バラに再会～

昨年８月こちらに引越しのときに私が育てていたバラの一部をご近所のバラ愛好家のWさんに差し上げました。
先日お電話を頂いてすごく綺麗に咲いているので見に来て！そして名前のわからないバラもあるので教えてと言われました。
雨が心配でしたがつけていたバラノートを片手に昨日滋賀まで出かけました。







満開のバラと香りに包まれて幸せですね！
丹誠込めて育てておられるのでどのバラも元気がいいです。
うどん粉病が今年は出たというけれどお花も葉もイキイキしています。



嬉しい！
上の写真は私が育てていた「エメラルドアイル」
すごく大きくきれいに咲いていますね。
他のバラも大きさが全然違います、さすが！！
しかしラベルがないバラの名前を探すのも一苦労（苦笑）写真と違うのもあり難しい～

この塀もすべてご夫婦で作られた物です～



外壁にも処狭しと見事なバラが咲いていました。



お礼にと挿し木で育てたバラを４鉢頂いて帰りました。
ベランダで上手く育つといいな♪


お昼には友人宅でこれまた美味しいお昼をごちそうになりました。
懐かしい場所と友人に会えていい一日。
みなさんありがとう！

片鉄ロマン街道

金曜日に私が京都から帰ると夫が急に明日は日帰りの自転車旅行に行きたいので申し込もうと言う。
行き先は岡山県の「片鉄ロマン街道」
まだ一度も行ったことがないところなので二人で早速申し込む。

大阪駅に集合をしてバスに乗りJR備前片上駅まで行きます、約２時間半で到着しました。
自転車を組み立ててそこから各自スタートします。（自由走行）

途中、道を間違えて峠までのきつい坂道とトンネルを回避？出来たのはラッキー（笑）
和気駅の前の看板。



廃線になった線路がサイクリングロードになっているのですごく走りやすいし安全です。
私は国道などが怖いのでこのようなサイクリング道路は有り難い。



可愛い駅舎や看板があるのがまたいい感じ♪



途中、吉井川を見ながら二人でお弁当を頂く。
風が気持ちいい。

コスモス街道という名前があるので黄色の花はコスモスかしら？写真はないけれどとても綺麗でした。

棚原ふれあい鉱山公園で昭和３０年代の鉱山資料館を見学しました。
当時の服装の写真を見て子供の頃を思い出す。



その後鷺橋まで戻りそのまま吉野川沿いを１５kmほど走ると今日のゴール「湯郷温泉」です。
温泉へ入り汗を流した後は再度バスに乗り大阪まで帰ってきました。
お天気に恵まれた快適な５５kmのランでした。

久し振りの「エクセレント教室」

今日は京都「長岡天満宮」の「Hanakoさん」へ久し振り（１年半振り？）にお花の寄せ植え教室に行ってきました。
どれくらい時間がかかるか心配だったので少し早めに出たので私が一番乗り。

今日は１２種類のお花を選んで大きな鉢に植え込みます。



白とピンク（バイオレットも）を中心に選びますが私は引き締めに色の濃い葉なども選んでいます。
とにかく大きな鉢なので植え込むのに必死で写真を撮るのを忘れていました。
同じような花々でも各自個性が出てみんな違う寄せ植えになるのですね。
面白い～

出来上がりを我が家の玄関に飾りました。



アーチもアクセントです。



今日のお昼はこちらです♪
盛りだくさんでお腹いっぱい！



デザート



ホントに久し振りに多くの仲間と楽しい時間を過ごしました。
ここは心が癒される素敵な場所です♪

立山 ２０１３ ＜４日目最終日＞

今朝もいいお天気に恵まれました。
午後１時のバスで帰る予定なので午前中３時間くらいしか時間がありません。
今日は「国見岳」方面へ行くことにして８時に出発しました。

雪の大谷ポール沿いの上部をトラバースする。


滑れる場面もあるのでステップ板のまま歩いていたがまだ斜面はカチカチ、移動距離も長く左足も痛くなったのでこわごわだけど斜面途中でシールをつけることにする。
片足ずつ滑らないように慎重に作業を進めました。
シール着脱もずいぶん慣れて来ました、それからは歩くのも安心です。



