リハビリ初級編

6日の手術より5日目、11日からリハビリが始まった。骨折した足に1kg、いいほうは1.5kgの負荷をかけて（おもりを足首に巻く）椅子に腰掛けて太ももを上げる運動と脚全体を上げるもの。5秒間をそれぞれ30回。それと松葉杖の練習である。といってももう松葉杖は12月31日から使っている。今頃教えてもらってもしょうがない。これは最初に長野で教えて欲しかった。というのも大失敗をしたから・・・
宿の階段を無謀にも私は松葉杖で下りてしまった。2段目の時バランスを崩して上から下まで松葉杖もろとも落っこちた。悪いことに下に妊娠中の奥様がおられてぶつかってしまった。お腹の赤ちゃんが心配で心配で部屋で寝ていても落ち着かず胸が痛い。幸い何事もなくお元気との事で本当に安心したけれどとても悪いことをしてしまった。良く考えるとお尻で一段ずつ降りるべきだった。どうして松葉杖で降りたのか？頭が混乱していたのかもしれない。私自身も怪我はなくホッとしたがこれは大失敗だった。今思い出してもゾッとする。

その後、片足スクワット50回も加わったが、落ちた筋肉は見るも哀れな状態で、ふくらはぎなどプヨンプヨンでショックだった。物足りないので自主トレと称して上半身の運動も積極的に行った。リハビリが始まり入院生活にリズムが出来てきた。（写真はだいぶ元気になってからの松葉杖姿）

嬉しい一日

9日の日曜日、昼からノルディックウォーキング「クラブサンタクロース」の仲間がお見舞いに来てくれた。遠く東大阪や滋賀県から総勢7名です。朝からウキウキ気分で朝シャンしてみんなを待った。クラブサンタクロース
スケッチブックに大勢の激励メッセージのプレゼント。chikakoさんの息子さん達からも強そうな漫画のキャラクターが上手に描かれていた。折り紙上手なNさんは開くと一つ一つにコメントが書かれた折り紙創作が3ページにわたり作られていた。皆のメッセージはその後長い入院生活の力強い励ましとなりました。いつも眺めては元気をもらいました。Tさんの青竹に入れたアレンジメントも看護師さんにいつも褒めていただいた。Sさんご一家も有難う。ワンちゃんと間違えて失礼しました。痛い日々を忘れた嬉しい一日でした。

手術

手術をしたほうが２週間くらい回復が早いとのことで早速６日に決まる。昼から開始、天井には大きなライト、右腕に血圧計、左腕に点滴。左側にモニターテレビがあった。折れた骨にプレートを当ててボルトで固定をする手術。時間は前後処置を入れても2～3時間らしい。麻酔は半身麻酔で脊柱から入れる。丸く包まって背中から注射。止血は太ももを太いバンドで固定をした。まず脚を消毒する、私の感覚ではまっすぐ脚はベッドにあるけど先生は骨折した足を上に掲げて消毒液を塗っている。誰の足なんだろう？という感じ。そこからはところどころ寝ていたようであまり覚えていない。モニターを見ると骨にプレートが写っていた。終了して部屋に帰る。この日が一番辛かった。ベッドに固定されているため腰が痛い。点滴はずっと。のどが渇く、絶食していたためお腹も空く。しかし麻酔が完全に覚めないと水も食べ物もだめだといわれ口をゆすぐのみ。キズはその後3日間、相当痛くて座薬を何回か入れてもらう。夜も全然寝れない。熱にはめっぽう強い私が微熱。嫌だったのは下剤と浣腸をしたけれど万が一、失敗しないためにおしめをあてられたことだった。それからは飲み薬で痛みを抑えていたので助かった。骨には菌が一番怖いとの事で点滴は12日まで続いた。血液検査をして菌がないので点滴は終了。注射は嫌い。そして11日、入院して1週間からリハビリが始まった。（写真は退院間近の病室にて）

骨折

40年スキーを楽しんでいるが、幸いなことに一度も怪我をしたことがない。自分自身が怪我をすることなど頭の片隅にもなかったけれど、不慮の事故は起こるものです。
信州から帰り、病院を探しました。なるべく近くで。1月2日、診察をしていただいた病院にお世話になることにしました。お正月、休日診療で整形外科の先生が丁度いらっしゃったのです。先生もスキー競技の選手だったとのことで、テレマークスキーにも詳しい。
早速4日に再診。入院に向けての心電図や血液検査、レントゲンなどをとる。5日から入院することになった。早速アレルギー検査、腕に4箇所、異なった薬を注射して反応を見る。異常なし。明日6日の手術内容について主治医より細かい説明を聞く。模型を使いながら丁寧に説明していただきちょっと安心する。
明日の手術のためにシャワー。もちろん介助つきでいすに座ったままでのシャワーです。久し振りのシャワーはとっても気持ちがよかった。
あまり深刻にならず明日の手術を迎えた。しかし・・・

退院しました

２月２３日夕方、無事に退院いたしました。
多くの方にご心配ご迷惑をおかけしました事を深くお詫びいたします。おかげさまで手術後の経過も良くこの日を迎えることが出来ました。
入院中にいただきました心温まるお見舞い、励ましの色紙やノートブック、メール、電話に大きな勇気をいただきました。心より感謝申し上げます。有難うございました。まだまだヨチヨチ歩きですので通院とリハビリを続けていきます。
久し振りにブログを再開できました事を嬉しく思っています。今後ともよろしくお付き合いください。