ぱにぽん

徒然なる言いたい放題

クワガタの顛末

2010年11月05日 05時07分53秒 | クワガタムシ・カブトムシ
結局8頭いたアルキデスヒラタクワガタのニョロは、2頭が羽化不全で★、残りは無事羽化した。

♂が3、♀が3。

番わせて1セットをご近所の希望者に進呈。

9月に親の♂が★に。親の♀はまだ元気。

結局現在♂2頭、♀3頭。

親の♀がいた飼育箱の産卵木を割り出してみるとニョロ3頭。

常温飼育と、温冷庫飼育(通年22℃)との差はないように見える。比較的大きかったのは常温飼育側。
大きさの差は温度の差ではなく、他のファクターかもしれないのでなんとも。

現時点での私見としては、「アルキデスヒラタは関東エリアでは常温飼育できる(とりあえず幼虫は)」ですかな。
9月に入ってから温冷庫の電源は切りっぱなし。

来年は「連日30度以上、連続熱帯夜でも成虫は耐えられるか(幼虫は大丈夫だった)」がテーマか。






かまきり

2010年11月02日 23時53分26秒 | クワガタムシ・カブトムシ
今、家にはなぜかカマキリが3頭。

庭で拾ってきたこどもが図鑑を見て言うには、

オオカマキリ、チョウセンカマキリ、コカマキリ

狭い庭だが、動植物放置プレイなのでカマキリ・バッタ・テントウムシ・カメムシ・カナブン・ツマグロオオヨコバイなどなどが常駐している。それらを狙って、ウグイス、メジロ、ヨシキリ、ムシクイなどなど鳥たちが集まり、その鳥たちが他でたべたセンリョウやらマンリョウやらの種の混じったフンを落としていくので庭の植物の混沌はさらに深まり。。。。。小さな食物連鎖というか、小さな自然界を形成するかのごとく、であったりする。

こないだは、うちの庭を通り道にしているどこかの猫がカマキリくわえてたな。

あぁ、そうだ、かまきりの話だった。

最初は毎朝のようにバッタを捕まえてはカマキリの虫かごに放り込んでいたけれども、どうやって調べたか、魚肉ソーセージや生肉を給餌するようになった。

その食いッぷりはまさに肉食。

黒毛和牛の切り落としの切れっ端なんかは、ワシワシと気持ちいいぐらい食う。


毎日学校に持って行って窓際に置いているそうだ。


でも、カマキリの成虫は冬は越さないはずなので、いつまで続くやら。


かぶとむし羽化一号

2010年06月25日 23時50分24秒 | クワガタムシ・カブトムシ
国産かぶとむし羽化一号。

ここのところ(心の)余裕がなくてブログをさぼってましたが、実は3日程前に羽化。




雌ちゃん。ちょっと小ぶりです。

幼虫の時は100均で買った1リットル瓶で飼育していたので、蛹化から羽化までの様子がかなりよく観察できました。
羽化してまだ1日ぐらいでしたが、瓶のふたがプラスチックなので、上まで出て来た時に取り出してあげられないかもしれないなぁと思ったので、早めに取り出すことにしたのでした。まだ羽が固まっていない感じで全体的にふわふわ。

とりあえずふわふわのヒノキのオガ粉のケースに入れました。




アルキデスの蛹化

2010年05月29日 16時29分55秒 | クワガタムシ・カブトムシ

嫌いな人は嫌いだと思いますので、今回は小さくしておきます。ちゃんと見たい人は画像をクリック!





秋田県産カブトムシ君の幼虫たちのマットを替えた週、実はアルキデスヒラタクワガタ君の幼虫たちもマットや菌糸瓶の入れ替えをした。

一頭だけ、なかなかもぐらないなぁーと思って注意してみていたら、蛹化を始めてしまってた。

成虫になるまで、なんとなく12ヶ月~18ヶ月かかる感覚でいたが、よく調べると6~12ヶ月のようだ。あぁ、それならそろそろ蛹化してもおかしくはない。約10ヶ月だもんね。


