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精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

参政権

2010年07月11日 08時28分33秒 | 佐々木の想い
 今日はいよいよ参院選の投票日。ぜひ投票に行っていただきたいものだ。
 今朝、食事をしながらのテレビでこんなことが報道されていた。
 この間の「事業仕分け」で、今回の参院選の国からの費用負担(各選挙管理委員会への委託金)が90億円20%ほど削減された。その影響で、投票所スタッフを減らしたり、投票所そのものを削減したところが多い。お年寄りが歩いていける投票所がくなり。数キロ離れた投票所まで(電車やバスがないので)自転車や徒歩で行くことになっている。遠すぎるので棄権する人も多いのでは・・・
 というものだ。
 投票行為は、参政権の中でも最も基本的なものであり尊重されなければならない。民主主義の基本である。精華町でも小学校区にいくつもの=容易に歩いていける範囲に投票所がある。数キロ先とは考えられないことだ。こういうことが起こると「安ければいい」という昨今の風潮には疑問である。もちろん、内容によっては削減すべきものもあると思うが、社会の基盤部分をもろもろのムダち同レベルで論議することには抵抗がある。

 もう1つの報道は、開票時間の速さ比べというもの。投票時間が夜8時まで延長されたため、開票時間がずれ込んでいるのは仕方ないことでもある。ただ、開票単位によっては数百から数万超までいろんな開票所がある。この問題も速ければいいわけでもない。近隣の自治体でも、開票ミスが発生したために、結了がだせず深夜~翌朝までかかったところがある。選挙の方法も工夫しないと、開票の時間短縮は困難な面もある。ここでも、「正確さ」と「速さ」のどちらも求められているのであり、「速さ」だけを追求する姿勢に疑問を感じる。
コメント
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