今、国会では野党が要求した資料を自民党が事前に検閲していたことが分かり問題になっている。自民党側は、「実態を知るため」としているが、無理がある。野党の動きの実態を調べる前に、与党として調べるべきことが多くあるのではないか。
例えていえば、農林水産省の食の安全を守るための業務がどうなっていたのか。社会保険庁の年金業務がいい加減になっていなかったのか。防衛省の随意契約に問題がなかったのか。などなどである。
自民党の国会議員は、衆参合わせて350人以上いる。さらに、自民党の皆さんは秘書といわれるスタッフを1人の国会議員で10人ほど抱えているらしい。単純に計算しても3000人以上のスタッフがいるのに、官庁のずさんな仕事をチェックできないできた。それどころか、むしろ官庁の利権に乗っかって利益を得てきた議員も過去に多々いた。これでは、官僚を国民の立場に立ってコントロールすることはできない。
例えていえば、農林水産省の食の安全を守るための業務がどうなっていたのか。社会保険庁の年金業務がいい加減になっていなかったのか。防衛省の随意契約に問題がなかったのか。などなどである。
自民党の国会議員は、衆参合わせて350人以上いる。さらに、自民党の皆さんは秘書といわれるスタッフを1人の国会議員で10人ほど抱えているらしい。単純に計算しても3000人以上のスタッフがいるのに、官庁のずさんな仕事をチェックできないできた。それどころか、むしろ官庁の利権に乗っかって利益を得てきた議員も過去に多々いた。これでは、官僚を国民の立場に立ってコントロールすることはできない。