21日の「土用の丑(うし)の日」を前に、静岡県内で値上げに踏み切るうなぎ料理店が相次いでいる。
稚魚のシラスウナギが2年連続で不漁に見舞われ、価格が高騰したためだ。ところが、今月8日に梅雨明けし、猛暑が続く同県内では、多くのうなぎ店が盛況という。「お客さんには迷惑をかけるが、仕方がない」と関係者は複雑な表情だ。
うなぎが名物料理の一つの三島市では、三島うなぎ横町町内会に加盟する27店のほとんどが200~300円の値上げに踏み切った。同市緑町の「元祖うなよし」でも、5月の大型連休後、並うなぎ丼を200円値上げし、2300円にした。同会会長で店主の関野忠明さん(58)は「仕入れ値は例年の倍近い。本来なら500~1000円上げたいところだが……」と苦しい胸の内を明かすが、猛暑で客足は伸びているという。
浜松うなぎ料理専門店振興会(浜松市)に加盟する約30店のほとんどでも、6月までに200円程度の値上げに踏み切った。しかし、客足への影響は見られず、高橋徳一会長(61)は「お客さんも値上げを理解してくれている」と話す。
シラスウナギ漁は、毎年12月~翌年4月に川の河口などで行われる。半年程度で出荷し、現在主流の単年養殖と、1年以上かける周年養殖がある。養殖されたうなぎは問屋を経て、料理店などに卸される。
水産庁栽培養殖課によると、シラスウナギの昨季の推定漁獲高は9・2トンで、前年の4割未満だった。同課は「昨年末~今年4月の漁獲高はまだ出ていないが、昨季より低い可能性もある」と懸念する。
全国の養鰻(ようまん)団体でつくる日本養鰻漁業協同組合連合会(静岡市)によると、昨季の不漁の原因はエルニーニョ現象に伴う海流の変化だったが、今季の原因は不明という。
シラスウナギの仕入れ値は1キロ30万~50万円が相場だが、今季は85万円程度に急騰した。一時は100万円の高値もあったといい、同会は「供給量が少ないため、需給バランスが崩れている」と指摘する。
三島うなぎ横町町内会の関野さんは、天然うなぎの減少や川の水質汚染が背景にあると指摘。「天然うなぎの漁獲を抑えるなど、資源として管理すべき時では」と話している。
鰻が高くなるのは仕方が無いにしても・・・
これからの資源確保って大変だね★
まあ、サッパリと~
水茄子でも食べませんか?
さてっと~台風も無事にどこかに行くらしいから・・・
これから北海道に出かけてきます☆
今回は小樽、余市、積丹へ♪
美味しい雲丹をたんまりぃ~食べてきます☆