今思えば、菌糸瓶に移したときには、もぐらないで足を動かさずにうねうねとくねる動きをしていた。あごと足が固まった状態で蛹化初期の段階にすでに入っていたのだなぁ、そういえば幼虫の肌(皮?)も透き通るようなつやつや光る白ではなくて、すこし黄みがかって乾いたような感じだった。一瞬「蛹化かな?」とも思ったけれども、時期的に早すぎるという先入観で「それはまだなかろう」とすっぱりその考えを切り捨ててしまった。


不覚。


どうしようかと迷っているうちに、成虫並の足が出て、なんだかどこからかちゃいろいどろどろが頭のところに溜まっている感じ。蛹化初期をじっくり観察した事なかったのでこれが正常な状況かどうかがよくわからない。


菌糸瓶をこのまま蛹室がわりに使った方がいいのか。人口蛹室を別に用意してあげた方がいいのか考え中。



蛹化前に.....

2010年05月22日 23時57分00秒 | クワガタムシ・カブトムシ
カブトムシの幼虫は昨年から放置状態だが、蛹化する前に少しマットを固めに詰めておいた方がいいので、運動会からかえってきてから夕方に、下の子と一緒にケースをひっくり返した。

成長はまぁまぁかな。結構チビも多い。放置していたので、ウンチも結構多い。


黒くなるまで発酵が進んだマットを下半分に固めに詰め、その上に普通のマット(市販のマットそのまま+クワガタ君の使用済みお下がり廃マット)を詰めて、引っ越しして終わり。


観察用、戸建て瓶にはでかくて元気があるもの。





こちらはアパートその1。どこでも売っている昆虫ケース(大)。少し小さめな人たちはこちら。




アパートその2。どこでも売っている衣装ケース(50cm x 40cm)。大きめな人たちはこちら。




後はやっぱり軒下に放置!

7月に入ったら羽化するかな??




※ 後日記:このときに取り分けた4頭は、娘の幼なじみに引き取られて行きました。

春のもぞもぞ

2010年04月11日 17時53分02秒 | クワガタムシ・カブトムシ


結局常温(室内)と、温冷庫に分けて飼育していたアルキデスオオヒラタ。

常温でも普通に育っている。
成虫は念のため常に20度の温冷庫入りしているが。

写真の個体は、冬の間の火の気のない室内(おそらく5度~10度程度)でも菌糸瓶の中を食いまくり、800ccの真っ白な菌糸瓶が茶色いマット瓶のようになるほどに。

昨日から上の方に出てきてもぞもぞしているので、用意してあった新しい菌糸瓶に投入。早速ぐいぐいと菌糸瓶の中に潜行していったのだった。


恐らく個体差はあるものの、アルキデスオオヒラタの幼虫は関東圏の室内であれば常温で育成できるという事だろう。

インドネシアの1500m前後の高地にいるため気温は常に20度前後で安定しているという事だったし、初めての飼育なので最初は割と気を使ったが、考えてみれば1500mの高地でも昼夜の気温差はそれなりにある訳だ。だからそこに生息する昆虫だって対応できる気温にそれなりの幅があるはずだわな。

恐らく、低い方は極端に言えば「凍ったり、霜がおりたりしなければO.K」なのではないかと予想している。特に幼虫は。

でも、夏の暑さはどうかなぁー。
いずれ成虫になるまで常温組と温冷庫組とでがんばってもらうつもり。



意外と保冷庫なんか必要ないって結果がでそうな気がしている。


カブトムシの最後

2009年10月10日 14時48分52秒 | クワガタムシ・カブトムシ

国産カブトムシは、雄と雌が一頭づつまだ生き残っています。

どちらも、6本の足のうちの2~3本ぐらいは付節が欠けており、もはや時間の問題で、あと一週間は持つまい、という状況。この状態でもう一週間経ってますが。

どちらも一番小さい個体でした。
もう、普通の昆虫ゼリーもほとんど食べない状態。

最後の晩餐(?)と思って、スペシャルフードを作成。

スーパーの精肉コーナーにたくさん置いてあるヘットを鍋で溶かし、ちょっとの焼酎とザラメや黒糖を加えてぐつぐつしたやつを少し冷まし、焼酎をさらに加え、容器に入れて冷やしたらできあがり。冷めてもゼリーより柔らかいし、カブトムシはこいつが大好き。元気がいいときはかぶりついたらなくなるまで離れない事もしばしば。


