とても不安になります。。。鉄筋入っているのかなぁ、、、、まぁ地震はないっていうから大丈夫なんだろうけどなぁ。。。。


まぁ、今回はたまたま宿泊ホテルの目の前がそんな現場でしたが、街のいたるところで竹で足場を組んだビル建設現場があり、、、、なんだか建てているのか壊しているのかわからないようなものもあります。。。


東南アジアの風景だすなぁ。



ちなみに反対側には、国立サーカス劇場(多分)があります。




それにしても、春からすると自動車が増えている気がする。感覚的に1.5倍。






行ってきまーす

2008年12月01日 17時20分37秒 | 出張log
一眼レフ、よっぽど持っていこうかと思いましたが、荷物になるのでやめました。

今回は、ハノイとクアラルンプール。

ゴタゴタがなければバンコクとムンバイだった。このタイミングの出張はよかったのか悪かったのか。


それにしても、サブプライム・ショックに続き、痛いよなぁ。日本の製造業にとっては、長引けばサブプライム以上かもなぁ。

副都心線渋谷駅

2008年08月01日 09時01分51秒 | 出張log
最近開通した、渋谷-池袋を結ぶ副都心線の渋谷駅に初めて進入。副都心線は『交渉人真下正義』で、犯人が操る電車が隠れていた線路やね、きっと。

今日は、その先に繋がっている西武線沿線で仕事。


田園都市線(半蔵門線)からの乗り換えはわりあい便利です。


それにしても、有名な地上までの五階分に及ぶ吹き抜け構造は、どこへ行けば見られるのだ?
その構造で空気循環を効率化し、冷房効率を上げたそうで、とてもエコなのだそうだが。

そういえば、爽やかな空気の動き。気のせい?

モスクワ 4 (赤の広場)

2008年06月03日 00時51分14秒 | 出張log
仕事で行ったモスクワなので、名所めぐりなど望むべくもないのですが、幸いにして世界遺産である「赤の広場」までは歩いて15分程度という好立地なホテルだったので、朝早起きして散歩がてら行って来ました。


ホテルから歩き始めて7~8分で、クレムリンが見える大通りまでたどり着きます。


大通りを渡るには、横断歩道がないので、地下道を通ります。写真↓は地下鉄の入口です。



これ↓が、地下鉄の看板。"METPO"と書いてあるのは"METRO"の"R"の足が一本取れちゃったわけではなく、ロシア語で、P表記はちょうどRにあたるようです。



地下鉄の入口は必要以上に暗く(?)アダルトな雰囲気であります。はじめてだと、ちょっと警戒してしまいます。



そんな地下道を抜けると、博物館前の広場に出ます。



博物館の横の坂道をあがっていくと.......



そこが、赤の広場!
小さい(?)頃テレビで見た、ソ連の盛大な軍事パレードが行われていた場所です。

「赤の広場」の「赤」は社会主義の赤ではなくて、もともとロシア語の「赤」には「美しい」という意味があって、赤の広場は「美しい広場」なんだ、と、教えてもらいました。



反対側から見るとこんな感じ。



これがレーニン廟。朝は閉まっていますが、日中は中を見れるみたいです。




ロシア正教の聖ワシリィ大聖堂。



クレムリンの向かいには、デパートのグーム。この表記でグームと言うらしいのです。



朝早かったんですが、結構観光客が来ています。



朝の空き時間なので、広場を一回りしたらそそくさと帰路につきました。赤の広場から降りる坂道から、最初に見えるのが、韓国メーカーの「SAMSUNG」の看板だったりします。








モスクワ 3 (朝食)

2008年06月02日 01時31分34秒 | 出張log
先に書いたブログで、朝食がついていないと言いましたが、朝食は別料金でホテル内レストランで食べれます。値段は750ルーブルからとの事。円換算でだいたい3,400円からです。うーん、日本の高級ホテルのルームサービスなみかな。


食べませんって。いい加減にしろこんにゃろめ、誰が喰うかと。(笑)


という訳で、教えてもらったスーパーマーケットがこちら↓。



看板以外、ここがスーパーマーケットだという目印はありません。入り繰りも出口もこの狭いドア一つですし、窓にそれとわかるディスプレイもありません。だいたいナニか書いてあってもキリル文字なので読めません。

こちらには24時間営業の小売り店もあるにはあるようですが、いわゆる世界展開しているような”コンビニ”はなさそうです。近所にもそれらしいお店はなかったので、まさに営業時間が7-23のこのスーパーに行きます。

