ぱにぽん

徒然なる言いたい放題

本日のDVD (インターステラー)

2017年07月08日 04時03分48秒 | 本日のDVD

インターステラー


久しぶりに「名作だろ」と思うSF映画に出会った。


なんとなく軽い気持ちで買ったBlu-rayだったが。


泣いたな。


愛の映画だな。


ハードSFの皮を被った愛の映画。


そしてこの映画で描く物理学の世界の行き着くところは、

私の感じている「仏教の説くところ」ととても似ている感じがする。




悔やまれるのは劇場公開中に見ておかなかった事。。。


この映画の大画面、大音響の中にどっぷり浸かりたかったなぁ。


本日のDVD (BiRDMAN)

2016年09月21日 23時59分42秒 | 本日のDVD



マイケル・キートンとエドワード・ノートンがキャストされていたので、

「おっ!?バットマンがバードマン?で世界中がアイラブユーってことすか?」

と、ついつい衝動買い。

※ マイケル・キートンは初代バットマンで有名になった人(だと思う)。個人的にはその前の「ビートルジュース」でイイ!と思ったが。

※ エドワード・ノートンの出演作で思い出せるものが「世界中がアイラブユー」だけだったので、↑こうなりました。


まぁどちらの俳優も割と好きなので、この取り合わせはいいんじゃないかと思ったのよ。


※ さらに、実はアンドレア・ライズブローの出演作なので買ったと言う話しは内緒。「わたしを離さないで」で見たことあるだけなんだけど、好きなんだよな、この女優。



落ちぶれた映画スターが舞台に奮闘するんだけど、なにかとじわじわ来るところが好きね。

マイケル・キートンの熱演にじわじわ引き込まれる。


映画としての完成度をさらに引き上げているのが、アントニオ・サンチェスのドラムだと思う。

ドラムのみのプレイで、主役の心理描写を補足しつつ、映画の基本のテンポを刻んでいる。

メロディーのある音楽も使われるんだけれども、基本はドラム。

こんなの見たことない。

ヘタな ジャズのライブDVDよりよっぽど楽しめる。


じわじわ来たのは、多分このドラム効果もあると思う。


だいぶね、感心しましたよ。



本日のDVD (真夏の夜のジャズ)

2015年09月24日 00時00分49秒 | 本日のDVD

真夏の夜のジャズ(オリジナル・サウンドトラック CD + DVD)


LDで持っていたヤツで、いままで何度もDVDで再発されているドキュメンタリー。

サウンドトラックのCDがついて3,500円なので、買っておいた。


1958年のニューポート・ジャズ・フェスティバル。この年で第5回にあたるらしい。

なんと言っても素の映像素材が年代物なので、映像そのものはそれなりなんだけど、個人的に思い入れの多い映像なのよね。

一応リマスターされているので、良くなっていると信じて見てみる(笑)


1. THE JIMMY GIUFFRE TRIO "The Train And The River"
2. THELONIOUS MONK "Blue Monk"
3. SONNY STITT & SAL SALVADOR "Loose Walk"
4. ANITA O'DAY "Sweet Georgia Brown"
5. ANITA O'DAY "Tea For Two"
6. DINAH WASHINGTON "All Of Me"
7. GERRY MULLIGAN & THE CONCERT JAZZ BAND "As Catch Can"
8. BIG MAYBELLE "I Ain't Mad At You"
9. CHUCK BERRY "Sweet Little Sixteen"
10. THE CHICO HAMILTON QUINTET "Blue Sands"
11. LOUIS ARMSTRONG "Up A Lazy River"
12. LOUIS ARMSTRONG "Tiger Rag"
13. LOUIS ARMSTRONG & JACK TEAGARDEN "Rockin' Chair"
14. LOUIS ARMSTRONG "When The Saint Go Marchin' In"
15. MAHALIA JACKSON "Walk All Over God's Heaven"
16. MAHALIA JACKSON "Didn't It Rain?"
17. MAHALIA JACKSON "The Lord's Prayer"



やっぱり、マヘリアジャクソンで泣いてしまう。


本日のDVD (薔薇の名前)

2013年02月22日 23時23分04秒 | 本日のDVD

”The Name of The ROSE”

