Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

Bonin Blue Again ! Vol. 2

2009-08-05 21:40:47 | 
【7月21日(火)】
朝6時、2等船室の電気が点いて、ざわざわと人が動き始めた。
狭いながらもそれなりに眠れて、割りとすっきりした気分。
6時半ごろ起きだして、洗面所へ。
さすがに混んでいる。

顔を洗い、水を飲んだり身支度したり。
8時過ぎに甲板に出てみると、目の前に大きな虹!
これは幸先良いかも~
虹の写真を撮っていたら、
あまねちゃんのご主人のたつさんとそのお友達がやって来た。
虹について少し話し、船室に戻った。
まだ寝てるダンナを起こし、持って来たパンで朝食。

午前中は、おがさわら丸見学ツアーに参加。
これは船内の案内所で申し込むと、機関室や操舵室を案内してくれるツアーだ。
まず機関室へ行って、機関室長から説明を受けた。



それから操舵室へ。



普段は入れない所に入るって、それだけで楽しいのだ。

それから約2時間後に父島の二見港に入港!
港に来ていたダイビングショップ【KAIZIN】のスタッフと
23日のダイビングについて話してから、
宿泊予定のサンシャイン小笠原のスタッフに荷物を預け、
徒歩でお宿に向かった。
サンシャイン小笠原横の羽衣で、500円(安い!)の鯵フライ定食を食べ、
トレッキングガイドの【ボニン・ブルー・シマ】のしまちゃんと合流。
お願いしていたツアーはアカガシラカラスバト・サンクチュアリーへの
トレッキングだったけど、他の参加者が戦跡も見たいとのことだった。
果たして遅刻して来たのはキャピキャピのギャル2名。
ちょっと苦手なタイプと思ったその印象は、最後まで変わらなかった。
戦跡でピースサインで写真を撮るとか、う~ん…て感じ。

トレッキングに出かけ始めた頃は、最高の青空。
だんだん雲行きが怪しくなり始め…
アカガシラカラスバト・サンクチュアリーに着く頃は本格的な土砂降り。
これが南国のスコールの典型なのね。

前回もここには来たけれど、今回は固有種の花を見ることができた。
ムニンヒメツバキとムニンノボタンだ。
両方とも白くて可憐な可愛い花。
ムニンヒメツバキからは熟しすぎたバナナのような香りが…



小笠原は来年早々に世界自然遺産に申請するため、
固有種を守る運動を行っている。
固有種絶滅の問題は、ハワイでも深刻な問題となっている。
人間が持ち込んで不要になったものがそのまま繁殖し、
小笠原やハワイなどの競争力の弱い固有種を減らし続けているのだ。
先を読まなかった人間たち。
今の環境問題も、先を読まずに今だけを重視した結果である。
ハワイや小笠原などの絶海の孤島は、独特の生態系がバランスを取ってきた。
それを元に戻せるか。
これからが勝負である。

夕方小止みになった雨の中お宿へ。
運悪くエアコンのない部屋になってしまったけれど、
夜は東京よりすごしやすく、扇風機で十分だった。

さてさて、明日は日食を見られるのか…

続く…

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