精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

表現の自由とは

2008年11月26日 22時22分54秒 | 今日のできごと
 今日は、早朝配達の日だ。徐々に寒くなってきているが、先週ほどではない。車のフロントガラスもなんとか凍りついていなかった。
 午前中は、議員団会議。12月議会の一般質問の調整などを行う。昼からは、一般質問の事前調査や報告書つくりなどで時間が経過する。結局、夕方に持参するとしていたものが届けられずに・・・
 自衛隊員だった田母神発言・論文について一言・・
 先日のテレビ番組で、評論家が「田母神氏にも表現の自由がある」と言っていた。一般的にはそうだが、自衛隊の特殊性をまったく無視している。自衛隊員も国家公務員である。しかも政治的活動が制約されている。日本の憲法では、国会議員や裁判官、大臣、公務員などは憲法擁護義務を負っている。民間人とは明らかに違う存在である。憲法擁護義務がある中で、唯一改正発議をすることができるのが、国会議員である。要するに、それ以外の国家公務員は、職務上改憲発言は制約されるのである。
 しかも、自衛隊は特殊な存在だ。名前は「自衛隊」でも、れっきとした軍隊である。世界各国で軍がクーデターを起こし、政権が転覆させられたことは数多くある。武力を行使して国民を殺傷したり脅かしたりできる存在なのである。憲法擁護義務をより厳格に適用することが求められている。自衛隊3軍のうち1軍のトップが、あのような発言をすることは許されない。しかも、時代・歴史認識が無茶苦茶でもある。国を愛することから始まると言うが、愛するがゆえに厳しい反省を迫ったり、厳格な教育をすることは世間一般にも多く見られることだ。過去を反省することが、国を愛していないという短絡的な発想は60歳にもなる大人の発想としては、幼稚というしかない。

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