この映画は前から結構好きで、

「これのBlu-Rayが1500円って事なら買おうっ」

と年末から正月にかけての休みにAmazonでポチっていたもの。


北イタリア(ミラノ以北?)ではせいぜいミラノのドゥオモを見物したぐらいで、この映画に出てくるような山の寺院は見ていないのだけれど、

Avignon(@南仏)で見た、教皇の宮殿のイメージ・印象と重なる事もあって、入り込めちゃう映画なんだよな。

ちょうど教皇がアビニヨンにいた同じ時代の話だし。


一回行くとかなり強烈に記憶に残るね。百聞は一見にしかずとはよく言ったモノだ。
旅行で見物する時って、その数時間あるいは数日、見物するモノに代表される時代の印象・イメージ・背景にじっくり浸っていたりするので、本や映画の疑似体験とは大きく違った経験になるんだなぁ。



そして、それをまた映像で反芻する、と。

あ、当然世界遺産地区だろうから、そっちの映像も今度探してみようっと。



ショーンコネリーはかっこいい。将来禿げるならこんな風に禿げたい。w



この映画は、基本的に娯楽作品です。


本日のDVD (サマーウォーズ)

2010年08月08日 18時18分08秒 | 本日のDVD



レンタル版。

家族で鑑賞。

楽しめました。

絵や音楽、娯楽作品としてのストーリー、それらアニメとしてのクオリティはなかなか高いと思います。

コンピュータを使った話は、ひとによってほどほど感が難しいというか、、、一般的にわかりやすくするために、リアルさから少し離れたイメージを多用してしまうと現実感のなさからしらけてしまう層(コンピュータをよく知っている層)もいるし、かといってそれらの層の人が納得できるようなリアルさで書くと、エンターテインメント作品としてのわかりやすさが損なわれて一般受けしない作品になる可能性が高まる。

個人的には映画に対するそのあたりへのこだわりは、実は全くないので、十分に楽しめました。



監督が出したかったメッセージはたくさんあるような、実は無いような。くどくどとメッセージしない。そのあたりがふんわりしているのも独特でそれが味と言えば味。少し気になるかも。でもくどくないので後味さわやか。



本日のDVD (ヤッターマン実写版)

2010年03月21日 15時33分25秒 | 本日のDVD
ヤッターマン “てんこ盛りブルーレイ”


映画館でもみましたが、この映画の映像が好きで買っちゃいました。
1号やドロンジョのコスチュームの革の暗い部分の色合い、黒の沈み方、等々好みです。

漫画をこれだけ忠実に再現されると、それだけで笑っちゃいます。
もともとナンセンスギャグと夢のある(?)マシンが大好きな漫画でしたので、それがそのまま高品位な映像とともに実写、それがブルーレイとなれば買うしかありません。

// というのが、今回の衝動買いの言い訳

今でも誰かにモノを尋ねられ、その質問が自分にとって「我が意を得たり」系だと、頭の中で

「説明しよう!」

という山ちゃんのナレーションが流れ出すくらいです。


このタイムボカンシリーズでは、初代のタイムボカンが実は一番好きでした。
当時、ぱにぽん史上最大のおねだりをして、タイムボカンの超合金というおもちゃを買ったもらったなぁ。。。。親は買ってくれなかったので、叔父さんに。。。


映画のキャストは、フカキョンのドロンジョももちろんいいんですけど、生瀬勝久のボヤッキーがはまってて好きです。



ヤッターマン。ご存じない方は以下のリンクをどうぞ。



ヤッターマン映画公式サイト
ヤッターマン@Wiki
ヤッターマン(映画)@Wiki
ヤッターマン総合ポータルサイト


本日のDVD (APPLESEED)

2009年11月27日 21時54分00秒 | 本日のDVD

APPLESEED


言わずと知れた有名アニメです。

ストーリー云々に目くじらたてる方達も少なくないようですが、個人的にはあまり難しい事を考えずに、コンピュータによるアニメーションの進化と、アクションシーンを純粋に楽しめばよいのだと思います。