後ろに剣岳が見えます。



登山で鍛えている紅蓮さんは歩きもスムースでいつも颯爽と前を歩く。
その後を私も頑張ってついて行く。





上の平らなところまで歩いて休憩する。



室堂に向かう時はバスの中から雪の大谷を見上げていましたが今度は上から見下ろしています～



ここの斜面も私達には最適な斜面。
気持ちいい！

あっという間に滑り降りる。
今度はターミナル方面へ歩き出すがその頃は雪も緩んで歩きやすい、ほんの少しの時間で雪の状態が変わる。

雪の大谷は相変わらず大勢の観光客であふれていました。



この日は金曜日、一の越へ登る人もたくさんの人です～



１１時に室堂山荘へ帰ってきました。
そして荷物を整理して夫々１３時のバスで室堂を後にしました。


私は今回乗り換えナビで余り考えずに切符を買ったもんだから大失敗！
富山駅の工事のことを知らなくて帰りも大変でした。。。
富山電鉄から乗り換え６分しかない。
富山駅までも走り、JRの改札口で駅員さんに２分しかないので「サンダーバード」には乗れないと言われ、もし乗れなければどうするのですかと聞くと戻って来てください。
だって。。。

後の電車だと帰る時間が大幅に遅くなるのでホームまで走る、しかしホントに遠くて参ってしまった。
おまけに階段を上り向こう側。。。ピーとベルが鳴っている電車にやっとの思いで飛び乗った。
６号車から３号車へ移動し、もう汗びっしょりそして悲しいかなゼーゼー息切れ（泣）

まぁでも７時には地元駅まで無事に帰り着くことができました。

今回はとても収穫の多い立山でした。
紅蓮さんには本当にお世話になりました。
そして宿のご主人に「冥途の土産になったね」と言われたけれど映画の撮影現場に居合わせることができて貴重な体験が出来ました。

また来年、元気で立山へ行けますように！


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立山 ２０１３ ＜３日目＞

一の越から御山谷の大岩まで行きたいというのが今日の目標です。
曇り空ながら幸いなことに今日は風がありません。
朝８時に室堂山荘を出発しました。



見に見えているけれど一の越まで登るのも一苦労です。



登るに従い素晴らしい景色が広がって感激。



下界は雲の中。



順調に高度を上げもう一息です。



しかしながら山荘前の急斜面は厳しいからキックターンもままならず右側から回り込んで行くことにしました。
まだカチカチのバーンです。



「さとさん怖くないの？」と前を行く紅蓮さんに聞かれ「怖くない！」と言ったとたん急に怖くなっちゃった私。。。（苦笑）
緊張感が体全体に広がった。
慎重に慎重に滑落しないように１歩ずつ歩みを進める。



ようやく到着、９時半でした。
そこに前夜同じ宿の３人組のおじさまがシールを外し滑る用意をしていました。
ご挨拶をして少しお話ししました～
私達が大岩まで滑って登り返すというとタンボ平まで行きロープウェーで登って来ても今晩一泊するなら十分時間はあるよ～と言われました。
優しいコースと言われたけれどしかし私達二人だけなので不安だし計画通り大岩まで行くことにする。

急斜面を颯爽と滑り降りる３人を見送って私達はぐるりと山荘側へ移動する。



雪も緩みフイルムクラストの雪はしゃらしゃらと音を立てる。
なんと気持ちよいこと！！
斜度も私達にはぴったり（笑）



大岩まで滑るのはあっという間でした。



セルフタイマーで二人の記念写真を撮る。



もう嬉しくて二人で大喜びしました！

１年目はおそるおそる。。。途中まで、昨年は急風のため行くことができず、３年目の今年やっと念願かなって大岩まで滑ることができました。

途中夏道から３人のおじさまがガンバレーと声援を送ってくださったので大岩から手を振る～
一休みしてさぁこれから登り返します。



あの上まで歩きます～結構辛い道のり。
暑いから薄着で登っていたら段々寒くなったり気温の変化が激しい。



途中でお腹がすいたので二人でカップラーメンを食べる。
しかしながら急に雲が谷へ降りて来てちょっと不安になる。。。でもまたすぐに消える。

疲れていたけれど食べたら急に元気になりました。（笑）
頑張って歩いていたら岩のところからたくさんの雷鳥が私達を迎えてくれるように現れた。
嬉しいね♪



途中のお昼休憩を含めて２時間かかりました。
一の越へ戻って来て今度は反対側室堂山荘へ向けて斜面を滑ります。
快適な滑りはあっという間に山荘到着。
お疲れさまでした～




