Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

新年、神々の国へ - 3が日が明けて

2008-02-10 23:28:49 | 
【2008年2月10日(日) 旧暦1月4日】
朝5時半に起き、ひと風呂浴びに。
誰もいない広い風呂で、なんとなく波フラを踊った。
誰かに見られたら、ただの頭のおかしい人なんだろうけど。

だんだん明けていく空はうす曇り。
masamichiさんの言うとおり、昨日は土地の禊の雪だったのか。

本日は旅の最終日。
朝ごはんをいただいた後、JR福井駅へ向かう。
途中、父の実家に寄り、再度祖父にあいさつ。

父の実家のそばに、小さい頃に遊んだ神社がある。
あの頃はもっと大きかったように思っていたけれど、
自分が大きくなったからか、意外と小さいことに驚く。
ここの神社の大きな木はご神木として祀られているのだが、
このご神木の存在感は、小さい頃感じたよりも大きくなった。



木は気に通じるためか、大きな木のそばは何となく落ち着く。

JR福井駅に到着後、観光タクシーで永平寺に向かう。
永平寺は厳しい座禅修行を行うことで有名なお寺で、
年末の【ゆく年くる年】では必ず除夜の鐘のシーンが放映される。
小さい頃に何度か来たが、迫りくる静けさが怖かったことしか覚えていない。



たくさんの参拝者がいるのに、内部は気の統制がしっかりしていて、
背筋が伸びる雰囲気に包まれている。
若い雲水(修行僧)たちが毎日手入れしている廊下はツルツルに磨きあげられて、
塵一つ落ちていないという表現がぴったり。



ここの雲水はほとんどがよそのお寺の住職のご子息で、
3年の修行の後、自分のお寺に帰って行くのだとか。

ダンナは永平寺見学の後、ひとり仕事のため大阪へ旅立って行った。
残り5人で福井が発祥だというソースかつ丼を食べに行った。



小さなお店に長い行列。
人気があるんだなー。

食後、JR福井駅近くの柴田神社へ。
ここは戦国大名の柴田勝家をご神体として祀っているのだが、
最近客寄せのためか勝家の妻のお市の方を前面に出している。
そして、3人の娘をもうけたことから家内安全を呼び物にしているが、
戦国を生き抜いたお市の方の壮絶な生き様、
さらには淀君の数奇な運命からは家内安全は想像できない…



特に何も感じず、柴田神社を後にした。

夕方、JR福井駅から北陸本線しらさぎ号に乗り、名古屋へ。
そこから乗り換えて東京へ。

毎晩宿が変わり移動距離が長かったためか、なんだか4日間の旅以上の気分。
人生も長い旅のようなもの。
沢山のものを見て様々なものを感じながら過ぎていくのだろう。

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2 コメント

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Unknown (ゆみ)
2008-02-13 18:39:13
ALOHA~♪
お帰りなさいませ!
新年早々充実した、旅でしたね☆
しかも・・・珍しく(?)でーじ青空だったんですね(笑)
数年前から私も熊野神社、行ってみたいと思ってました。
でもなかなかタイミングが来ないです(^^ゞ
シェアありがとうございました~☆
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ただいまですぅ (Sara)
2008-02-14 16:42:11
>ゆみさま
Aloha!
そうなの、珍しく晴れました!
途中で大雪にも見舞われましたが
熊野は遠いけれど、本当に心が洗われます。
ワイピオ渓谷に空気が似ていますよ!
お勧めです
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