ブルーレイも出てますが買う気にはなれまへん。中古だと500円ぐらいk。



デトロイト・メタル・シティ

2009年03月08日 15時00分15秒 | 本日のDVD
実は原作の漫画を見て大笑いしていたので、どんな映画になっているか興味シンシン、最近レンタル解禁になったようなので借りてみました。


デトロイト・メタル・シティ


肩の力を抜いて、リラックスして楽しめましたよ。原作を知らなくても十分に楽しめると思いますが、知っていた方がより楽しめるかも。

漫画の実写が最近流行っているようですが、この作品の場合、まとめ方が実に優等生的であります。万人受け(興行ウケ)するように作ってあります。

そのあたりがイヤだという「コア」(?)なファンはいるでしょうね。

でも、思ったよりまともに作ってあるな、というのが印象。





あ、会社にもデス・メタルバンドやっている人がいるらしい。。。。
インディーズでは有名だとか。。。






JAZZ SEEN

2009年02月01日 00時01分02秒 | 本日のDVD

JAZZ SEEN ~カメラが聴いたジャズ~


Jazzが好きな人にとっては、「あ、この写真見たことあるぞ」とか「あのジャケットはこの人が撮った奴だったのか」などと思うはず。有名アーティストの写真がたくさん、みどころ満載の、ウイリアム・クラクストンのドキュメント。


基本的には、ウエストコースト・ジャズシーンにからむ作品が多い人のようですね。

こういうかっこいい写真を撮ってみたいと思わせる映像です。


数年買うのをためらっていましたが、ついに購入。買って良かった。


バックにはかの有名なあの曲この曲。これのサントラ盤は作ったら売れるに違いない。    って、ありますね。





本日のDVD (SOMKE)

2008年12月17日 05時21分34秒 | 本日のDVD
ウェイン・ワン"SOMKE"

クリスマスが近くなると思い出す・観たくなる・聴きたくなる 映画や音楽があります。

ハーヴエィー・カイデル主演のスモークもその一つです。

ブルックリンの角のたばこ屋に来る人たちの、人間群像ドラマ。

ひとつひとつのエピソードから、心の奥を震わせるシーンや言葉があって、じわじわと心が震えやすい状態に追い込まれ、最後は涙腺ごと震わせられて耐えられなくなります。

とても好きな映画の一つです。


オススメ。




本日のDVD (恋する惑星)

2008年11月30日 22時02分22秒 | 本日のDVD
ウォン・カーウァイ "恋する惑星"

重慶森林 1994/香港/101分
【監督】ウォン・カーウァイ
【脚本】ウォン・カーウァイ
【出演】金城武/ブリジット・リン/フェイ・ウォン/トニー・レオン


どこの映画館で観たか思い出せませんが、当時(今もですが)かなり気に入った映画でした。観た後、モーレツに香港に行きたくなった記憶があります。(笑)気持ちを重ねやすい映画と感じます。


昨年「マイ・ブルーベリー・ナイツ」が売れたので、ボックスセットのDVDなんかも出ているようですね。


「天使の涙」「欲望の翼」とで、ウォン・カーウァイの三部作なんて言われ方をするようです。中身もいいんですが、邦題がいいですよね。邦題がいい、って結構珍しいと思うんですよね。「なんでこんな邦題つけたんだよ!」って方が多い。特にアメリカ産ラブロマンス系。 ま、いいですけど。


ウォン・カーウァイの監督作品一覧 ~WikiPediaから~

* 1988年 いますぐ抱きしめたい(旺角卡門)(監督/脚本)
* 1990年 欲望の翼(阿飛正傳)(監督/脚本)
* 1994年 恋する惑星(重慶森林)(監督/脚本)
* 1994年 楽園の瑕(東邪西毒)(監督/脚本)
* 1995年 天使の涙(墮落天使)(監督/脚本)
* 1997年 ブエノスアイレス(春光乍洩)(監督/脚本)
* 2000年 花様年華(監督/脚本)
* 2004年 2046(監督/脚本)
* 2004年 愛の神、エロス(愛神之手)(ミケランジェロ・アントニオーニ、スティーヴン・ソダーバーグとのオムニバス、監督/脚本)
* 2007年 マイ・ブルーベリー・ナイツ My Blueberry Nights (監督/脚本)
* 2007年 それぞれのシネマ To Each His Own Cinema (オムニバス、監督/脚本)


