出藍の誉れ

2007年08月31日 | アトム電器
                       (業界誌の記事)

技術営業9月号の特集を読んでビックリしました。
セブンプラザとアトム電器の「経営の鉄則」について取り上げています。
『商売の土俵は店舗にあり、経営指標の徹底管理と本部の徹底指導』を
掲げるセブンの躍進には目を剥く驚きです。
薩摩弁で「ひったまがった」と言えます。
それに対して、
『店舗や決算書よりも、異質競争だからこそ戦略が最重要、身の丈の自主裁量」を説き、
大型量販店の強み(価格)と地域密着の強みを、
あわせ持つ地域店を掛け合わせた販売店を目指す、アトムにも
誰もが驚嘆するでしょう。
量販店何するものぞ、を地でいく「浪速のど根性精神」です。
私は、
どれをとっても多汁で甘くおいしい、
ナンバーワンの果物「鹿児島のポンカン」がセブンのお店。
ベースを選び具も選んで、組み合わせでいろいろな味が作れる、
「大阪のコッテリお好み焼き」がアトムのお店のように思えます。
ところで
荀子・勧学篇に有名な、
「青は藍より出でて藍より青し、染めて然らしむるなり。氷は水より生じて水より冷たし、寒さが然らしむるなり」という言葉があります。
弟子の成長を称える言葉、『出藍の誉れ』です。
セブン、アトムどちらのお店が『出藍の誉れ』と称されるか、
これは大変将来が楽しみなことです。
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