生の果物がのったフルーツタルト・ケーキには、一部ゼラチンでコーティングされているものがあります。
これは、形が崩れにくくしたり、見た目を良くする目的もあると思いますが、その他、若干、日持ちをさせる効果もあるようです。
おそらく空中落下菌などの影響を避けるからだと思いますが、和菓子の水まんじゅうや、和食の餡かけにもある程度の効果はあるようです。コーティング材料は、和菓子の場合はデンプン、餡かけには片栗粉・くず粉が一般的ですが、寒天を用いると熱の変化にも強いので製品が安定化します。寒天単品の場合は食感が固いですが、寒天・ガム類を混合した製品を用いると、お好みの硬さで作ることも出来ます。
ただ、洋菓子の場合は加熱をしませんので、冷めて固まるゼラチンの方が向いているかもしれません。そして洋菓子の賞味期限は短く設定していますので、最近のコーティング目的はデザインを良くするのが主なのだと思います。
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