精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

決算審査と議員のあり方

2008年10月01日 23時26分22秒 | 議会・地方自治
 昨日・本日と、決算の委員会審査2・3日目だった。昨日は民生部所管事項、今日は事業部・消防所管事項であったが、意外と早い時間帯に終了した。決算は、終わった過去のことを審査するわけだが、意味がないことはない。これから始まる来年度の予算編成に向けて、過去のいいところは伸ばし、課題は改善し、要望は可能な限り盛り込んでもらうためには充分意義がある。しかし、発言する委員が少ない。
 この間、議員定数の議論がされている。削減を主張している方々の多くは「少ない人数でもできる」というものだ。そうだとしたら、それを実践して証明してもらわなければならないはずだ。しかし、どちらかといえば委員会では、削減派の委員が発言しないでいる。彼らの「少ない人数でもできる」とは、住民の代表である議員として、先ほど述べたようなチェック機能・住民の声を届ける機能を果たすのではなく、黙って行政のやりたいことは邪魔をしないことを意味するのだろうか。それでは、住民から直接選挙される意味がない。
 削減を主張されている方々、特に議員は、削減しても大丈夫であることを自ら証明してもらわなければならない。もちろん、議員でない方も同様である。私たちは現実の存在であり、理屈も大事だが現実的に実践しうる変革でなければ、意味がない。
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