中に入るといずこの都市もありがちな、こぢんまりとしたスーパー。食料品を中心にちょっとした生活消費財も売っています。店舗の広さに比して酒コーナーがやたらと広く感じたのは私だけでしょうか......。

ここでホテルの備品になかった歯ブラシと歯磨き粉、水とコカ・コーラと朝食用のいろいろを買いました。

初日は、↓パパイヤ入りヨーグルトドリンクとデニッシュ風パン。両方合わせて 400円ぐらい。東京並み、と言えなくもないですが、やっぱりなんだか微妙に高い。見た目、250円~300円でしょう?せいぜい。味だけで言えば、200円以下です。



二日目の朝は 5:30am に起きた後、9:00am 前まで時間があったので、赤の広場まで散歩に行って、その帰りに cafemania という雰囲気のいい喫茶店のテラスでクラブサンドなど喫しました。笑顔でサーブしてくれた店員のロシア美人のお姉さんに感動して(ロシアに来てはじめて「サービス」を受けた気がしました)思わず写真を撮らせてもらいました。



でもね、ここの勘定が510ルーブル。まぁ2,300円ですわ。コーヒーもクラブサンドも旨かったけどね......。


三日目の朝はもう懲りたので、スーパーで、黒パンとチーズとハムと、量り売りしているハーブのサラダを購入。全部で150ルーブル、700円弱。ホテルのロビーで朝はフリー・コーヒーがあるのでそれをいただきました。味の満足度は、初日の味気ないパンとは雲泥の差で、二日目のcafeとあまり変わらず十分旨いですが、ホテルの部屋でもそもそ喰うのと、カフェのテラスで喰うのとでは気分が違います。それでもホテルの部屋を選択してしまうこの値段。

思わずため息。


近所にマクドナルドでもあれば、そっちの方がいいかも。


ちなみに今回入る機会はありませんでしたが、これ↓がマクドナルドの看板。
英語の綴りと比較して見ると、おもしろいですね。

Д=D
Н=N
P=R

って雰囲気で、もうわけわかりません。



値段チェックしてくるの忘れたなぁ。


モスクワ 2 (ホテル)

2008年06月01日 00時52分35秒 | 出張log
到着したホテルは、「赤の広場」からも歩いて15分程度のマリオット・コートヤード・シティセンター。「マリオット」は、私の認識では「ごく普通の、世界のどの都市に行ってもあるアメリカ系ホテルチェーン」です。超高級!というイメージはありませんが四つ星クラスでそこそこお高い、という感じかなと思います。あくまで個人的なイメージですけど。

客室棟は7Fまであるようですが、正面からみると3F建てくらいに見えますね。
割とこじんまりと、アットホームな雰囲気を醸し出しています。



エントランスからロビーに入ると、吹き抜け風というか、サンテラス風というか、ごらんのとおりの明るい造りになっています。かんじいいです。

フロントの若いおねぇさん達にも笑顔はありません。空港の売店のおばちゃんはハンプティダンプティのようである上に、愛想もないので救いようがありませんでしたが、こちらは美人でスタイルもいいんだからもうちょっとニッコリしとけばいいのに。。。。あ、このおねぇさんたちもいずれあの空港のビア樽おばちゃんのようになってしまうのか、、、、、すごい、、、、、シベリアの一年の気温差は100度近くあるというが、ロシア女性の一生の体重差も100kgぐらいあるに違いない。。。

(かなり本気の)冗談はさておき、この国には一般に「サービス」という概念が基本的にはないと思った方が良さそうです。このあたりは程度の差こそあれ、社会主義国や元社会主義国(?)といった国に割と共通する傾向のように思います。。。。。社会の体制がそういう文化を生んだのか、そういう文化に社会主義が受け入れられやすかったのか、あるいは基本的には相関がないのか....それははっきりわかりませんが、全く相関がない、という事はないだろうと、今のところ思っています。






周辺にこのホテル以上にずぬけて高層の建築物がある訳でもないし、サン・テラス風の造りを多用しているので、日が差し込んでとても明るい雰囲気です。「ハコ」としてはとてもイイ感じです。