「ブエノスアイレス」は、ゲイの話なのでついて行けそうになくって食わず嫌いしていますが、、、、、気になる作品ではあります。。。。。





本日のDVD (ストレイト・ストーリー)

2008年11月24日 00時06分32秒 | 本日のDVD
ストレイト・ストーリー

スカパーのMovie Plusで録りダメしていた一枚。つまり買っていませんが、買ってもいいと思った一枚。

監督はデビット・リンチ。

デビット・リンチと言えば、

”エレファント・マン”
”マルホランド・ドライブ”
”ツイン・ピークス”
”デューン ~砂の惑星~”

などなど。

などなど、と言いながら、他の作品が思いつかないだけですが。


ロード・ムービーっていうんだろうか。アイオワからウィスコンシン。年老いて満足に歩くこともできない主人公アルヴィン・ストレイトが、車の免許もないし、他人に乗せてもらうのも嫌なので、自分で小型トラクターを約600km運転して、倒れた兄に会いに行く、という話。


アルヴィン、その気持ちわかるぜ。

約600kmって、都心から横手までの距離とだいたい同じなんだよね。(笑)


歩くのと同じぐらいのスピードのトラクターに見えますから、時速4kmで一日6時間運転して3週間。途中でトラクターが故障したり、いろいろあるからおおむね4週間の間の物語という事かな。



他の作品とはちょっと違って、淡々とした話の運びと、気持ちのいいアメリカの田舎の風景と、じわじわっと心の芯に沁みてくる主人公アルヴィン・ストレイトの静かな心の動き、ラストの星空にグッときました。


恐らく3年おきぐらいに観ると、その度に違うことを感じる映画だと思います。


"Brother .... is Brother...."


多分、次回観た時には心に残るセリフも違うんだろう。





本日のDVD (踊れトスカーナ)

2008年11月20日 23時50分06秒 | 本日のDVD


DVDと言っても、持っているのは録画DVDですが。
今日じゃなくて先々週、体調が悪くて寝込んでいた週末に見ていました。

久々にみていいなぁと。

数年前、2年間ぐらい、ワールドカップ・スキー全戦を見たくてスカパーに加入していたことがあります。その時に映画やアニメをDVDに撮り溜めしていたのが結構大量にあって、その中の一枚。

イタリアの田舎町に、スペインからフラメンコダンサーが公演ツアーに来るのですが、予約していたホテルが手違いで取れていなくて、、、ひょんな事からその町の会計士の実家(農家)に泊まる事になるんですが、会計士がダンサーに恋をして、、、、、というところから始まるお話。

レズの妹、ちょっとイっちゃてる弟、調子にのってハッパでラりる陽気な親父。離れにひっそり住んで姿を見せないおじいちゃんとは、いつも道ばたから家に向かって怒鳴って会話している。。。。なかなか個性的ながらも割とありそうで、なんだか親しみの湧く家族。

そこにフラメンコダンサーのツアーが絡むのですが、、、、特に何か物語りがあるかと言うと、あまりありません。ストーリーにヒネリも緊張感も、なにもないのですが、イタリアの田舎町+ひまわり畑の風景+フラメンコ(チックな)ダンスで、結構満足。

好みははっきり分かれる映画でしょうね。基本的に、世の中からは「駄作」に近い評価を受けているんじゃないかと、勝手に想像してますが。わたしはこの映画の気楽さ加減は好きですね。


この映画以外でどんなものに出ているかはわかりませんが、主演女優のロレーナ・フォルテーザは、いかにも、なラテン美人で、スタイルもとても綺麗。本格的なフラメンコダンスは期待できませんが、雰囲気はとてもいいです。


最後も、happy ending。これが結構好きなんだな。

~~


僕の父の父であるジーノ・クァリーニは

孫が生まれた日に死んだ

祖父はひとりで生きることを望み

ある朝独りでこの世を去った

スペインへ発つ前の彼の一言が忘れられない


「ジーノ!明日スペインへ行くよ!」


彼はたったひと言こう叫んだ


「オーレー!!」




このシーンで、ちょっと、グっと来ました。爽やかな後味です。