ときめき

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ハーレムジャズナイト

2005-10-07 15:45:23 | 旅&遊び
最後の夜、素晴らしいジャズを聴きました。案内人がまた最高の人です。こんな方に巡り合えるなんてなんと私達はラッキー。名前は「トミー富田」さん、ハーレムに20年住み続け、日本とハーレムの架け橋になっておられる方です。ハーレムは90%が黒人の町、彼曰く、ここは昔育った浅草に似た人情味あふれる下町だと。
早速、食事に行きました。店の名前は「sylvia's」この町の名物おばさんシルビアさんのソウルフードの店。店に入るといきなり7才になるシルビアさんの孫がトミーさんに飛びついてきました。溶け込んでいるのが一目でわかります。

フライドチキンやスペアリブ、魚のフライなどどこにでもあるような食べ物なのですがこれは美味しかった!
食べ方をトミーさんに教わりお祈りして食べます。私達は地ビールまで頂きました。これもなかなかの味です。




ジャズの店は「Shoumans」小さい店ですがグリーンのライトが印象的、カウンターでカクテルを頂きながら演奏が始まるのを待ちます。その間、トミーさんのジャズの解説、人々の暮らしや教会のことなど、今まで知らなかったハーレムを詳しくおしえてもらいました。昨年NHKの「遠くにありてにっぽん人」というテレビ番組で1時間「ハーレムに幸せを灯す男」として紹介されたそうです。また日本人として初めてハーレム市民連盟からこのハーレムに貢献した人に贈られる「Dr.マーチン・ルーサー・キング・jrエクセレント・アワード」賞を受賞。トミーさんがハーレムに連れてきた日本人は10万人を数えるそうです。

しかし、9.11のテロで日本の観光客はゼロ。とうとう会社も潰れてしまったそうです。今はツアーだけではなく、あの有名なアポロシアターに日本人アーティストを出演させたり、(平井堅とか)、ゴスペルを紹介したり、日本でまだ知られていない優秀なミュージシャンのコンサートを日本で開いたりとても66歳とは思えないほどのご活躍です。今までやっていた麻薬中毒者回復のための施設に寄付をしていたボランティア活動も再開させ、ますますお元気なこだわりのある生き方に私はとても感動しました。こんどはぜひトミーさんに会いにNYを訪ねたい。とても魅力的な方でした。

ジャズは若いお嬢さんの歌手、名物プロデューサーのお母さんと一緒に記念写真を撮りました。声量のある歌声、好きなピアノの音、ムードも最高、素晴らしい夜でした。



帰りのタクシーの中からトミーさんは私達に珍しい所を多く案内して下さいました。kさんと私の二人だけのプライベートツアー、最高でした。

嬉しそうな私の顔からこの夜の楽しさが伝わります?