休憩時間なのか撮影隊の荷物が多くありました。



スキー板を置きに中へ入ると松山ケンイチさんと蒼井優さんが食堂で休憩中。
すぐ後ろで私達もお疲れさま休憩（笑）
間近で見ると二人は若いですね、蒼井優さんはショートカットがよく似合う少年のような雰囲気で可愛い！
あのドラマ坂本龍馬での色っぽい芸者さん姿とは全然結びつきません～（俳優さんって改めてすごい）

時間が来たのかスタンバイして撮影隊が出て行きました。

テラス側の窓から私達二人で見ていました。



雪の中での山岳シーンの撮影を支える大勢の人たちでした。

本当に今日は大満足の一日でした！
念願の大岩までの滑走もそうだけれどトラバースの技術など色々と勉強になりました。
一つ一つの積み重ね、経験、判断力が重要だと感じました。


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立山 ２０１３ ＜２日目＞

窓から強烈な太陽の光が差し込んできます、今日もいいお天気です。
しかし外に出ると結構風が強い。



昨年一の越で強風のため大変な思いをしたので今日はお天気もいいし景色を見たいので室堂山の展望台辺りに行くことに決める。
シールをつけて登る用意、７時５０分に出発です。



まだ少し固い雪、しかしながら昨日のぐさぐさ雪よりはずっと登りやすい。
ゆっくり登ります～



まだ誰も人はいません、二人だけの世界。



展望台へ到着、見渡す限り３６０度素晴らしい景色です！




写真を撮ったり休憩したりした後に展望台から国見の方へ行けるかどうかちょっと滑って見に行きましたが私達では難しそうなのでこの辺りの斜面で登り返して滑りました。
すごくいいコンディションで滑りやすい。



しばらくするとボーダーの女性が登って来て写真撮影を頼まれたので私達も二人の写真をお願いする。




もう一度登り返して左側へ滑リ降りることにしました。
室堂のターミナルが見える。



再度登り真正面へ向かうと大勢の人たちが登ってきました。
そろそろお昼前になり、今日のお昼は「みくりが池温泉」へ行こうかとすぐに決まる（笑）
今年は雪が多くて山荘の入り口まで滑って行けました。



受付の方は今日はすごい風ですねと気持ちよいご挨拶、とても感じがいい。
今年もここで美味しいビール＆お昼ご飯を食べれるのは幸せです～



ゆっくり休憩させて頂きました。
紅蓮さんが雷鳥沢のテントを見たいというので歩き出しましたが下まで行くとまた室堂山荘まで登るのがしんどいので諦める。

みくりが池の青い水が少し見えていますね～



雲が雪面に影をつくり美しい。



宿では時間があるので２階の談話室においてある雑誌などを借りて読みました。
紅蓮さんが借りた本にはちょうど木村監督のインタビュー記事などがあり興味深くて面白かった。



＜おまけ＞

映画の撮影隊と一緒なので朝夕食も楽しいです♪

朝に私達の部屋の前で「木村監督」とばったり会いました。
私が「おはようございます「剣岳　点の記」の映画を見せて頂きました」と声をかけましたら監督は快く「おぉ～ありがとう！今回の「春を背負って」は来年６月ですからね！ぜひ見てくださいよ。毎日大声を出してるので声がこんなガラガラで～」と気さくに笑って答えてくれました。

今朝は吉田栄作さん、鶴瓶さんの息子さんだと紅蓮さんに教えてもらった駿河太郎さん、松山ケンイチさん、豊川悦司さん、蒼井優さんを見かけました。
男優さんはみんな背が高くて超カッコいい！
毎朝素敵な人々のお顔を見れるなんて幸せです～（笑）