部屋はごく普通の広さ(25㎡ぐらい)で、ダブルベットでした。設備もごらんのとおり標準的で特別なものはナニもありません。むしろ、歯ブラシぐらいつけておいて欲しかった...ぐらいでしたが、一泊料金は20,500ルーブル。円換算すると、およそ 93,000円ほどです。あ、もちろん朝食などついてません。自分一人の都合ならいくらビジネスでも絶対に泊まらない価格ですが、今回はいろいろあってこの目玉の飛び出る値段の部屋に。

 ※ 現在、1ルーブル=4.5円くらいです。最新為替はこちらで、ご確認ください。

ちなみに、銀座のマリオットで、25,610円/一泊~ となっています。六本木のリッツ・カールトンあたりでも一人70,000円/泊ぐらい(もうちょっと高いのかな?)と聞いていますから、どれだけモスクワのホテルが高いかわかろうと言うモノです。

まぁ単純に比較できるもんでもないですが、他社の方々に聞いても「モスクワのホテル相場はとにかく高いっ」とおっしゃるので、まず間違いないでしょう。この驚異的な値段というのは実はホテルだけに限った話なら、いわゆる「外国人価格」だったり、わざわざ高いホテルに泊まっているだけ、という事も言えるんです。

しかしモスクワでは、ホテルの価格だけではなく、インフレが物価全体に及んでいます。今世界で一番物価の高い都市がモスクワです。東京、ロンドンも物価が高い事で有名ですが、今世界一値段が高い街は、東京でもロンドンでもなく、モスクワだという事です。

//「こりゃぁ安いな」と思ったのは、ガソリンぐらい。見間違えでなければ、100円切ってます。


そして、そんな部屋の洗面所で出てくる水はごらんのとおりなので頭に来ます。



携帯を取り出してカメラを準備している間にだいぶ薄くなっていますが、配管のサビによってなのか水が黄色かったりします。

しばらく出していたら色はなくなったものの、どういう反応をするか興味があった事もあり、フロントへ文句を言いました。

「お客様の部屋はしばらく使っていなかった部屋でしたから、少しだけ配管が錆びたかもしれません。もう透明なら大丈夫です。飲料用には、ミニバー以外に一本無料の水がありますので、そちらをお使い下さい。」

などと、ニコリともせずに、もちろん申し訳なさそうな態度など微塵も見ずに言います。「こんにゃろー」と思わず日本語でつぶやいてから、

「俺はこの部屋も、その理由も気にいらない。それならよく使われている部屋に替えてくれ。今の部屋がしばらく使われていなかったのなら、ミニバーのワインも酢になっているかもしれないもの。」

と言いますが、厭みが通じなかったのか、「すみませんが、本日から3日間は満室です」などと言う。

「このホテルは、マリオットチェーンなんだよねぇ?」

「はい、そうです」

.................目を合わせたまま10秒ほど無言でのにらみ合いが続きましたが、もう疲れてきちゃったし、最悪はホテルを替える決意をしていた訳でもなかったので、折れちゃいました。えぇ、ヘタレです。


「じゃぁいいや。あぁ、おいらもここがロシアだって忘れてたよ。」

最後に放った皮肉には、もう返事もありませんでした。




すげー美人なんだけどなぁ.......写真撮っとけばよかった。





モスクワ 1 (空港~)

2008年05月31日 22時00分30秒 | 出張log
モスクワには、主要な空港が3つあるようですが、今回はドモジェドヴォ(DME)という空港への直行便でした。

出発前にナナメ読みした「地球の歩き方(モスクワ)」では、日本からの直行便は全てシェレメチェボ(SVO)空港って書いてありましたが、実際にはJALの直行便が到着したのはドモジェドヴォ空港でした。JALのページを調べてみたら、2007年9月に「ドモジェドボ空港へ変更」というニュースリリースが出てました。




ボロボロの空港をイメージしていましたが、「パッと見」はりっぱな空港です。



空港の中も、外見からイメージするとおりで大丈夫です。近頃の国際空港であります。まぁ、パスポートコントロールにしろ売店の店員にしろ中国と同じで、基本的に笑顔がありませんけどね。


ドモジェドヴォ空港からは電車で40~50分程度で市内に行けるようですが、そいつが一時間に一本という事や、今回はその他いろいろあって車です。後で知ったのですが、シェレメチェボ空港からだとモスクワ市内へは、車しかアクセス方法がなく、しかも渋滞の名所を通らねばならないので2,3時間かかる事も珍しくないそうです。そうだったのか。


