三笑会

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「連携を模索する」とは?

2019-04-25 18:20:07 | 日記
「連携を模索する」とは?

 本年4月15日付けで、私たち北朝鮮人権人道ネットワークが発表した「「自由朝鮮」との連携に関する声明」において、末尾に「具体的には、「自由朝鮮」などとも連携を模索し」としているが、その「模索」の意味について私たちなりの見解を述べたいと思う。
 当NWと自由朝鮮とは、北朝鮮内において人民の誰もが基本的人権を保障される国づくりを目指している点で一致している。それでは、北朝鮮の代表は人民各位の自由な意思による選挙の結果によって決まるものか、独裁政治から民主政治へと体制転換できるのかという懸念が今のところ払拭できていない。だから「模索」の段階であるし、独裁者の名前を変えるためだけに展開する運動には協力できない。
 現在、我が国の北朝鮮に対する方針は、「日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決する」というもので、換言すれば、日本人の安全と人権を守ることが北朝鮮政策の根本と理解するものである。この点、自由朝鮮は日本の懸案事項である拉致、核、ミサイルを包括的に解決して我が国の安全保障に寄与する用意があるのかと「模索」している。
 さらに、平成14年9月の日朝平壌宣言を北朝鮮は破り、その後、核開発と弾道ミサイル開発を継続し、拉致問題の解決にも何ら協力していない。約束を守らない国や指導者を信用することはできないし、反日を国是とするようであれば我々の血税を投入してまで国づくりに協力することはできない。自由朝鮮の対日姿勢を「模索」している。

平成31年4月25日

「北朝鮮人権人道ネットワーク」

陶久敏郎・川添友幸・松尾和幸

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