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立山 ２０１３ ＜１日目＞

今年も毎年すごく楽しみにしている「立山春スキー」に行くことができました。
今回は私一人、室堂で東京からの紅蓮さんと待ち合わせをする予定です～

５月１４日午前７時前に自宅を出て西大寺から近鉄電車の特急に乗ろうと思ったところ満席だとのこと、この電車に乗らないと間に合わない。
仕方なくデッキで立ったまま京都まで行く。
京都発８時１１分サンダーバード３号で富山駅まで。

まだ私の寝ている間に夫が作ってくれた手作り弁当を美味しく頂きました。
ビックリ（笑）そしてありがとう！

そして富山電鉄に乗り換える予定が富山手前で踏切トラブル発生、１２分も遅れて電車は富山到着。
乗り換えるまでに１６分の余裕があったけれど４分では到底間に合いそうもない、がしかしこれまた待ち合わせに遅れるし。。。

大きなリュックとスキー靴とスキーを担いで走りました！
しかしもうすでに１１時２１分発は出た後でしたがサンダーバードが遅れたことをいうとすぐに２６分発の電車に乗り終点で乗り換えなさいと言う。
またもや走って（苦笑）何もわからない電車に飛び乗る。

そしたらなんと最初に乗ろうとしていた電車が乗り換え場所に後から到着して立山駅には時間通りの到着となったのでした。
ケーブルカーとバスを乗り継いで室堂に着くと先に到着していた紅蓮さんが待ってました！



お天気は晴れ！

台湾からの観光客に一緒に記念写真を取ってくださいと頼まれる。
来年は官さんも立山来れるといいね♪（笑）

さて荷物を置いて今日は足慣らしということで室堂山を登ることにするがさすがにぐさぐさ雪でままならない。。。



登るのも息切れしてしんどいこと。
雪が重くて足が疲れる、仕方なく１本滑って終わりにする。



今年の立山は雪が多い、まだ真っ白です～

お風呂に入り６時からの夕食場所に行くと真っ黒に日焼けしたガイドさんのような人たちが大勢いる。
ガイドの研修かなにかやっているんだろうかと紅蓮さんと話す。
夕食後、部屋の前でスタッフの方にお聞きしたらなんと映画の撮影なんだそうです～

春を背負って

山小屋はスタッフのみで俳優さん達は別のホテルなのかな？なんて話していたら翌朝イケメン俳優さんやファンでもある蒼井優さんが次から次へ食堂へ。。。
もう目がキョロキョロ（苦笑）
こんなことは初めてなのですっかり興奮してしまい？嬉しいやらミーハー気分の立山春スキーの幕開けとなりました♪



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ガブリエルが咲く

９日に夫と二人で神戸に行く。
この日はいいお天気で日差しが夏のよう～
先日の大阪もそうですが神戸にも新しい商業施設が出来て賑やかなハーバーランドです。

以前一度だけ行ってお気に入りのホテルがお得な値段であったので予約しました。
ここはそんなに大きなホテルではないけれどゆっくりするには最適です。
ベランダからの夜景も綺麗ですね～





翌朝私だけ女性専用のスパでのんびりしている間に夫は朝のお散歩。
その後においしい朝食を頂きました。

残念ながら小雨が降り出してきたので早々帰路につきました。

今回は自転車の予定が私の体調不良でやめて、電車で行きましたが案外我が家から近いということに気がつく（笑）
またお買い物に行こう！

さて帰ると２番目の薔薇が咲き出しましたよ～



「ガブリエル」

グレーに近い白で中心に淡いパープルが上品な薔薇です。
香りもいい！

ベルベット　トワイライトも二番目、三番目が咲いてます。



そして嬉しいことにいつもならもうとっくに終わっているビオラが４月初めにすべて切り戻したせいで今また見頃になりました。
これはちょっと季節遅れで安く買ったけれどホントに長い期間楽しませてもらって超お得でしたね（笑）

