弊社では、ラーメンに使用する「かんすい」を販売しておりますが、販売先の麺屋さんで機械修理屋さんと出くわした。
機械屋「お宅は、うちと同じ機械屋さん?」
弊社担当K「主に食品添加物を販売してます。その中でも、『かんすい』は自社で製造していて、麺屋さんに良くお使いいただいてます。」
機械屋「かんすい、って何?」
弊社担当K「かんすいはラーメンに入れるものです。小麦粉にかんすいを入れると、少し色が黄色くなって、コシが出るんです。」
機械屋「。。。」
弊社担当K「うどんの原料に、かんすいを入れるとラーメンになります。麺の細さとか、粉の種類とか色々ありますけど、簡単に言えば、うどん + かんすい = ラーメン になるんです。」
機械屋「ラーメンは、専用の粉をこねて出来るんじゃないの!?」
弊社担当K「かんすいでラーメンに風味・コシを作るんです。pHはアルカリです。」
機械屋「そういえば、昔、麺屋さんで、かんすいを触ったことあるよ。手がぬるぬるするね。」
弊社担当K「かんすいそのものは手で触れない方が良いです。捏ね水に薄めたもので麺を打ちます。もし、かんすいに触れたら、大量の水で洗い流してください。お湯の方が落ちやすいです。かんすいはアルカリなので、逆性(酸性の)石鹸でも良いと思います。」
機械屋「そういえば、ぬるぬるしてて、なかなか落ちなかったんだ。お湯で落ちるのね。。。ここの機械はステンレスを使っているけど、影響はないの?」
弊社担当K「ステンレスなら大丈夫です。アルミは化学反応して溶けますので使えないです。。。」
弊社のかんすい工場でも、設備を洗う際にはお湯を使用している。製造機械は問題ないけれど、かんすいのアルカリで壁材が変質してきたので、また張替えないといけない。。。
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