精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

議員研修会と12月議会

2008年11月28日 21時38分23秒 | 今日のできごと
 昨日は、町村議長会主催の議員研修会で、京都市内まで出かけた。講師は2人。1人目は、議会改革・活性化ではいくつかの本も書いている大森氏。本では何度かお目にかかっているが、ご本人とは初対面。意外と現場がよく分かっている方という印象を受けた。本では、臨調や行政改革会議などの難しい報告が並んでいたので、固い方かなという印象だったので・・・市町村合併の目標数値については、自民党案も民主党案も非現実的なことがよく分かった。そもそも、人口も風土も気候も地形も異なる日本の地方で、同じような自治体が成立するはずがない。よくよく考えれば分かることだが、「バスに乗り遅れるな」的な発想で、われもわれもと合併になびいた。しかし・・・合併した自治体の多くは「こんなはずじゃなかった」との想いを持っているとのこと。他山の石としよう。
 2人目は、テレビでも活躍している与良氏。市内まで出かけてテレビの裏話を聞きたかったわけではないが・・・この種の研修会は、過去いろいろだった。だが、半分近くは政治評論家と言われる方々の話だった。確かにおもしろい話をする講師もいたが、議員を集めての研修会なのだから、議会活動が改善されるような内容にして欲しいと思う。政局の話もいいが、私らは評論家ではない。それぞれの地域で、生の生活を目の当たりにして、地域の政治のあり方を論じ・政策立案をしているのだから・・事務局も、その辺のことをよく理解して、講師の選定をして欲しいものだ。
 今日、12月議会の議案書が送付された。といっても自分で役場まで取りに行くのだが・・
 12月議会は、通常大きな議題は少ないのだが、今回は少し違う。1つは、議員提案で「議員定数改正」がされていることだ。残念ながら、配布された議案書には「改正の提案理由」が書かれていない。提案する側としては、少々不手際だと思うが、議会で質疑することにしたい。もう1つは、まだ正式には提案されていないが、精華町初の「直接請求による条例提案」がされる予定だ。請求人から議員には事前に「条例案」が配布されているので、内容は判明している。ジュネーブ条約を利用したものと受け止めたが、そもそもジュネーブ条約自体が、戦時法制である。また、町という自治体が、戦争の当事者になれるのかにも疑問が残る。どちらにしても、この2件の議案は、住民の声を聞くなど慎重審議を主張したいものだ。賛否双方の意見を聞いて判断することが必要であろう。

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