(スーパーで家内の買い物待つ間、「笑点」を見て時間を過ごします)
『入所の申し込みをいたします。どうか宜しくお願いします』、
「ハイ、申し込みは確かに受け付けました。但し、順番待ちのお方が200人程はあります」、
「緊急度、事情の程度を勘案してA、B、Cグループに振り分け、Aグループの中からさらに少人数のリストを作ります」、
「この施設からの退所は、ほぼお亡くなりになった時です。空きになった順番で、少人数のリストの方から公平な審査をして入所していただきます」、
「そうですね、何年にもなるかも?、それともご期待にそえられないかも?、少人数のリストに入っていただけないかも?」と、
書類をそろえて、何ヶ所も何ヶ所も訪ねて申し込みした時の、受け答えはどこも全く同じでした。
「今は確かに入所のご希望が大変多く、定員をはるかに越した入所希望なのです」、
「でも、施設をどんどん新設したり増設したりはできません。介護に係わるスタッフの確保はもちろん大変なのです。将来的には入所希望者の減少の時代がやってきますから」と同じことを聞きました。
世間では聞きますね、何年も何年も待たなきゃならん、とうとう入れないうちに歳を取るなんて聞きますね。
事情があって、あるお方の特養への入所をすすめます。
豊岡病院から出石の病院へ、そして老健施設への入所をお願いし、現在は特養への入所をすすめます。
り~~ン、「このたび当施設にご入所承ることにいたしました。細かいご相談をいたしますのでご來所ください」と電話があったのは4日前、何ヶ所もお願いしていましたそのうちの一つからです。
ありがたいことです。
何年も待つ覚悟でいましたところに、一年もしないうちに入所を決めていただいたことになりました。
「ちょっと顔のきく人に頼めば~・・・・・・」なんて、へんちくりんなことを云う人もありました。
「世の中はな、ちょっとコネでなんでも採用したり、入れたりするんだわ」なんて、ムチャクチャ馬鹿げたことを云う人もいました。
その度に、『今時の社会はそんな非常識通りません。私は絶対にそういうことは嫌なんです』と受け答えしていました。何事も正攻法、真っ直ぐなことしかいたしませんね。
ありがたいことです。
施設からの相談を受けまして、その日の準備に勤しみますね。
今日は日曜日、現在お世話になっています老健施設を訪ねて本人を見舞い、そのあとは、スーパーに準備の買い出しいたします。
5時半からの番組「笑点」が始まってしまいました。
買い物をする家内をスーパーに送って、車の中でワンセグテレビを鑑賞します。
いつもの “チャンチャカチャカチャカ、チャンチャン” のメロディーではじまる「笑点」は、私の大好きな番組なのです。
大喜利のメンバーの楽しい受け応えを聞いていますと、心の底から愉快になります。日曜日の夕刻の楽しい楽しいひと時なのです。
「笑点」はテレビ番組史上でも1、2を争う長寿番組と聞いています。確か2年ほど前が45周年だったそうですから、今年で47年ですか、私が二十歳の頃からやっているということですね。
長寿はなんでもめでたいことですな~、施設に入っておられます長寿のじいちゃんばあちゃんを眺めていまして、「笑点」のようにニコニコしながら思います。
《ありがたい 長寿のお世話 ありがたい》