演劇などの舞台では大掛かりなものになると、プールに水を張って、役者さんが演出をされます。
水を張ったプールの周りに建物を作って配置し、物語の情景を作ります。建物の色は通常のペンキなどで色付けしますが、水を着色するには、食品用の天然色素がお勧めです。
演出によっては、俳優さんが水の中に入って演技をされます。衣装が水に濡れますので、合成色素などを使用した場合は布にも色が着色され、洗っても落ちない心配があります。天然色素は布への着色がほとんど無いものが多く、使用した色水を廃棄する場合も、特別な処理が必要ありません。
水に着色する場合、添加量０．１％でしたら水１トンに対して天然色素１ｋｇ程度だと思います。しかし、水深が深い場合は着色料少量の添加でも綺麗に色付いて見えますので、水の量が多くなっても天然色素の使用量が増えることは、あまり無いと思います。
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