3行日記

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もうすぐ11歳

2010-07-07 12:03:59 | 猫ばか
ドリアンくんは今月11歳になる。
私は悪いクセがあっていつも年齢を考える時今の年齢じゃなくて「今年11歳」とか思う。
自分のことも、年の初めに「今年11歳」と唱えたままほぼ1年過ごすので(…何か?)
12月に誕生日が来た時にはなんだか12歳になった気がする(だから、何か文句ある?)

…いやそんなことはどうでもよくて。猫でもそれをやってしまって
今年11歳と思ってるうちに今11歳にすり替わって、動物病院で「今月12歳になります」と言ってしまって
「?こちらの記録が間違ってるんですね。こちらでは99年生になってますが」
「99年ですよ」
「?」
と混乱を撒いて来ちまいましたとさ。

 半年ぶりの病院です。
 2月から腎ケアの処方食を食べてます。なんだか水をよく飲むので多飲多尿は腎疾患の初期症状というのを昔ネットで見たことがあって、年齢的にもそうかもしれないと思って病院に連れていった。
 通常血液検査で尿素窒素だとかクレアチニンの数値が悪いと「腎不全だ!」と言われますが、実は血液に異常が現れる頃はもう、既に腎臓全体の機能のうち80%が機能不全になってからだと言う事です。多飲多尿は甲状腺などの病気のシグナルでもあるけど、一方で80%よりもっと軽い時の数少ないシグナルです。それでも60%くらいはダメになってるかもという記述も読んだことがありますが、よくわかりません。いずれにしろあんまり嬉しい現象ではない。
 2月に行った時は血液検査は正常で、採尿して顕微鏡で見てもらったり、尿の成分を解析してもらいました。
その時点で、尿の濃縮率などは正常(悪くなると老廃物を排出する機能が追いつかなくなって、水のようなおしっこになる)、PHもよし、ただ、顕微鏡に「顆粒円柱」という物体がたくさん浮かんでいました。これは尿細管という細い管でなんかの細胞が固まったものが尿の中に混じっているもので、やはり腎機能の低下を現すそうです。なんの細胞なのか、どういう仕組みで低下すると固まるのか?それはわからんけど、人間にも出るものらしい。
 そして結果的に、血液検査に出る前の腎不全ということで腎ケア処方食を食べることになりました。ヒルズのk/dというのが一番食いつきがよかったのでこれを全体の給餌量の6割くらい混ぜて半年食べさせていました。
 今日行ってまた尿と血液検査してもらった結果、血液は異常なし、顆粒円柱も全然見当たらなかった。処方食が効いているんだろうということで引き続き同じものを食べさせることに。
 でもこれ、カロリー高くて、体重増えちゃったんだよねえ~(涙) あとPHが7.5と前回の6.5よりアルカリ寄りに。アルカリに寄ると結石が出来やすくなるそうです。食事が変わったからなのかなあ。カロリー増えたからコレステロールも基準より少し高めだった。バランスが難しい。まあ何食べたって永久に生き続けることはできないんだし、なるようになるわな。

 猫は体調が悪くなると被毛がべっとりしたりするらしい。ドリアンくんはそういう意味ですごく健康そうな被毛をしている。ツヤツヤでもっふもふ♪です。少し兆候がある現段階で何割かの腎臓がダメになっているとしても、腎臓は残った部分が働いておしっこを作ってくれる。今の所、その残った健康な部分で完全な毒素排出ができていると見る。ただそれは健康な部分にも負担がかかることなので、処方食は残った部分への負担を軽くするために与えている。ダメになった組織はもう元には戻らないので。それは対処が早いほどよかったと思うので、あの段階が早かったかどうかはわからないが、もっと遅くならないでよかったとだけは思う。私はよく、いろんな人にマニアとか医療オタクとか言われる。実際そういう情報集めが好きで、よくネットで調べている。でもおかげで、たくさんの情報をくれようとするお医者さんの早口の説明も大体理解できる。
 本当に見るからに具合悪そうになってから病院行って腎不全って言われてたら、もっと治療も猫にとって苦痛で、通院回数も多くなってしまう。 ゴハン変えるだけなら何の苦痛もない。私の医療オタクも捨てたもんじゃないじゃん(笑)

 それにしても帰り、猫5.7kg+ドライフード2kg×3個+猫缶5個をちょっと離れた駐車場までとはいえ下げて帰るのは有り得んくらい重かった。ドリアン…あんたってばでか過ぎ。

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