空港の外に出て最初に目に入ってきた木は白樺でした。空港での現代的イメージによってなんだかロシアに到着した実感が今ひとつ持てなかったのですが、モスクワ市内へ通じる高速道路の脇にずーっと続く白樺の林を見ていたらじわじわロシアなんだなぁと。



市内のホテルまではおよそ80分程度で到着。

道中走っている車の種類にもちょっと予想を裏切られます。こんな↓感じのロシア国産アフトワズ車ばっかり走っているのかと思ったら、なんと、



もはや街中は、欧州・日本の高級車の展示場でした。この写真のロシア国産車は、それはそれで結構スタイルがいいなぁと個人的には思いますが。





ベンツ、BMW、VW等のドイツ車、VOLVO、SAAB等の北欧車、ジャガー、ローバーなどのイギリス車、フランスはプジョー、イタリアはアルファロメオやフィアットなど、各社の看板車がバンバン走っています。日本車で目を惹くのはトヨタのレクサスとカムリとハリアーとランクル。ここでもトヨタが強いように感じますが、日産車もプリメーラみたいなヤツからマーチタイプまで走っていたし、スバルのレガシーやフォレスターもいたし、三菱のランサーやアウトランダー、ホンダ車もアコードやオデッセイっぽい車(確認できず)やCR-Vなど、マツダのマークも多かったし、とにかく沢山の日本車が走っていました。

モスクワ市内で見る限りでは、それらの日本車が右ハンドル...つまりは中古輸入車のようには見えませんでした。帰ってきたらこんなニュースが目に入りましたが.....。こりゃ自動車工場が集中しているというサンクト・ペテルブルグにも一回行ってみる必要があるかもなぁ。


とにかく高級車が多い。ベンツSシリーズやLEXUSがバンバン走ってます。銀座あたりと変わりません。あ、上の写真のバックはさりげなくクレムリン。(笑)



市内の道路は車がとても多く、常にこんな↓感じです。

そうそう、車の多さに比して、4日間いてバイクは4台しか見ていません。これから季節がいいのでツーリストのバイクが増えていくとは言っていましたが。



一本細い通りに入るとこんな↓感じ。みんな道路にこんなふうにナナメに揃えてバンバン駐車しています。本来なら対面通行できるような道路も一方通行になっています。




街中の最初の印象を正直に言うと、「なんだ、普通のヨーロッパの都市じゃん」 でした。




空港のラウンジ

2008年05月30日 13時23分41秒 | 出張log
エコノミークラスのチケットでは航空会社が提供しているビジネスクラスのラウンジを当然の事ながら使えませんが、日本の主要な空港の多くにはクレジットカードのゴールドがあれば使える別のラウンジがあります。

成田ではパスポートコントロールの前にあるので免税店巡りを楽しみにしている人(?)などにはちょっと使い勝手が悪いですが、飲み物は無料ですしソファーでゆっくりできるし、パソコン用カウンターと電源コンセントも提供されているので、待ち合わせに便利です。

航空会社のカウンターでチェックインを済ませてからここで出発90分前に待ち合わせ、という使い方をしてます。

ビザ

2008年05月26日 06時00分00秒 | 出張log
思ったより、ちゃんとしてて(?)かっこいいロシアのVISA。

なんとなくですが、トレーシングペーパーのようなぺらぺらの紙に青インクで印刷されたようなお役所ペーパーをイメージしていました。ところが、なんだか立派な紙でキラキラしたそれっぽいシール(なんなのかよくわかりませんが)が貼られています。もはや旧体制の「ソ連」ではなく、ロシアなのだなぁと感じます。妙な先入観は捨てた方がよさそうです。







月曜からモスクワ出張行って来ます。


ハイフォン駅

2008年04月26日 09時30分41秒 | 出張log
携帯に写真が一枚残っていたので、載っけちゃえ。

ハノイから海側に向かって車で約二時間、列車で二時間半、海岸線からは20kmほど内陸にあるハイフォンという街に行きました。相変わらずバイクは多いですが、少し落ち着いた雰囲気。札幌の大通り公園のような雰囲気の通りもありました。ミスベトナム多産の地とか。

少し時間があったので、ハイフォンの駅に立ち寄りました。



綺麗な小さい駅でした。外観もいいんですが、中の雰囲気がよかった。携帯カメラしか持っていなかったのが残念。プライベートで来たら、ちゃんとしたカメラで撮影しまくるんだろうな。時間が止まっているような独特の雰囲気。