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産興商会のブログ

日常での出来事、その他

ソテー・ド・オニオンを使ったハンバーグ

2016年02月29日 | 日記

 ハンバーグを調理するのに、一番手間が掛かるのが、玉ネギを刻むことだと思います。

 冷凍ソテー・ド・オニオンは生タマネギを炒めて冷凍パックしたものですが、炒め具合により70・50・30などの番号が振付けられています。煮込み料理には30番が良く使用されますが、玉ネギの食感を生かす料理には、炒め時間の少ない70番が向いていると思います。

 ソテー・ド・オニオンには、スライスタイプとダイスタイプの2種類があります。ハンバーグなどには、玉ネギを四角くカットしたダイスタイプがお勧めです。解凍したオニオンを挽き肉・卵・パン粉などと混ぜ合わせるだけですので、調理時間の短縮になります。

 そしてピューレ状のソテー・ド・オニオンを使用すれば、ハンバーグ・ステーキ用の美味しいシャリアピンソースが出来ます。

 

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白いタイ焼き

2016年02月26日 | 日記

 ひと昔前、カラフルな色のタイ焼きが流行しました。

 タイ焼きは通常、小麦粉の生地で餡を包んで焼き上げたものですが、中身の餡・クリームの種類によって、(識別のため?)皮の原料を変えて着色されていました。

 当時、流行っていたのは皮の色が白いタイ焼きでした。タピオカでんぷんが主原料ですが、タピオカは、わらび餅の原料にもなっていて、少しもっちりとした食感だったと思います。原料を小麦粉で作るよりもベースの色が白っぽいため、色合いがくっきりと仕上がっていました。

 黄色・緑色はクチナシ色素、ピンク色はベニコウジ色素で色付けされていたように思います。茶色はカラメル色素ですが、これはタピオカドリンクに入っている粒状タピオカに良く使用されています。色を付けるベースとなる原料が白いほど、着色による色合いが鮮明になると思います。そしてベースの色合い・色素の色合いが干渉しない場合は、色素の添加量が少なく済みますので、色素の節約になるかもしれません。

 

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蒸し焼きソバの変色

2016年02月25日 | 日記

 焼きそばは、茹でた麺と蒸した麺では、出来上がりが異なります。

 最近では、ラーメンと同じように茹でた麺で焼きそばを作ることも多いかと思いますが、蒸し麺は弾力に富み、焼きそばに入れる肉・キャベツなどの具と食感が合います。

 蒸した焼きそばは通常、色が茶色くなります。これは、かんすいに含まれている成分のためですが、茶色い焼きそばには見た目を美味しくする効果もあると思います。

 最近では、焼きそば麺にカラメル色素を入れるところもあります。これは見た目を美味しくさせるために添加されていますが、その場合、麺の弾力はカラメル色素とは関係なく、小麦粉とかんすいで出しています。

 

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大豆レシチンと工業製品

2016年02月24日 | 日記

 大豆レシチンは、工業用途でも良く利用されています。

 顔料を分散させるために塗料・プラスチックに混合させたり、スプレー缶の液体を乳化させて分離を防いだりすることが出来ます。

 石油製品にも、大豆レシチンの使用用途がございます。潤滑油・グリース・切削油などに大豆レシチンを添加すると、製品寿命の延長、エンジンへの析出物付着防止効果が見られます。これは、おそらく水分の混入があるためで、混入した水分による劣化を防ぐのだと思います。重油に用いた場合、大豆レシチンは助燃剤にもなります。

 身近な製品では、織物製品・磁気テープに使用されます。柔軟性と光沢を与え、繊維の染色時には染料の浸透を促進させる効果もあります。

 

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沖縄そばとかんすい

2016年02月23日 | 日記

 沖縄そば(ソーキそば)は、沖縄地方で作られている麺で、製法は本州のものとは一部、異なります。

 一般的なラーメンを作るときに用いられる捏ね水のかんすいボーメ(濃度)は6度前後ですが、沖縄そばの場合のボーメはその半分程度になります。麺に練り込まれるかんすい成分が少ないため、あまり日持ちが出来ないように思ってしまいますが、アルカリ性の湯で茹でて油処理するため、日持ちはそこそこ大丈夫のようです。

 一般のラーメンは、茹でると麺中のかんすい成分が湯に溶出しますが、沖縄そばの場合はアルカリ性の水が麺に染み込みます。湯をアルカリ性にするには、かんすいを入れます。本州でも、地方によっては少し酸性ぎみの水質の場所がありますので、かんすいを少し湯に入れたりする場合があります。

 蒸し焼きそばの麺も、捏ね水のかんすいボーメは沖縄そばと近いです。札幌ラーメンの場合はボーメ7度と比較的高めです。地方によって、かんすいの配合・使用濃度が微妙に違います。

 

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