ばらが咲いた♪

ベランダでのばら栽培はどうかな？と思ったけれどどうしてもやりたくなって２月に４鉢だけ買いました。
２月に届いた秋苗を少し大きな鉢に植え替えました。



午前中しか日が当たらないけれど順調に育っていました。
それでも４月には何枚かの葉っぱが虫に食われていてショック、目で見て４匹ぐらいの虫を手で駆除。

つぼみがついて来たので水を切らさないように気をつけて今か今かと待ちわびていた薔薇が昨日初めて咲きました。



昨日今日のいいお天気で今朝はこんな感じ♪



色も何とも言えない大人色。
光沢のある赤ワインのような感じかな？

４つのうちのこの「ベルベッティ　トワイライト」が一番早く咲いたけれどミニつるバラもたくさんのつぼみがついている。
楽しみ～



この鉢も一番いい場所に上げたり下げたり何度も移動してまたまた今日もリビングの窓から一番良く見えるところに移しました。
鉢植えはそれが出来るのでいいけどちょっと重いな（苦笑）
これは秋苗なのでしっかりしてるし大丈夫と思いましたがこうして花開くとすごく嬉しいなぁ♪

滋賀の家の薔薇を引越しのときに何本か公園に移植して頂いたのでお花が咲いたら見に行きたいわ。
５月は薔薇が楽しみな季節です～

薬師寺の写経

先日行われた薬師寺の「鬼追い式」の時、ご案内頂いたTさんに「私昔ですけどここで何度か写経をしたことがあります」とお話ししました。
するとその記録は調べられますよとおっしゃる。
私が書いた写経は堂塔経蔵に永代にお祀りしているそうです。

しばらくして嫁ぎ先住所で調べてもらったけれどないという。
そういえば実家に何年か住んでいたので昔の住所で調べてもらったら記録があり「集印帳」を再発行してくださった。



最初のページには昭和４９年４月５日、同じく４月８日。
それからは８日ごとに５月、６月、８月に写経をしている。
もう３９年前のことです。




そのきっかけは先天性心疾患で生まれた娘を49年3月に手術したのですが残念なことに術後の翌日２歳３ヶ月で亡くした。
その時は悲しいかな私も緊急入院をしていて同じ京大病院に二人して入院、手術を経験しました。
私の退院の日が娘の手術の日、車いすで娘を見送ったのが娘との最後となりました。

これまで生きてきた長い人生の中で一番辛い苦しい時期があの頃でした。
娘の葬式の時、高知から駆けつけた亡父が「自分の父親が死んだときには涙も出なかったけれど移動中ずっと涙が止まらなかった」と言った。
私には若いのに苦労しているなぁ。。。と声をかけて慰めてくれた。
私は逆縁で焼き場には行けなかったが父は娘の細い小さな骨を拾うのは居たたまれなかったとも言った。


その頃、薬師寺では高田 好胤管主が人気で写経勧道で金堂を復興させるという事を熱心にされていました。
色んなことに傷ついた心を慰めようと私も管主の本を読んだり直接お話を聞きたくて、その当時３歳の息子を連れて薬師寺に行ったんだと思います。

かたよらないこころ
こだわらないこころ
とらわれないこころ

ひろくひろく
もっとひろく
これが般若心経
空のこころなり


頂いたハガキに書いてあったこの言葉をみてわぁ～懐かしいと思わず声が出ました。
高田 好胤管主が大きな声で言い、その後に私たちが声を出して唱えていたあの言葉です。

その後私は京都に戻り薬師寺行きは難しくなってきました。
嬉しいことに妊娠しましたがつわりもきつく流産の危険性もあり、また心臓病の子供が生まれるのではないかと悩みながら長い間入院してやっと生まれたのが今の次女です。
その当時の色んなことが走馬灯のように目に浮かびました。

この私の写経の記録を数多くの写経の中から手作業で探して頂き、集印帳を再発行して頂いたTさん、本当にありがとうございました。
今は亡娘は息子の家にある仏壇で息子夫婦が手厚く奉ってくれていますし私も参ることができるようになり本当に嬉しく思っています。

今は幸せな日々を過ごせることに感謝してもう一度お写経を続けて行きたいと決意しました。
再びご縁を頂きありがとうございました。