もうすぐ盂蘭盆

義母がフランス旅行中にひったくりに遭い、
バイクで引きずられて肋骨を5本も折るという、大変な目に遭った。
本当に何が起こるか分からないのが人生。
そんな義母のために、昨日深川不動尊でお守りを頂戴してきた。
最近、護摩修行のも参加していないので、それも目的のひとつだったけれど。

チャネラーのmasamichiさんに教えてもらったのだけれど、
深川不動尊は日頃くっついてしまう念や霊などを祓う力が強いのだそうだ。

masamichiさんに、
『あなたは霊媒体質だから、たまに行った方が良い』と言われていたけれど、
近頃はなかなか足が向かなかった。
それでも何とか足を運んだら、護摩行の時に右肩がずしっと…
最近足が向かなかったのは、これが原因かも知れない

護摩行の最後に、いつも僧侶が小話(？)をしてくれる。
この日は【盂蘭盆】についてだった。
裏盆と書かれることも多いが、正しくは盂蘭盆。
サンスクリット語のウランバナが語源ということだった。
盂蘭盆という言葉は聞いたことがあったけれど、
その意味をきちんと聞くのは初めてだ。
死後に供養されない魂は、あの世で逆さづりの責め苦に遭うので、
ご先祖さまの供養をすることを盂蘭盆としたのだと説明された。
この説は、インドではなく中国でできたという説もあるけれど、
亡くなった方、特に自分の系譜に連なる方を供養するのは大切なことだと思う。

あたしの父母とも生家を離れているため、なかなかお墓参りができない。
心の中で思い浮かべることも供養になると聞いたので、
亡くなった祖父母の顔をたまに思い浮かべるようにしている。

僧侶の話を聞きながら、あたしは仏教徒ではないけれど、
自分が今ここにいることの縁を大事にしないとなぁ…と改めて考えた。
今年は深川不動尊の盂蘭盆に参加してみよう。
そして、今の自分があることに、もっと感謝してみよう。