雄の方はまだ食べますが、雌はこの必殺兵器にも反応しない。


明日か、明後日か。



菌糸瓶飼育なのだ

2009年10月03日 23時24分55秒 | クワガタムシ・カブトムシ
と、言うわけで、写真右が、買ってきた菌糸ブロック(500円)を一旦ほぐして、100円ショップの瓶に詰め直したばかりの状態で、左がそれから10日ほどたったもの。大きさは違いますが。

菌糸が全体に回って真っ白になってます。




ニョロ6,7,8号を投入。潜っていくところを撮影しようとしましたが、準備している間に意外にも素早く潜ってしまいました。



ニョロ1,2,6,7,8が菌糸、3,4,5がマット飼育となります。




そういえば、国産カブトムシのほうは、残すところ♂一匹だけとなりましたが、かなり弱ってます。時間の問題か。

って、もう10月ですもんね。


菌糸瓶飼育に

2009年09月21日 18時19分33秒 | クワガタムシ・カブトムシ
マット飼育でいこうと決めたものの、幼虫の数も増えてきたので半分くらいは菌糸瓶でやってみてもいいんじゃないかとなんとなく思い立ち、やってみる事に決定。

7月には近所のホームセンターのペットコーナーにもあった、カブトムシ・クワガタ用の菌糸瓶も9月に入るともうなかったので、月夜野きのこ園という群馬県の業者さんのものを使ってみる。

こちら↓ね。



菌糸ブロックは、ティッシュペーパーの箱3つ分ぐらいの体積。その姿は実家で椎茸やなめたけの栽培(自家用)をやっていたので見慣れたものだった。30年前と同じ姿だ。

これを取り崩して細かくして、瓶に詰め、10日ぐらい置いて菌糸が全体に回ったものが菌糸瓶。

みなさんエタノールで瓶や使う道具を消毒してかなり気を遣っておられるようですが、手さえ消毒しておけば容器その他は水道水で綺麗に洗っておくだけで大概大丈夫というのがぱにぽん流。消毒しておくに越したことはないんですが、自分はめんどくさいんで。// きのこの菌が勝つときは勝つ。


なぜ菌糸瓶を使って飼育するか。それは大型化する可能性が高くなるからです。

なぜ大型化するか。

クワガタの幼虫は、自然界では朽ち木を食べて成長します。同じようにその朽ち木を食べて成長しているものにきのこ等の菌類があります。木だけより、木を分解して栄養を取り込んで蓄えているきのこの方が栄養がありそうですね。

クワガタ・カブトムシは、成虫になってからはサイズは変化しないので、幼虫の間にどれだけ栄養を取り込んででかくなるかにかかってます。

という訳で、朽ち木と一緒に菌糸使った方がでかくなる。


ちなみに、クワガタは分解・醗酵が進んでいない方が好みのようですし、カブトムシは腐葉土のように醗酵が進んだものの方が好みのようですね。森の食物連鎖の中で、分解係としての役割の中でも役目が細分化されているのかもしれないですね。


朽ち木は、倒木などに各種の菌がとりついて分解中のもの。

菌はカビからきのこまでいろいろありますが、経験的にもカブトムシやクワガタはきのこ類が好きみたいという感じはありますね。田舎でも幼虫がよく捕れたのは、椎茸のホダギ栽培農家の、使わなくなったホダギが山積みされて朽ちているところとかでしたから。

きのこ菌が朽ち木を分解して、その栄養素を菌糸に取り込み、胞子を飛ばすために菌糸が集まって子実体(いわゆるきのこ)が作られる。きのこは朽ち木の表面に出るけど、幼虫のいる朽ち木の中は菌糸のまわった朽ち木でいっぱい。って訳で、自然界でも菌糸で育っているやつは多いんだろうな。実際のところ。


それにしてもなんで、カビじゃなかったのかな。

カビの方は、なんとなく自然界の化学物質生産工場のイメージありますね。ペニシリン(?笑)とか。でもたぶん、そのままでは再利用できないものを再利用できるレベルに分解するって仕事をしている、って意味ではカビもきのこも本質的には同じだろうなという気がする。。。。。なんだか理科の時間にならった気もしますが、どう違うんだったか....腐敗と発酵は基本的に同じだしな、そんな程度の違いしかないかも....まぁ分類は識者におまかせ。調べるのがめんどくさいし。




