【2008年2月9日(土) 旧暦1月3日】
昨日までの麗らかな天気はどこへやら、名古屋はどんより曇り空。
中央線特別快速で米原へ向かう。
ここで、あたしの両親、ダンナ、妹夫婦と合流し、
福井は越前に住む、御歳93歳の父方の祖父に会いに行くのだ。
10時20分ごろ米原着。
結構な雪が舞っている。
今日は東京も雪だと天気予報で言っていた。
12時少し前、武生着。
かなりの雪。
ダンナが【冬のソナタ】ごっこ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/8f/a5975ae7f3746c9b6865473d4c814774.jpg)
お蕎麦を食べて、越前海岸方面へのバスに乗り込む。
路線バスだけれど、このまま1時間半くらい揺られて宿に着く。
宿の窓からは冬の日本海。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/63/354ed69b42b94a846bdbfb84287ef194.jpg)
祖父が住む越前市は、元々は織田町と言った。
これは織田信長にちなんだ名前で、
信長が剣を突き立てた土地には剱(つるぎ)神社が建立された。
しかし、最近流行りの合併で地名が消えてしまった。
古来からの地名がどんどんなくなって行く寂しさ。
蟹が売りである寂れた温泉街に立つ、【越前ガニミュージアム】。
これは町興しで行政が建てたものらしいが、なんともお粗末な内容。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/48/cd4f76c4307fa8db02d20fee2fd9d1e6.jpg)
宿の女将さんは『町民の血税を使ってるのに…』と苦笑いしていた。
夜は蟹尽くしの晩御飯。
3年分くらいの蟹をいただいてしまった…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ec/9b9fc58a88b04a7a264bbb8f94ed7a86.jpg)
食後、祖父が伯父に連れられて宿に来た。
緑内障を患っているため目が弱っているものの、頭と耳はしっかりしている。
御歳93歳とは思えない。
まだ自力で歩くことも苦ではなさそうだ。
先日、とあるチャネラーさんが、
『死を受け入れられない人や死を恐怖している人、
人に面倒を見て欲しい人は認知症を発症する人が多い。』と言っていた。
祖父は祖母にも先立たれたが、意外と冷静に死を見つめているのだろうか。
まったくボケておらず、可愛らしい穏やかな顔をしている。
祖父と一緒に撮った写真には、どれもこれも沢山のたまゆらが写っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/06/9e03b0fa04b99ef7fb4de6ae0a15e32b.jpg)
戦争を生き延び、様々な思いをしながら生きてきた祖父。
穏やかな人柄がそのまま顔に出ている祖父。
久しぶりに会えて、ほんわかあったかい気持ちになった。
あたしも、精一杯生きて、悔いのないように死んでいきたい。
生きることとは学びの場。
しっかり学びを得て、次の世界に行きたいと思った祖父との再会だった。
昨日までの麗らかな天気はどこへやら、名古屋はどんより曇り空。
中央線特別快速で米原へ向かう。
ここで、あたしの両親、ダンナ、妹夫婦と合流し、
福井は越前に住む、御歳93歳の父方の祖父に会いに行くのだ。
10時20分ごろ米原着。
結構な雪が舞っている。
今日は東京も雪だと天気予報で言っていた。
12時少し前、武生着。
かなりの雪。
ダンナが【冬のソナタ】ごっこ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/8f/a5975ae7f3746c9b6865473d4c814774.jpg)
お蕎麦を食べて、越前海岸方面へのバスに乗り込む。
路線バスだけれど、このまま1時間半くらい揺られて宿に着く。
宿の窓からは冬の日本海。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/63/354ed69b42b94a846bdbfb84287ef194.jpg)
祖父が住む越前市は、元々は織田町と言った。
これは織田信長にちなんだ名前で、
信長が剣を突き立てた土地には剱(つるぎ)神社が建立された。
しかし、最近流行りの合併で地名が消えてしまった。
古来からの地名がどんどんなくなって行く寂しさ。
蟹が売りである寂れた温泉街に立つ、【越前ガニミュージアム】。
これは町興しで行政が建てたものらしいが、なんともお粗末な内容。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/48/cd4f76c4307fa8db02d20fee2fd9d1e6.jpg)
宿の女将さんは『町民の血税を使ってるのに…』と苦笑いしていた。
夜は蟹尽くしの晩御飯。
3年分くらいの蟹をいただいてしまった…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ec/9b9fc58a88b04a7a264bbb8f94ed7a86.jpg)
食後、祖父が伯父に連れられて宿に来た。
緑内障を患っているため目が弱っているものの、頭と耳はしっかりしている。
御歳93歳とは思えない。
まだ自力で歩くことも苦ではなさそうだ。
先日、とあるチャネラーさんが、
『死を受け入れられない人や死を恐怖している人、
人に面倒を見て欲しい人は認知症を発症する人が多い。』と言っていた。
祖父は祖母にも先立たれたが、意外と冷静に死を見つめているのだろうか。
まったくボケておらず、可愛らしい穏やかな顔をしている。
祖父と一緒に撮った写真には、どれもこれも沢山のたまゆらが写っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/06/9e03b0fa04b99ef7fb4de6ae0a15e32b.jpg)
戦争を生き延び、様々な思いをしながら生きてきた祖父。
穏やかな人柄がそのまま顔に出ている祖父。
久しぶりに会えて、ほんわかあったかい気持ちになった。
あたしも、精一杯生きて、悔いのないように死んでいきたい。
生きることとは学びの場。
しっかり学びを得て、次の世界に行きたいと思った祖父との再会だった。
てか、かなり近くまで来てたんやね~!
敦賀のさかな街でもポストカードや色紙画おいてるよん☆
たまゆらを呼ぶおじいちゃま、すてき。。。
認知症の話、ちょっとわかる気がするなぁ。
淋しさとか、恐怖の裏返しなのかも知れないね。
いろんなものを手放して、学んで、
より深く生きてゆきたいなあ。
ありがとう、続きを発見してくれて!
大垣駅は通過したよ。
土地勘がなかったので声かけなかったけれど、
次回は会おうねぇ。
そして、あやちゃんの絵は敦賀にもおいてるんだ!
それはほんとに近くだなぁ。
お伊勢様も行ってみたいし、また計画たてようっと。
今回もいろいろ深い学びがあって、良い旅でした!