「阿波遍路恋唄の展開」
今から1年前、藍住町に“天照って阿南生まれじょ”の公演に出かけた折、控室にいた中村園太夫座のメンバーにお遍路さんをテーマにした浄瑠璃の構想を私が話したところ、一同大賛成となり、新作浄瑠璃で四国霊場を回って公演しようとか、弘法大師のいる高野山でも公演したいとの夢が広がった。
最初は、“お遍路さんは同行二人”という仮のタイトルであったが、鶴澤友輔師匠による本格浄瑠璃への道を歩む過程で“阿波遍路恋唄”に落ち着いた。私が元々お遍路さんをテーマとした浄瑠璃芝居を創作してみたいという願望があったのだが、中村園太夫座の座員が減り、座単独では人形が一度に3体まで出る演目しか上演できないという課題にも直面していた。
そこで、今回の新作浄瑠璃では常時3体までの人形しか登場しない。お松と共に登場する竹一が麓の村まで駆け降りると、その後に弘法大師が登場するという展開になっている。竹一の人形を担当する3人が、しばらくして弘法大師の人形を持って現れるのだ。
今から1年前、藍住町に“天照って阿南生まれじょ”の公演に出かけた折、控室にいた中村園太夫座のメンバーにお遍路さんをテーマにした浄瑠璃の構想を私が話したところ、一同大賛成となり、新作浄瑠璃で四国霊場を回って公演しようとか、弘法大師のいる高野山でも公演したいとの夢が広がった。
最初は、“お遍路さんは同行二人”という仮のタイトルであったが、鶴澤友輔師匠による本格浄瑠璃への道を歩む過程で“阿波遍路恋唄”に落ち着いた。私が元々お遍路さんをテーマとした浄瑠璃芝居を創作してみたいという願望があったのだが、中村園太夫座の座員が減り、座単独では人形が一度に3体まで出る演目しか上演できないという課題にも直面していた。
そこで、今回の新作浄瑠璃では常時3体までの人形しか登場しない。お松と共に登場する竹一が麓の村まで駆け降りると、その後に弘法大師が登場するという展開になっている。竹一の人形を担当する3人が、しばらくして弘法大師の人形を持って現れるのだ。
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