あぁ、菌糸のつれづれ。


とにかく菌である。

飼育の方は、とりあえず一号と二号を菌糸瓶へ投入。

さらに、今プリンカップに入っている初齢の何匹かを投入予定。

入れたら本当に大きくなるかは、かなりの数のデータをとらなければ検証できません。まぁでも雰囲気はわかるかも。




カブトの幼虫はコンテナボックスへ

2009年09月20日 21時00分32秒 | クワガタムシ・カブトムシ

普通の昆虫ケース大と中だけではちょっと狭いので、ホームセンターで500円のコンテナボックス(500x500x500mmぐらい)を買って、引っ越し。

ぱにぽんは数えなかった(数えたくなかった)が、一緒に作業をしてくれた下の子が数えてくれた.......予想通り約50頭。

数えたのになぜ「約」か。。。それは娘が「ひとり”時蕎麦”」をやっていたから....。

「にじゅういち、にーじゅうに、にーじゅうさん.....(手を休めて)ぱにぽーん、そっちに脱皮したちっちゃいの何匹いたのー?」

「ろっぴきだよ」

「そう。ちっちゃいのかわいいね.........にーじゅうろーく、にーじゅしーち......」


この調子で勘定して、後で聞くと

「ろくじゅーなな........かな.....?」

という事でしたので、まぁいいとこ50でしょう。




カブトムシのほう

2009年09月12日 21時32分40秒 | クワガタムシ・カブトムシ

カブトムシ。

コバエが湧いたけどカブトムシはぜんぜん平気なので、ケースを家の裏の軒先に置いていましたが、今日の夜の豪雨で雨が入り、きっと溺れかけているだろうと思ったので、先ほどケースをひっくり返しました。


ひっくり返そうと持ち上げたら、相当重くなっていたので嫌な予感。

ひっくり返してみると、マットが水浸しで完全に「泥」になっていました。

ノコギリクワガタでもこれはちょっと、というぐらいの泥泥。


カブトの幼虫を救助したのですが、これが...........もう.........結構な数で...........30まで数えてやめました。


50はいるんだろうなぁ.........
国産カブトムシは、多ければメス一頭が100以上産むとは言われていますが..........



泥になったマットと、乾燥したマットを50Lのゴミ袋に入れてかき混ぜ、程よいという具合からはちょっと水多めだけど泥よりマシ、、、というぐらいにして再度ケースへ。

プラケース大1、プラケース中2、それでもかなり窮屈でしょうが、まぁしばらく我慢してもらいましょう。


こりゃカブトムシもクワガタも、引き取り手をそろそろ探したほうが良さそうですなぁ。




ニョロ6,7,8

2009年09月04日 00時00分30秒 | クワガタムシ・カブトムシ
産卵セットのなかで放置していた雌。

マットが乾燥気味になってきたので、しばらく夫婦水入らずで過ごしてもらう事に。

セットの中をひっくり返してみたら、ニョロが3匹、卵が3つ。


うーん、のべつ産みっぱなし。


このまま定期的にセットしたら、年中産み続けるのかしら。


産卵はそれこそ身を削るほどの消耗だろう。

たくさん食べて体力回復して、長生きして欲しいものだ。





ニョロ瓶

2009年08月22日 10時42分23秒 | クワガタムシ・カブトムシ

卵から孵化したニョロ達は今まで相部屋でしたが、共食い防止および長期ほったらかし育成体制に入るために、戸建て各戸に入居いただく事にしました。


と、言ってもさすがにいきなり1Liter瓶では置き場所に困るので、250CC程度の瓶に収まってもらう事に。

ダイソーの瓶(フタはプラ)のフタに、半田で穴をあけて、予備発酵させたマットをカチカチに詰めてこんな雰囲気。この中にそれぞれ投入。





投入翌日で顔を出してくれた、ニョロ1号。うちのぽにょ(こども)達も大喜び。

孵化後、脱皮は2回していると思います。




おおむね3週間から5週間遅れのニョロ4号のおしり。まだ脱皮は一回だけの2令でしょう。