

(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成28年 第11回但馬検定(3級)問題より
【33】花びらが10枚、1つの花にめしべが1~6本もあることで珍しいと言わ
れている、学名「プルヌス・タジマエンシス・マキノ」と呼ばれる桜があること
で有名な新温泉町にある寺は、どれでしょうか。
(a)浅間寺 (b)正福寺 (c)正楽寺 (d)大林寺
このお寺は、湯村温泉の中心である新温泉町湯にあり、21年ごとに開帳される
秘仏「不動明王立像」が有名です。
もう一つ有名なものが、植物学者・牧野博士が命名された「プルヌス・タジマエン
シス・マキノ」という名前の珍しい桜がある寺なのです。
花びら10枚、一つの花にめしべが1~6本もあるという「正福寺桜(しょうふく
じざくら)」と親しまれている桜です。答えは、(b)の正福寺です。
今年の但馬の桜、開花は例年に比べて1週間以上早まって、今週の日曜日4月1日
が満開でした。
今日の強い雨風ですっかり散ってしまいました。今度の日曜日には、国府さくら堤で
も中郷・太師山公園でもさくら祭りが予定されて言いますが、残念なことに葉桜を眺
めることになりましね。
ちなみに、養父市八鹿町浅間(あさま)にある(a)の浅間寺(せんげんじ)は、
「木造薬師如来坐像」が有名なお寺です。
新温泉町前(まえ)にある(c)の正楽寺(しょうらくじ)は、左右に応永三十五年と
記されている「鰐口(わにぐち)」が有名です。
朝来市山東町迫間(はさま)にある(d)の大林寺(だいりんじ)も、嘉慶二年の銘が
ある但馬最古の「鰐口」が有名です。
『ばたばた』
昔走っていた「オート三輪」を「バタコ」って言ってたね。エンジンの排気ガス
が「バタバタ」って音をたてて走る可愛い「子(コ)」って言うことで、「バタコ」
って言ったのかな。
「あ、バタコが走っとる」と指さして言ったものだね。
「ばたばた」って分かるかね。「唐箕(とうみ)」って分かるかな。
昔は、お百姓さんのお家には「とうみ」という、かさ高い道具があったんよ。じいち
ゃんの子供の頃、うちんちにもあったよ。
「とうみ」は「とうみい」とも言ってね、漢字で書くと「唐箕(とうみ)」なの。
稲や、麦や、豆などを収穫したあと、ゴミやカスのモミ粒の選別に使う農機具なんだ
わ。
木の板で作った大きな空洞を、これも板で作った大きな羽根をハンドルで回して
風を送る仕組みなの。
「ばたばた、ばたばた」と、羽根が回る音が聞こえて選別口からきれいなモミ粒や豆
が出てくるの。風の力でゴミを飛ばす仕組みなんよ。
昔の中国から伝わったものだろうね、唐箕(とうみ)の名前から分かるね。
じいちゃんたち子供は「とうみ」なんて言わずに「ばたばた」って言ってたんよ。
つい最近まで古い家に残っていたけれど、とうとう片づけて処分したね。
古い道具がなくなっていくと、思い出だけの話になるので少し寂しくなったね。
「ばたばた、ばたばた」っていう音がなつかしく思い出されるね。